2025年04月11日

【薙刀式】日英両用配列は、それぞれの運指を練習すること

日英両用配列に変えたときに、
日本語が打てるようになったからといって、
即英語が打てるようになるわけではない。

なぜなら日本語と英語は異なるつづり方だから、
運指構造も異なるからだ。


僕は日本語専用配列と、英語専用配列の二種類をやるべきだと思っている。

そもそも異なる言語で共通の配列が使えると思うのは、
関西弁と関東弁で同じ配列を共用できると思っている程度には、
言語感覚が鈍いのではないだろうか。

まあ、人それぞれの事情があるから、
日英両用を使いたいなら使えばいいのだが、
以下のような誤解は少し脳が足りないと思う。

Twitterから。
> 大西配列n日目 日本語入力については(速度はともかく)ずいぶん慣れて、問題にならなくなってきた もとよりローマ字入力の効率化を追求したものであるせいか、コーディングは全然手が動かないまま


大西配列の成り立ちをちゃんと見てくれたまえ。
日本語ローマ字をメインにしながら、
英語部分の設計ポイントについても明記されている。
聖書を確認しないにわか教徒かよ。
半可通の状態でデマを拡散しないでくれよな。

コーディングに使いたければ、
コーディング用の単語を練習しないと、
出来るようになるはずがない。

日本語ローマ字で培った筋肉や神経は、
英語ではほとんど役に立たない。
英語と日本語が世界の言語で一番(クラスで)距離が遠い言語だ、
ってことくらい基礎教養だと思うのだが……

(この辺は大西さんも微妙にあいまいにぼかした語でアピールしている。
「英語を打ちにくくない」という程度に)

あとはコーディング用の練習をすればよいだけだと思う。


配列を暗記だと思ってる人は、こうなると思う。
運動であり、暗記じゃないのに。
まさかこれまでの勉強が暗記だけでなんとかなってきたタイプだろうか。
応用問題が出来ないタイプかもしれない。


日英両用配列は、
こうしたリスクを伴うことを理解したうえで、
使うべきだ。
結局二言語を練習することになることを覚悟はしておくことだ。
(じゃあ同一配列で両言語の効率がよいのか?
という疑問が出てくる。
僕は両言語を十分に満たす解はないと考えているが、
真剣に考えたことはないので大岡予想レベルだ)


大西配列の英語における弱点はいくつか見たが、
まあそんなもんqwerty英語にもあるだろ、くらいの言いがかりであった。
そんなに英語を使いたければ、
Colemakとか使えばいいじゃんと僕は考えてしまう。

(ちなみに僕は英語に興味がないので、
qwerty英語を使っているままだ。ショートカットが動かないのが便利)

posted by おおおかとしひこ at 16:08| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック