2025年06月13日

【薙刀式】カナ配列の構造の見方

ローマ字配列は、配列を見れば大体構造が分かるんだけど、
カナはパッと見分かりにくい。

カナ一文字で意味を持つものを見ていく方法。


【1カナ助詞】 あらゆる言葉はこれらを仲立ちする

て に を は が
で の も と や へ

【動詞終止形】 あらゆる動詞はこれで終わる

う く す つ ぬ
ふ む ゆ る

【形容詞、形容詞語尾】 あらゆる形容はこれで終わる

い しい だ

【代名詞語頭】

こ そ あ ど
だ か

【丁寧語語頭】

で ま

【特殊類】

っ ー 、 。

【漢語二文字目】

う い ん き く し つ ち っ

【拗音二文字目】

ゃ ゅ ょ

【拗音一文字目】

き し ち に ひ み り

【外来語二文字目】

ぁ ぃ ぅ ぇ ぉ

【外来音一文字目】

ふ う ヴ て と し ち つ

【頻度トップ10】

い う ん か の と し た 、 く



これらの位置を調べて、
なんとなく眺めていると、
その配列が何を大事にしてるか、
わかってくるのではないだろうか。

実のところ、
助詞や助動詞に注目してカナを並べたのは、
飛鳥と薙刀式だけじゃないかと思いつつ、
他もあるかもとは書いておこう。

拗音や外来音に注目するのも、
これらは日本語の基本記法から外れている
(1音なのに2文字使う)ため、
タイピング上ややこしい打ち方をすることがあるから。

ここが手間取る配列は、
ちょいちょい違和感を感じることになるのでは。


ローマ字系に比べて、見るべき所が多い。
パーツ数の多いプラモみたいなものだから、
まあしょうがない。

ほんとは各配列でこれらを比較したいが、
面倒なので各自やってください……

漢直でこういう見方があると参考になるんだがなあ。
こういう文脈のこの漢字の出し方がわかると、
その配列がどういう性格かわかる漢字、
20とか40とか誰か作ってくれないかしら。
posted by おおおかとしひこ at 23:11| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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