2025年05月31日

【薙刀式】親指シフトは過去の話をしている、新配列は未来の話をしている

親指シフトで時々ツイート検索するんだけど、
みんな過去の話をしてて、
現在や未来の話をしてないんよね。


やれすごかったとか、
合理的なものが消えたのは日本の損失であるとか、
昔使ってたとか、
単に懐かしいとか、今の若者は知らんだろうとか。

過去のことはどうでもよくない?

そんなにすごくて日本の得益になるなら、
なぜ今やって広めないの?

親指シフト エミュレータでググれや。
紅皿でググれや。
Lacailleでググれや。
自作キーボード 親指シフトでググれや。

情報発信してる人に出会い、
自分も親指シフトを始めて、
日本の得益になればいいのに。

親指シフトに詳しい人は、
僕が薙刀式のカナの配置を語るみたいに、
一個一個語ればいいじゃない。

もし改良できる点があるなら、
どんどん改良すればいいじゃない。


一方、
新配列をやる人は、未来の話をする。
現在こうで、過去こうで、
というここまで来た話もするけど、
普及させたいとか、挑戦したいとか、
これからどうなるのが理想なのか、
そして本当には何が起こってて、
それに対するベストはなんだろうかとか。

これからどうなるのか、どうなりたいのかの話が、
新配列や、自作キーボードの話に、
満ち溢れている。

親指シフトは終わった老人のもので、
新配列はまだ始まってもいない若者のものだ。


親指シフトは、
若者を集められなかった。
せっかくいいものなのは分かるけど、
もっといいものが出てしまったのだと、
僕は思う。

親指シフトよりも優秀な配列は、
結構あると思う。

それでも若い者には負けんぞ、
と老人には元気でいてほしいが、
どうもそうじゃないっぽい。

昔話の中にしか出てこないものを、
誰がありがたがるだろうか。
昔はすごかった自慢の老人は、
若者は相手にしない。
今もすごいか、そのすごい所に若者を連れてってくれなければ、
老人は生ける屍に過ぎない。


親指シフトがすごかったのは、
単にシフターが若かったからではないか?

競技タイピング界隈で、
長老が若者に追いやられ始めているように見える。
単に若いから速い、が結論だったりしてな。

方式で優劣はなく、
向いてる向いてない、
若い若くないが答えだったら、
配列ってなんだよってなるよな。笑



僕は、
手の動かし方が日本語に自然であるほうが、
楽に日本語を書けて、
長期的に速くなると考えている。
その流派の一つが薙刀式である、くらいだと。

qwertyローマ字流派はめちゃくちゃで負荷が大きい。
若者はそれでも若さで突破するけど、
老人になっても速いqwertyローマ字使いはいない。
親指シフトも同様なんじゃないか。

つまり老人でもそこそこ書ける新配列使いを量産することが、
新配列の未来になるんじゃなかろうか。
そしてそれを若者に教えて、
みんな自由にものを書く社会になるといい。

若者は好きな配列を選べばいいよ。
親指シフトが好きならそれを選べばいいさ。



だが親指シフトは、そんな未来をつくれなかった。
誰も未来の話をしなかったからではなかろうか。

親指シフトキーボードが生産をやめたとき、
未来は閉ざされたのか。
自作キーボードの人たちは勝手に未来をつくろうとしてる。
今更だけど、それをやればいいのに。
富士通に遠慮することはもうないでしょ。
posted by おおおかとしひこ at 17:45| Comment(2) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
> というここまで来た話もするけど、
> 普及させたいとか、挑戦したいとか、

k-code、それ以前にまず作った自分が憶えきれてないという…
(ようやく憶えた文字数2035字に。まだ1000文字弱残ってる。)
Posted by kamimura at 2025年06月01日 18:43
>kamimuraさん

2000字でようやく中学卒業レベルかー。
先は長そうですね。がんばってください。
3000打てる人って日本にいるのかしら…
Posted by おおおかとしひこ at 2025年06月01日 18:48
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