2025年04月14日

【薙刀式】シュレディンガーのかんじメソッド敗北

そういえばラクダエンさんがコメントで数字言うてたわ。
自分で思いついたつもりだったが…

で、ちょっとやってみたが捗らない。
「新しい言葉をマスターする」みたいな感覚になり、
「感じ」「漢字」という概念から外れてしまう。


明示的に指定する点ではとてもよいが、
数字をあとにつけるからか、
後付けっぽくなってしまう。
書く前から概念は確定しているから、
漢字変換が先行して指定しているだけで、
漢字変換の感覚とたいして変わらない。

それでいて打鍵数が1増えるし、
(ローマ字ならいざ知らず、カナ配列だと明確に1増えるのはうざい)
何か別の処理が埋め込まれたみたいで、
思考が一直線にならない。


漢直の感覚とはまた違う別の何かだと思われる。

同音意義がありそうか、なさそうか、
なんてのを気にしながら書かなきゃいけないので、
思考にブレーキがかかる。
通常のかな漢字変換でもそれは意識にあるのだが、
それがより明確化されてしまう感じ。

なので思考が圧迫されてしまう。

本末転倒につきこのやり方はやめる。

いつ何が来るかわからないのが言葉なので、
備えはなるべく少ないほうが、
体がパッと動ける。
自然体を規制する枷みたいになる方式はよくないんだな。



似た感覚に、固有名詞モードがある。
作中の固有名詞をすべて登録しておき、
RE+またはUI+最初のカナの決まり字で出す方式。
(決まり字が被ってるのは適当に隣にずらす)
これは、
「作中の固有名詞は有限個」という、
閉集合だから意識がとられなかった。

同音意義は無限にあり、
そのうちどれがこの集合に当たってるか、
という境界線が曖昧なので、
これは開集合になってしまう。

だから構えてしまうのだろう。


「同音意義をなんらかの中間処理をする」ことが、
そもそも良くないのかもしれない。

漢直を設計する上で、
まずそこから考えようかと思ってたのだが、
違うかもだ。
posted by おおおかとしひこ at 23:05| Comment(2) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
濁音や拗音と被らないなら同時押しでも打ち分けられそうです。

「f」を押しながら「,」で「感」
「f,」を押しながら「j」で「漢字」
Posted by h3at2o at 2025年04月29日 23:26
>h3at2oさん

そうするとそこロールオーバーできなくなるから、
ほかの「かん」「がん」が死ぬんすよねー。
同音意義だけをやりたいわけでないから、
バランスが難しいところです。

扱うのが簡単にできないか、
つまりちょっとずつ漢直を、
カナ配列に影響ないように混ぜていけないか、
なんてことを考えています。
Posted by おおおかとしひこ at 2025年04月30日 04:52
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