へえ、漢直でも誤字るのかー。
岡さんのツイートから。
> 漢直だと誤字らないかというとそんなことは全然なくてしょっちゅう誤字る。講義と抗議とか、いつもどっちが議でどっちが義だっけ、となる。今、ローマ字入力でIMEの助けを借りてるがそれでも不安である。
> 形と系とか、同じような文脈で現れ、よく使う文字で同じ読みだと誤字る確率が高いようだ。
音と漢字が紐づいてるとそうなるんだろうなー。
僕は手書きで間違うことは(多分)ない。
講義と抗議などは、
書き順ごと手が覚えてるからだ。
つまり長いミミズと意味が対応してる感覚になっている。
脳内発声がないので。
手が間違えたら、
手が違和感を感じる。
脳では「どっちだっけ?」ってなったとしても、
「手が書く方」を確信もって選べる。
つまりこれって、
脳以外に補助記憶装置があるってことか。
もちろん、「あまり書いたことがない言葉」は、
間違いがち。
「挨拶」とか、1/2の確率で「拶挨」って書いちゃいがち。
挨=埃の手へん、塵埃とかと読みが同じ、
まで考えて、ようやく挨拶と書ける。
たくさん書いた言葉は、
「自分の言葉」になっている。
だから、手が、身体が、
言葉を書くのであり、
脳が書くという感覚が薄かったりする。
これに対して、
タイピングは、「脳で書かなければならない」
感じが強い。
カナはまだ手の流れが薙刀式はよいので、
流れるような記憶で手が勝手に動くんだけど、
漢字変換は読みまでは手が動いたとしても、
「これであってるっけ」と、
脳による判断を通過しなきゃいけない。
ここが僕は無駄だと思ってて、
手に判断を委ねて、
脳は文章を考えることに徹したいんだよね。
だから漢直に興味があるのだが、
まだこわい。笑
この、「手が勝手に書く」という境地まで、
漢直に行くのはそれなりにかかるんだろうなー。
そして自分が覚えてる手書き漢字くらいは、
マスターできるのだろうか?
結局部分的にしか漢直使えないのかなー。
どれくらいが損益分岐点になるのか、
まったく想像がつかない…
おそらく僕が漢直に踏み出すのは、
「手の流れが漢字の意味に共感覚を持てたとき」
な気がしている。
で、そんな漢直はなさそうなので、
自分で作るしか、というのが現在地点。
脳内発声がない漢直使いはいるのかしら。
脳にどのように運指が格納されてるのか、
知りたいものだ。
2025年05月30日
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