2025年06月02日

【薙刀式】BSの訳語の「後退」がよくない

何故なら俺は後退などしないからだ。
前進するのが男というものである。

そういう人は「後退」キーなど押さない。
もっと的確な訳語を考えよう。


訂正、修正、消去などもよくない。
間違ったり消したい過去があり、
それをなかったことにするのは男ではない。

そう、
孫正義が、
「髪が後退しているのではない、
私が前進しているのだ」
と言ったようになりたい。

薙刀式のBSは、そういう前向きな意味でU位置にある。


上書き、とでも訳そうか。
上塗りでもいいが、恥を上塗りしそうなので、
上書きとしてみた。
重ね塗り、重ね書きでもいいか。

油絵のように、色を重ねて、
よりよくしていくイメージにしたいものだ。

直してよくならないのは直しではない。
だから直しでもいいんだけど、
なんだかNG食らったみたいで後ろ向きの言葉だ。

高みを目指すキー、といいたいくらいだ。



競技タイピング、コピータイピングでは、
BSはできれば0回がよいという。
訂正する時間がロスだからで、
ロスするくらいなら速度を落としてでも正確性をあげるべき、
などと言われる。
BSを使うのは、つまりミスの訂正という、
後ろ向きの意味しかない。

薙刀式のBSは、創造的前向きの意味がある。
重ね塗りしてより良くするためにあるキーだ。
前進キーと呼びたいくらいだ。


…まあ、伝わらないのでBSとよぶ。
せいぜい、リトライキーと呼びたいがね。

「後退」と訳したやつはBSを使えない地獄に落ちるべき。
1ミスしたら死ぬ地獄ね。
「創造的前進」と訳したやつは、
高みに登るしかないよな。
posted by おおおかとしひこ at 16:12| Comment(2) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>>「創造的前進」
元々はそういうキーだったんですけどね
タイプライター時代のBSは、カーソル位置を戻すだけで削除はしないので
a→BS→^ → â
のような使い方がされていました
Posted by あす at 2025年06月03日 09:31
>あすさん

タイプライター時代のアクセント記号とBSの位置って、
近かったのかなー。
むしろ親指側にあってもよかったのに、などと、
21世紀の今なら思えますね。

たぶんAltGR(右Altのヨーロッパ規格)は、
その辺を意識してるんだろうけど、
だいぶ遠いし、
アクセント記号の位置はめちゃくちゃで、
だからフランスがキレてBEPO配列をつくったのでしょう。
(普及度を知りたいけどフランス語に詳しい人求む)

あと$記号がないから、S→BS→Iで補完、というのは聞いたことあります。
それがめんどくさくなって$単打になったのかな。
Posted by おおおかとしひこ at 2025年06月03日 11:02
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