2025年03月18日

【薙刀式】あー、抜重ね

引き続きペンの話。

https://x.com/catfist/status/1901602084333801704

軽身功まで知ってるのなら話が早い。
そうです、「抜く」という感じ。


その感覚を得るには、

1. まずペンを紙につける。
 この状態でインクがジワーと滲まない、
 ゲルインクを使うべし。

2. そこからペンごと抜重して、
 ペンを右に抜くつもりで右に線を引く。
 つまりペンは「押し付けられて書く」のではなく、
 「力が抜けていく状態の軌跡で線が引かれる」だけになる。
 引き切りといったのはそういうこと。

3. 慣れたら空中からでもできる。
 一瞬1を作って抜いて2に移行すればヨシ。

をやってみれば良いのでは。

重さのある状態から、
重さと同じ力でジャンプして荷重0の無重力を一瞬つくり、
その状態で滑ればそれが線になる、
的な考え方かな。
(最初はジャンプのイメージが分かりやすいけど、
慣れて来たらジャンプせずに、力を抜いてただ落ちるのだが、
落ちすぎずに0荷重くらいに落ちを調整する程度の抜き方にする)


だから滑りやすいゲルインクがわかりやすいと思う。
ヌルヌルしてたほうがやりやすい。

逆に普通のボールペンって、
押し付けないと書けないので、
これを使う限りは僕も親指に力が入ると思う。
基本クソなので持ってない。


これは全く筆の使い方と同じでは?
始画でグッと力を入れて、あとは力を抜いてスーッと横に引く感覚。

大筆は肘や手刀はつけないが、
小筆はつけてもいいでしょ。
僕は小筆の方が得意なので。
(たぶんこれは才能。習字習ってないのに大阪府3位に入ったことがあるので)

漫画を描いてたので、
カブラペンも同じ使い方をしてた。
ガリガリと押す力で描く人もいるけど、
僕は抜く力で線を引いてた。
丸ペンも得意です。
逆にタッチの出やすいGペンは、
押す力が必要なので得意じゃなかった。
(大学で映画やり始めたので、以降漫画は本気でやってない)

ガリガリは押す力。シャーは抜く力。
たまに漫画描く映画の中で効果音がちゃんとついてないと、
イライラします。


うん、全部同じだな。抜重で動いてるわ。

抜いた重さはどこに掛かるのかというと、
その分手刀の手首側が受け止めてると思われる。
なので僕のペンダコは手首に出来るのです。

(中指の内側に出来たこともあるけど、
抜重が出来てからはあまり出来なくなった)



で、このやり方で打てるのは、
多分パンタグラフの平らなキーを、
手首をつけたまま撫で打ちするしかないと思うんだよなー。

だからピアノ前提の、
凹んでるキーキャップ+突き刺し打ちに対応できず、
オールコンベックスにたどり着いたのではないかと思われる。

結局「全部俺流にやらせろ!」で、
首尾一貫した感覚みたいだな。笑
自分の流派を変えるのではなく、環境を変え続けてるらしい…
posted by おおおかとしひこ at 08:32| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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