2025年06月20日

【薙刀式】英月配列の感想

30日使用の感想がまとまっている。
https://zenn.dev/bantako/scraps/f0744cac168cb0


KLJが「ょう」かー、たしかに打ちにくいなー、
などと配列図をつらつらと眺めていると、
左手に頻度が偏ってない?
などと思うなどした。

「限界速度ぎりぎりで1時間ほど打ってると左手外側が引きつるような感覚」
という感想が気になる。

重要な言葉が左手アルペジオになりそう。
単打部分を見ても、

して てき しき ては
そして とは した てた
とか かと しか しかし
なに てな こと にな には とは
そこ そこに

などが見つかるので、うーん結構しんどいな。

、。が右手部にあり、
;/は拡張用に残してある?
それともMS-IMEのローマ字テーブルだけで実装できるように、
そこをいじってないのかな。

この4キー分の皺寄せが、左手を圧迫しているかもしれない。


月配列の原理的な弱点は、
中指にシフトを取られるため、
薬指やほかの指に負荷がいくことだ。

単体負荷ならまだマシなのだが、
カナというのは組み合わせが多いため、
たくさんの頻出パターンをチェックする必要がある。

実のところ、それって長いこと打って確認するしかないので、
「作者が大量打鍵して実感を持ってるかどうか」
がクリティカルだと思う。
多分だけど、
作者のソケセテさんは、
そんなに一度に大量に打つ習慣がないのでは、
と感じる。


反対側の右手は機能的な部分が多いので、
右手でアルペジオになるのは、

いる いう いん んの いの のう
いく くる

あたりかな。やっぱ少ない。
左手のアルペジオの負荷は大きいと思う。

もともと、新JIS→月と、
左右交互多めのカナの振り分けであったはずだが、
随分と移動して、
現在になったと思われる。

あと気になるのはM位置の「り」かな。
なんでこんな美味しい位置に、
シフト側になりそうなカナがあるんだろ。
左手の何かと交換するべきでは…

あるいはここに「っ」があるのが、
月系のいいところだと思ったんだけど、
「っ」が単打カナじゃなくてシフトに落とされてるのも気になる。
「つ」とペアリングする必要はなかったのでは。
「っ」は促音であり、「つ」の小書きではないからね。


月配列、いつも打鍵方式はよさそう、
と思うんだけど、
実装をよく見てみると、
微妙な点が毎回浮かび上がる。
何かちょっと足りないのかなー。
それがゆえに、バリエーションがたくさんあるのかもね。


まあ、これも多少の欠点に過ぎないですよ、
かもしれないので、
もう少し打ち込んだらどうなるのかを知りたい。

全ての配列は、人体実験を経る必要がある……
posted by おおおかとしひこ at 16:48| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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