小川さんが戯れに?KLAハイスコア配列を作っている模様。
https://jigendaddy.hatenablog.com/entry/2025/05/23/163714
これはこれで実験としては面白い。
で、ふと思ったんだけど、
KLAの評価関数は公開されてるんだっけ。
公開されてるなら数学的に解けるのでは?
という可能性。
連立方程式になってるはずだから、
値が連続値を取れば、
微分やら解析やらの手法で、
解けてしまえるのでは?と妄想。
でもおそらくは離散数学で、
非連続値をとり、微分不可能な関数だから、
組み合わせ最適問題になりそう。
となると、
山登り法などの古典手法では局所最適の井戸に落ちるので、
GAによる次善最適解を目指せばよいのでは。
求めたものが最良値である保証はないので、
KLA上限値が計算できれば、
どれくらい最適なのかの評価は可能だろう。
理論上限を100として、90とか93とかの話はできるかな?
手ごねでやるのもおもしろいけど、
誰か計算的手法でやっちまえばいいのに、
なんてことをふと思った、
数理工学科出身の私であった。
(専門は応用人工知能なので、
最適化計算手法にはそこまで詳しくないんですよー)
あるいはこないだ試算したように、
ランダム配列をつくり、
100億個くらい配列をつくれば、
何個か偶然ハイスコアが出たりして。
1か月くらいバックグラウンドでぶん回せば、
そこそこいけるんじゃね?
生命の発生のような総あたり法に近いが、
全空間探索は無理だから、
何人かでやったら1人ぐらいあたりを引く人がいそう。
で、それらを第1世代としてGA回せば、
もっと進化した配列をつくれそう。
2025年07月02日
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https://www.keyboard-design.com/letterlayout.html?layout=vckb2.en.ergodox
正直親指担当が多すぎてまともに使える気はしませんが・・・
情報ありがとうございます。
へえー、かなり興味深い配列ですね。
母音部がおもしろくて、たぶん「わたし」のラージIは、
Lシフトを4、Iを3の、最適化43で取るんだろうと思いました。
たしかに右親指にウッと思うものの、
よく見るとその島で連続することはないので、
必ず右手の子音群の補助になるようなマイナーアルファベットだなー、
と思われます。
ただ指が動くかはわかんないですけどね。
KLAって速度面や耐久面での評価はあるのかしら。
「親指は遅いやろ」とか、
「最頻出のEが薬指は無理筋」とかが、
評価から抜けてるんだとしたら、
数字だけ取るための配列にも見えます。