2025年03月24日

【薙刀式】「ペーペー」はひらがなが正式だった

以前に「ペーペーの新人」と打とうとして、
「ぺーぺー」はひらがななのか、カタカナなのか?で悩んだことがあった。

そもそも「ぺ」「ー」ともに、
ひらがなフォントもカタカナフォントも酷似しているからだ。


ぺーぺー ひらがな
ペーペー カタカナ

環境やフォントによって変わるだろうが、
今僕のここではまったく違いが分からない。

僕はカタカナだとずっと思っていたので、
以前書いたときはわざわざ選択してカタカナ変換しておいた。

だが、「そもそもこれはひらがな表記で、
僕が勝手にカタカナに見間違えていた可能性がある」
ことに気づき、語源から調べてみた。


平安ことばの「へへやかなり」が語源だそうです。


ということは、「ぺえぺえ」「ぺいぺい」とひらがな表記が正しく、
つまり「ぺーぺー」はひらがなであるべき、
という結論になる。

へー。←これはひらがなで書いてます


ちなみに、長音記号の「ー」は、ひらがなではないそうだ。
ということはカタカナに属してよいということになる。
定義的にいうと、
外来語由来のカタカナの長音は「ー」で、
ひらがなの長音は母音で表記するそう。(例 かあさん)

ということは、
「ぺーぺー」表記は間違いで、
「ぺいぺい」「ぺえぺえ」が正しく、
仮に「ぺーぺー」とするなら「ぺ」がひらがな、
「ー」がカタカナという、ひらがなカタカナ混在語になり、
日本語としては正しくないものになってしまうという、
おそるべき結論が導かれた。
まあ、口語としては「あー」とか全然あるから、
その一部として扱えるだろう。

だけど、口語や擬態語としての「ぺー」
(たとえば平を発音したもの)ではなくて、
「へへやかなり」由来という由緒があるというのはおもしろかった。


まあ、雑学がわりに使ってくれ。
posted by おおおかとしひこ at 16:05| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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