2025年08月22日

【薙刀式】キー配列変更の恩恵

Twitterから。
> キー配置変更について一個気になってるのが、仮に頭の回転がタイピングの速さと連動している場合(自分はその説を信じてはいないが)、キー配置の変更によって潜在的に打鍵を早くできるとしても、思考の遅さがボトルネックとなって速度に限界が来るのではないかという
> つまり、現状QWERTYから変更しても、想定より恩恵がないかもしれないっていう話です

「恩恵」を、
「今よりとても速く書ける!」だと考えてるなら、
それはそう。

ただしそれ以外の恩恵も、かなりデカいよ。


まず初期条件として、
現状の思考速度と、
現状のqwertyがどれくらいかによる。

現状のqwertyがとても遅いなら、
新配列に変える恩恵のうち、
速度面はかなり得する。

僕は薙刀式で3倍になった。
毎日天国である。

時々自然すぎて忘れてると、
qwerty使わなきゃいけないときに、
ハア?!ってキレる。
明日から君のスマホやPCが3倍重くなり、
文字の速度が3倍遅くなったらキレるだろう。
そんなもの使う理由は、ひとつもない。

標準で決まってるから、だってさ。
そんな標準を変えればいいじゃんね。


ただ、それでも思考速度に追いついてないのが、
目下の悩みだ。
1500字(変換後)/10分で追いついてないね。

思考速度がボトルネックという人は、
どれくらいの速度なのか、
僕の打鍵動画を見て教えて欲しい。
1500より遅いの?

タイピング速度が思考速度を上回ってる人、
いるの?
そのタイピング速度はどれくらいで、
思考速度はどれくらい?

僕は人より頭の回転が速いらしいが、
みんなもっと遅いの?

仮に1000だと仮定すると、
どんな新配列でも、それくらいはいくよ。

もちろんqwertyでも行くけど、
qwertyでそこへ行ける人はわりと少ないと思う。
ほとんどのqwerty使用者は1000ないので、
基本的には新配列に変えた方が、
速度という恩恵を得られるよ。


qwertyが元々すごく速い人は、
この限りではない。
すでに1000行ってる人がいたら、
速度面に関してあまり恩恵はない。

でもまあもともと1000行ってるなら、
指が動く人だから、
新配列に変えれば1200ぐらいはいく。
でも1200じゃあ恩恵をあまり感じないと思う。



じゃあなんでやるのか?というと、
恩恵が、速度以上にたくさんあるからだ。


一つは疲労面だ。

いい配列ほど疲れない。
だからいつまでも書ける。

もしあなたがバカで、たいして書くこともなければ、
あまりこの恩恵に意味がないだろう。

ただ、
書きたい人ならばこのファクターは一番デカい。

書く人が困るのは、
書くことがなくなることと、
書いてて疲れることである。
前者は本人の問題だが、
後者は道具の問題だ。

この後者の問題がクリアになるなら、
あとは本人だけの問題になる。

qwertyは日本語の長文(数万字以上)を書くには、
かなり劣悪な道具である。
下駄履いたままマラソン走ってみな。
足首を壊さない人はいないだろうね。
ナイキとかミズノのスポーツシューズ買えよ、
ってなるよね。
それが新配列だ。



もう一つあり、僕はそっちの方がデカいと思うのだが、
「日本語を書く時に自然な脳の使い方になる」ということだ。

こればかりは感覚的なものなんだけど、
言葉と指の一致する感覚、とここでは書いておこう。

仮に、「わたしは」を全部小指で打たなければならない配列があるとする。
それは日本語を書く上では不自然である。
「わたしは」は重要で核になるので、
強い指でスムーズに書けるべきだ。
watasiなんて左手をごちゃごちゃさせてる場合ではない。

なお薙刀式だと、【】をセンターシフトとして、
【.】NRCというスムーズな運指に当ててある。


日本語を書くのにスムーズな指使いであるべき、
という考え方は、
おそらく飛鳥配列が初ではなかろうか。
アルペジオ運指の重視など、
僕は飛鳥配列が今につながる新配列の祖先だと考えている。

親指シフトは、日本語を書くのにスムーズなリズムでは書けるが、
スムーズでなめらかな指使いで書けるわけではない。
これを飛鳥が改良したと考えるべきだろう。

新下駄や、それに続く第3世代配列たちは、
大体このことを考えて作られている。

僕は、それを一番考えてるのは薙刀式だと思っている。
(根拠は過去記事に死ぬほど書いてある)
ざっくりいえば、アルペジオ運指と、繋ぎの語重視、
中央指重視(人差し指中指で80%)、
といったところか。




速度面だけが新配列の恩恵ではない。

速度面は結果論だね。

仮に、薙刀式でqwerty程度しか出なかったとしても、
僕は薙刀式を使う。
理由は残り2つの論点、
疲労面でめっちゃ楽なことと、日本語を書くのに脳が楽だからだ。

仮に同じ速度で原稿が完成するとしても、
僕に与える負荷が小さいのを選び、
文章の質が上がる方を取るのは、
プロとして当然だろう。

締め切り内に間に合うなら、
多少遅い道具だとしても質が上がる方を取るだろう。
その道具を使うためにスケジュール調整すらするかもしれない。

つまり速度面なんて、どうでもいいとすらいえる。



客観的指標が速度しかないから、
速度面で新配列がアピールするしかない。

疲労しない度、日本語がスムーズに書ける度が、
測定可能数値ならば、
薙刀式のそれは、
前者でqwertyの10倍、後者は100倍には跳ね上がるだろう。
posted by おおおかとしひこ at 17:04| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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