2025年04月19日

【薙刀式】薙刀式は競技で結果を残せないだろう(予測)

なんでかというと簡単で、
競技レベルが秒18打とか狂ってるから。


qwertyローマ字で秒18として、
打鍵効率1.7だから、
秒10カナ打てることになる。

これは狂った速度だ。

人間の思考速度を遥かに超えていると思う。


人間の思考速度はどれくらいだろう?
できれば秒○文字で測定したいが、
なかなかに難しい。
経験的に、速い時で秒5カナ前後じゃないかと考える。

俳句を3秒で思いつかない感じ。
4秒あればなんとかなるかもな、あたり。

思いつきは2秒くらいで行く。
あとは書いてる時間で考えられる。
だから4秒かなという感じ。

薙刀式の最大速度、秒5.5カナは、
大体その限界速度あたりでずっと止まっている。
僕がそれ以上速くなることもないかなー、
とサボってることもあるけど。


これくらいの、思考と執筆の世界にくらべて、
競技はその倍を叩き出す。
だから狂った速度だと僕は思う。

いや、だとしたら、
僕よりも倍速く小説やブログを書けるはずだが、
競技者はそれをしない。
競技は競技であり、現実ではないからだ。
ストリートファイター6の優勝者が、
UFCに出ないことと同じだ。
競技者とは、
ある競技の中で限定した戦いしかしていない。

おそらく、
競技者が秒7カナくらいだったころは、
タイパーすげえ、こりゃ書くのも速くなって役にたつー、
ってなってたのではないだろうか?

それがいつのまにか秒10カナになってしまって、
現実を遥かに超える速度になり、
それって現実に意味あるの?
にかけ離れたのではないかと考える。
棒高跳びがかつては城壁を越える兵士の競技であったものが、
今何のためにやってるのか意味が消失したことに似ている。


薙刀式に話を戻すと、
そもそも設計が実用なので、
秒5カナで十分でしょ、と考えている。
思考速度に沿う道具として考えれば、
ちょうどいいだろう。
その倍はそもそも設計の想定ではない。

おそらく、
qwertyローマ字もJISカナも、
そもそも秒10カナも想定してない道具だったのが、
たまたまそのように開発されてしまったのではないか。
つまり、
開発者達が異常変態だったのだ。(褒め言葉です)

変態達は変態達の井戸で戦っている。
それでよいと思う。

その井戸に薙刀式が挑んでも、
全然負けるだろう。


目的が違うから、というのは簡単だ。
競技の目的って何か、僕は全然わかってない。
速くなるってなんですか?って感じ。
秒5〜6カナ、7カナくらいまではわかる。
その先の速くなるって何目的なのだろう。

「手段と目的を履き違えた人たち」と、
隅野さんは自虐的に紹介した。
競技者は競技の意味や意義は考えず、
競技に集中するのみだろう。

スト6で強くなってどうするの?
と問うのと同じで、
秒20打を目指してどうするの?
と聞いても意味はない。
野球が上手くなってどんな意味があるの?
と問うても意味がないのと同じだ。



僕は、秒5カナが実用目標でいいんじゃないかと考えている。
現実には秒3カナで十分だろう。
親指シフトの「指が喋る速度」は、秒3〜4カナだそうだ。
まあ大体この辺が「実用」想定だと思われる。

だから秒10カナは狂ってる。
高速道路100キロのところを、
200キロでレースする人たちなわけだ。

100キロ想定の薙刀式は、
そんなレースでは負けるよな。

世界が違うといえばそれまでだ。
街の喧嘩自慢はスト6じゃ勝てないよ。
そんなもんだ。
posted by おおおかとしひこ at 17:56| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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