を思考実験してみよう。
挙動:
・押しただけでは何も起こらない。
・押している状態で、
他のキーを押した時はctrl+それを発行して、
フラグを立てる。
・離した時、
フラグが立ってるなら何も起こらない。フラグリセット。
(ctrlキーを離した時の挙動)
フラグが立ってないなら、
単独で押して離したと解釈。
スペースキーを発行する。
CandS(Ctrl and Space)と名付けよう。
この機能をつくると、
親指でショートカットを発動できるようになる。
Ctrl+ZXCVはもちろん、
あらゆるキーとCtrlの組み合わせにおいて、
わざわざ左下、右下のところを押す必要がなくなる。
また、押すキーの反対側の手の親指を使えば良いので、
ヘンテコな手の形をつくらずに自然に押せるのが良い。
Ctrl+A、F、S、N、H、Mなども簡単に打てるだろう。
Shift+Ctrl+も、変な手の形がなくなると思う。
A横のCtrlキーは悪くないが、
多用すると左小指を痛めるだろう。
丈夫な親指を使うのが合理だ。
なんでこれをみんな使わないのか、
意味がわからないくらいだ。
ただ不便な点が2個ある。
・Ctrl+スペースだけは打てないこと。
(たとえばスペース+右Altなど、使わない組み合わせにバインドしなおす)
・スペースキーの押しっぱなし(キーリピート)に対応しないこと
だ。
一つ目はちょっとした対処をするか、
Ctrl+スペースを諦めれば良い。
(たいてい別に同じバインドがある)
二つ目は、完全に諦めることだ。
スペース押しっぱなしで空間をあけるくらいしか、
使い道がないからね。
これを認めれば、CandSはとても便利な機能だ。
Ctrlではなく、Shiftでもよい。
その場合SandS(Shift and Space)という。
分割スペースがあって、
左右にそれをバインドすれば、
かなり便利になると思うんだよな。
そしたら元のCtrlとShiftは使わなくていいかもしれないので、
別のキーをそこに置いたって良い。
スペースを例に挙げたが、
これはBSやエンター、IMEオンオフなどとも兼ねられる考え方だ。
これらを親指付近に持ってこようぜ、
というのが、
第一の「配列を変える」だと僕は考えている。
その簡単なプログラムは配布されていない。
AHKなら組むことはできる。
(フラグ関係が難しいので初心者には難しいやも)
押しっぱなしになるキー/押して離すキーを、
自在に決められるようなアプリをつくるだけで、
ひょっとしていろんな人が救われるかもしれないので、
できる人はつくってみて。
なぜキーボードは使いにくいのか?
ブラインドタッチできないところにキーがあり、
それを使うと指の形が変になるからだ。
じゃあ、
使いやすいところにキーを配置し直せばいいのだ。
僕は、メーカーがそれをサボってると思う。
誰もやらないなら、気付いた奴がやればいい。
そして、それありきならば、
親指にもっと使いやすい物理レイアウトにするべきだ。
こうして、みんな自作キーボードに行くんだよね。
2025年05月26日
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