Twitterから。
> 普通に整然と並んだキーと大西配列(他の合理的な配列でもいい)を使っていれば、おそらく大半の人は遅くても半年後くらいには自然にタッチタイピングできるはず。横にズレたキーボードにQWERTY配列を乗せた、みたいなもの使わされてるって、人類のチリツモ損失案件ですよね、マジで。よう知らんけど。
こっちの方がスタンダードな世界線を想像してみる。
30キー範囲は無刻印で、
その他には印字付きのキーキャップがある。
で、デフォルト配列は仮に大西配列が入ってて、
IMEで配列をチェンジできる。
薙刀式や新下駄や飛鳥や月などのカナ配列、
T-codeやTUTやのにいるとなどの漢直、
大西、Tomisuke、Eucalyn、かわせみ、カタナ式、けいならべ、
SKY、Phoenixカナ、きゅうり改…
などの行段系。
50〜100は搭載されているとしよう。
どこかに全配列のチュートリアル、
練習メニューが存在する。
打鍵動画も豊富にあり、
初心者向けから上級者動画まで、
色々な段階を見ることができる。
3Dモデルでモーションキャプチャされてて、
スローで見たりいろんな角度から見ることもできる。
再生速度は選べて、自分の速度ちょうどで見ることもできる。
(そこから1.05倍、1.1倍…などで再生すれば、
少し先の自分を体験できる仕組み)
そして、
クラシックキーボードという別のジャンルがある。
これは上級者向けだ。
なぜなら1/4ズレと1/2ズレが入り乱れた、
左に傾いた複雑怪奇な形をしていて、
qwertyという、ホームポジションをほとんど使わない、
左小指だけやたら使う、
同指連打がときどきあり、伸ばし上段をしばしば使う、
高速に打つには標準運指を崩したフリースタイルで挑む必要のある、
奇怪なクラシック配列を採用しているからだ。
もちろん、qwertyをスタンダード格子配列でも使えるが、
なぜか使いにくいとされる。
クラシック配列はクラシックキーボードと相性がいいらしい。
世の中には2種類の人間がいる。
無刻印格子配列スタンダードキーボードで、
好きな配列を使う人々。
(バイリンガルみたいに、複数の配列を使える人もいる。
たとえば薙刀式と大西みたいな)
もう一種類は、
クラシックキーボード愛好者だ。
クラシックは膨大な努力をすると、
スタンダードより高速になることが知られていて、
現在残る記録のほとんどはクラシックで出されたもの。
思考速度で書く、2000字(変換後)/10分に到達するのは、
クラシックでないと難しいそうだが、
スタンダードでも1500〜1800は出せるため、
わざわざクラシックをそこまで練り上げる努力をする人は、
もういなくなった。
2025年時点、
現存する1678が最高速自由文で、
qwertyのたのんさん、クラシックスタイル。
薙刀式では1500越えはいくつか残る。
そこから少し進化した未来を想像した感じ。
格子配列×新配列を先にマスターした時、
わざわざクラシックをマスターする理由がなくなる。
もし世間でどれを使っても良いとされていたら
(配列の自由化)、
クラシックは急速に廃れるだろう。
今の頑固親指シフターみたいに、
死ぬまでクラシックを使い、
一部の好事家だけが手を出す、たとえば水煙草くらいの、
立ち位置になると想像できる。
なぜなら格子配列×新配列のほうが楽だから。
ATとMTみたいなことになると思われる。
英語はどうしよっかな。
英語用にqwertyを学ぶか、
なにかを使うかだな。
そしてあらゆるアプリには、
IMEが中間に入ってくれて、
アプリが想定しているqwerty前提のショートカットを、
その配列に読み替えてくれるのが必要だな。
そしたら、
クラシックの利点は、
「めっちゃ努力したら最高速」
だけに限られる。
欠点は、「手を壊すこと」。
ハイリスクハイリターンな、
命の危険を犯す野郎たちだけのものになるね。
うん、そんな未来がいいな。
じゃあ、スタンダードになるべき、
格子配列を設計しちゃう?
36キーMiniAxeスタイルでもいいけど、
5×4=20キーの左右分割、40キースタイルが、
標準格子としてもいいかもね。
最下段は、
ctrl、win、alt、LOWER、SandS
/ SandS、RAISE、alt、win、ctrl
というスタイルにすれば使いやすそうだ。
ベゼルレスかつ無線を設計できるほど僕は腕がないので、
誰かこれをつくってくれ。
新配列用スタンダード格子として流行らせようぜ。
2025年05月19日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック