【自キ】ボールベアリングによるショートストローク化

おもしろいじゃん。
これは打鍵感良くなるぞ。
https://www.reddit.com/r/MechanicalKeyboards/comments/1jroyms/did_i_just_invent_a_new_switch_mod_presenting/?share_id=VBuaOGkNliXIo3SCMiflL&utm_content=1&utm_medium=ios_app&utm_name=ioscss&utm_source=share&utm_term=9


記事を読み込んでも、
トップハウジングへどうやって固定するのか、
よくわからなかった。
接着剤でヌルッと固定するのかね。
グラついてポロッと取れないのか心配。


このメソッドのよいところは、
上が点接触になることだと考えられる。

僕はずっと面接触改造をやってきたんだけど、
それはあくまで手工作の限界だからだね。

ステムの両肩が当たる部分は、
目測で幅0.5mm×長さ1.5mm程度の長方形。
そこに、
シリコンシート、コーキングゴム、
マステ、ビニールテープ、ガムテ、プラ板、
真鍮の切り出し、などを貼ってきた。

接着剤は、色々やったところ、
手芸用のシリコン系接着剤が良かった。
（フェルトなどに浸潤してシリコンとして固まる系）


目的は、
静音化、ショートストローク化、感触の変更、
と様々。

静音化は、シリコンシート。
好みのスイッチのトップハウジング静音化が可能。
ただし結局サイレントスイッチのグニュ感が嫌いで、
やめた。
コーキングゴムを塗り込むのは、
より硬質なゴムに硬化するので、
プラのカチ感、シリコンのグニュ感の間、
コト感が欲しければやってみるとよい。

ショートストローク化は、
プラ板が一番厚みを稼げた。
0.3mm、0.5mm、0.8mm、1mmと、
正確な厚みが揃ってるのもでかい。

感触の変更に効果が一番合ったのは真鍮。

さすがに真鍮の加工は難しく、
0.3mm厚までならハサミで切れるので、
これを試したら全然違った。

カツン、コツンとしたプラ同士が当たるのではなく、
カチンとした、より鋭い当たり方になる。
つまり、打鍵感が金属系になるんよね。

なので、
ベアリング用の玉と聞いて、
「その手があったか」と膝を叩いてしまった。

真鍮をハサミで0.5mm×1.5mmに切るなんて、
なかなかうまくいかない。
ボールベアリングなら粒揃いじゃん。


予想だけど、
金属的なカッチリした感覚になると思う。
底打ちにも入れてるから余計だろう。
プラ感に比べて硬質になるはず。
最初ステンでやって、のちに銅にしたのもよくわかる。
ステンレスって硬すぎて指が痛いのよ。
銅や真鍮の柔らかい金属的感触が、
人に優しいのよね…

というわけで、
接着の仕方だけが謎だけど、
シャープな振動の高級打鍵感になる想像。
しかも点接触だから、面接触のときのような、
変な摩擦を感じることもないと思う。

ただ点接触だから、
面接触ほど金属感は感じないかもね。
ストロークが短く、やや硬さを感じる程度かな？


今の所、
ショートストローク化にはあんまり興味がない。
フラット系のオールコンベックスなら、
試してたかもなー。
ドームにしてから、ショートはあまり気持ちよくない。
弱いバネの打鍵感が詰まらないことのほうが問題だと感じてて、
最近ようやく納得いってきたので、
ショート実験はおもしろいかも？


ちなみに、真鍮、1mm、400個1270円を見つけた。
https://www.amazon.co.jp/uxcell-400%E5%80%8B-%E7%B2%BE%E5%AF%86%E3%81%AA%E7%9C%9F%E9%8D%AE%E3%83%99%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%AB1mm-%E7%94%A3%E6%A5%AD%E7%94%A8%E7%9C%9F%E9%8D%AE%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%A2-DIY%E7%94%A8%EF%BC%88H62%E7%9C%9F%E9%8D%AE%EF%BC%89/dp/B0DK2PHTWK
1個3円、手間めっちゃかかる、
打鍵感は…プライスレス？