2025年05月30日

【薙刀式】左右独立型ではなく、右手連続なだけかもしれない

僕は右利きで、これまでの人生右手しか使ってこなかった。
左手は、紙を抑えるとか、お茶碗を持つ時しか使わないわけだ。

タイピングはこれまでの人生で特殊すぎる動きだ。
左右をほぼ均等に使い続けることは、
僕の人生で初めて、まである。


ラクダエンさん:
> 極性としては両手協調と両手独立っていうのは、左右交互と片手チャンクどっちが簡単かって話(速いかではなく)。俺はフツー左右交互でしょって思うんだけど、どうもそうではない人がそこそこいそうなんで、両手独立型には両手協調「よりは」指分離のほうが簡単なんじゃないか。相対的にね

薙刀式が、
左右交互をなるべくやめて、
片手連続打鍵を多めに採用してる理由は、
僕が使いやすいから。

さらに突き詰めて考えると、
両手が左右独立してるのではなくて、
「右手だけが独立してるから」
なのではないかと思う。

右手だけが器用で、
アルペジオを連続で取るのが得意で、
そればっかり使うものだから、
結果、左手は独立せざるを得ない、
みたいな感じかな。
左手は結果的独立というか、
孤立というか。


ローマ字配列カタナ式のときは、
左手子音、右手母音、右手Yんーだったので、
右手は二重母音、拗音、撥音、長音で、
たくさん連続し得た。
だけど子音は連続し得ないので、
左手は必ず1回、右手は連続しまくり、
というのがカタナ式の左右バランスだったのね。

これは、右手が独立してて、
左手が結果的に孤立している、
という感覚がよく現れている。

もちろん、このままだと右手の負荷が大変なので、
KR=M、HN=W、
KT=っT、TK=っK、
TS=っS、KH=っH、
と左手連続を多少定義して、
左右のバランスを整えている。

薙刀式はこの感覚を引き継いでいるので、
右連打多め、
左手は左右交互ベースで、たまに左連打、
みたいになっている。
検証してないが、右手→左手につなぐのは少ないと思う。
左手→右手のほうが有意に速いからね。


なので、左手は常に右手に従属して、
しかも左手が先行する。
ジャブと右ストレートの感覚に近い。
(薙刀の術理も左先行で振り回して、
右手で切るなり突くなりの攻撃を、
自分に近い右から力を伝える)

まあ、カナの性質上、
カタナ式にくらべて左手連続は増えている。
しかし僕の手は貧弱なので、
そんなに無茶な運指はないはず。
あったら疲れるので排除するので。


片手に剣をもち、二刀流で戦うのか、
両手で一本の剣を持って戦うのか。
あるいは、両手は別々の円を描くのか、
両手が連動して左右のバランスを取るのか。
前者を二抱球、後者を一抱球、
という呼び方でラクダエンさんは区別している。

僕自身は二刀流、二抱球派閥に属するらしい。
でも左右独立というよりは、
右手だけが独立してる感覚だなあ。
左手は添えるだけとか、
せいぜい小競り合い用、みたいな感覚。
どこまでいっても俺自身は右手で、
左手は俺じゃない、みたいな感じ。

(昔あまりに理不尽な編集をさせられて、
僕は怒ったので、右手でマウスを持たずに、
左手マウスでその編集をしたことがある。
それは俺の作品ではない、という意思表示。
めっちゃ下手で時間のかかる編集だった笑)


カタナ式や薙刀式によって、
ようやく俺の左手に俺が入り始めてきた、
というのが現在の感覚に近いのかもしれない。
今なら左手マウス使えそうだもの。

とはいえ、あくまでも本体は右手で、
左手は仮初の姿というか式神というか、
そんな意識だなー。
posted by おおおかとしひこ at 14:39| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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