前記事のつづき。
1文節が1シークエンスにしやすいためには、
文節の末尾にきやすい、助詞や助動詞が、
むしろ減速したほうが良いのでは。
飛鳥理論だと語尾倍速とか言ってたけど、
減速することで、区切りと脳が認識しやすいのでは説。
と思って、薙刀式の助詞部分を見てみると、
シフトや同時押しばかりで、
単打がほとんどないんだよね。
【】をセンターシフト、()を同時として。
が(FJ) で(EJ) てE に【D】 を【C】 はC
の【J】 も【K】 へP
他にもたとえば、
です(EJ)O ます【F】O
「て」を除き、なにかしら減速する要素がある。
CやPは少し僻地だから減速すると思う。
なるほど?
僕は直感でこのように助詞を配置したが、
語尾部分で加速するのではなく、
むしろ減速して半拍あけたいのでは、
と気づいた。
薙刀式を初めてつくったころ、
ふつうのカナ配列では「の」「ま」などは、
頻度的にも単打になるべき、
という意見を見た記憶がある。
頻度だけで見ればそうなんだけど、
内側指の強いところだからいんじゃね?
とこれまでは思っていたが、
実は「気持ちよく(=内側指で)減速したい」
と僕の無意識が思ってたりして、
という可能性に気づいたのだ。
たしかに助詞、助動詞で減速すれば、
そこで加速するよりも落ち着いて次を考えやすいのでは?
と思う。
加速したら、
次を思いついてないなら、
指が思考を追い越して待つ羽目になる。
それはあまり心地よくなかろう。
すなわち、
薙刀式は助詞を打つ時に、次の文節を考える配列である。
のようにいえるのでは?
直感と事実は逆かもしれない。
たしかに自分の打鍵では、
文節末で減速するか、変換をかけてる気がする。
変換がなければ別かもしれないが。
2025年07月02日
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