さて、始まりました。今年の応募作は、たった1本。
今年も対戦よろしくおねがいします。
れおさんの「ウールマン」です。
ウールマン.pdf
ジャンルは吹き替え映画風B級アクション×ヒーローもの、
というところでしょうか。
かつて日曜洋画劇場でやっていた、
いまだと土曜の昼間にやっているやつ?
プレデターとかそのへんの系譜ですかね。
語り口が全部吹き替え調なので、
リアルというよりも漫画寄りで解釈してくれ、
ということですかね。
こういったB級アクションものは、
おしなべて「似たようなものになりがち」という欠点があります。
まあそういうジャンルものだと思えば、
同工異曲のキャラクター違い、事件違い、アクション違いを、
楽しむものだとも言えます。
れおさんもそれをわかっているので、
「ウールマン」というキャラ立ちを立ててきて、
娘の誕生日で落ちを付けた、
というところでしょうかね。
読み終えて、そもそもタイトルがあってるのか?
と最初に疑問に思いました。
ウール? 羊マンならシープマンでは?
ウールのモコモコにくるまれた、
顔すら不定のものならばウールマンかもしれないけど、
途中で羊のお面を買っています。
ということは、ビジュアル上は羊仮面で、
体はモコモコの羊毛に包まれたものだとわかります。
じゃあウールマンじゃないよね、羊マンだよね。
れおさんは脚本添削スペシャルに挑戦して3年目ですかね。
毎回思うのですが、
下調べが甘い気がします。
プロになるのであれば、
そういったことを学んでおく必要があります。
今年はそんな角度からやってみますか。つづく。
2025年05月10日
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