2025年06月27日

公共工事

北斗の拳アニメ化ですってよ。
うる星やつらの時も思ったけど、
「アニメ会社のスタッフを食わせて維持するために、
仕事を回すだけの仕事」を、
公共工事と呼んだ人のセンスはすごいと思う。

どうせならオリジナルで冒険させてやればいいのに。
それで、原作無視の何かをやるなら原作に最悪だし、
原作遵守ならオリジナリティは育たない。
最悪の公共工事だ。
工事は機能すればよいが、作品は更新することが使命だからな。


東映ヒーローでたまに時代劇が挟まるのは、
時代劇スタッフを食わせるための公共工事だと、
大人になって知ったことだ。

スタッフを食わせるための手段としては理解するが、
新作をプロデュースできないプロデューサーに、
問題がある。
そういう会社はいずれ潰れる。
3ヶ月魂を売った職人は、
次厳しい仕事をできなくなると思う。
職人の魂が死ぬんだよね。

なんだか延命措置をしてる老人みたいだ。
まあ、原作ものとシリーズしかやらない業界も、
もはやそうかもしれないが。

もっと気軽に作って気軽に回収できるビジネスに、
ならないもんかねえ。
posted by おおおかとしひこ at 11:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック