それを知らない頃は、
どんな派手な結論があると思っていたか。
しかし、リアルな真実を知れば知るほど、
キラキラした真実などなく、
結構地味だよなあ、と思うことがある。
ライフハックなんてない。
学問に王道なしだ。
コツコツするしかないのだ。
そんなことは知りたくなかった。
もっと軽快な、
誰もしらない衝撃事実があり、それさえしれれば、
世界が180度変わるような、
そういうものが欲しかったはずだ。
だけどそんなものはない。
ないから世界は簡単には変わらないし、
少しずつしか変わらない。
だからこそ、
そんな簡単で分かりやすいものに、
人は夢を見出す。
詐欺の活躍する場所である。
少し前なら転売とかセドリとか、ビットコインか。
今ならAIがその筆頭になるだろうか。
情報商材とかそういう感じよね。
最先端でなくても、株式投資のコツとか、経営のコツとか、マーケティングのコツとか、
そういう夢のようなアイテムをうたう人たちは結構いる。
で。
それが詐欺かどうかはどうでもよくて、
「人は簡単で分かりやすくて、
それが誰も知らないから自分がライフハックできる」
というのを欲しがる、
ということが言いたい。
詐欺はそれを利用したもので、
物語もそれを利用することがあるよ、
ということだ。
詐欺は金を得たら結末なしで逃げるが、
物語は架空の結末を見せて満足させる。
どちらも金は返ってこないので、
満足させるだけ物語のほうがたちが悪い。笑
ぐうたらなのび太を真人間にするため、
未来からなんでもできるすごい道具を出してくれるロボットが来た、
なんて夢のある話ではないか。
現実が地味であればあるほど、
効くと思う夢だ。
だからガワは、
キラキラしているほうが良い。
そのほうが夢を見れる。
楽しそうに、すごそうに、
誰かを出し抜けるようになっているとよい。
あとは、ガワだけじゃなくて、
物語は中味を用意しなければならないのだがね。
現実は地味である。
真実は地味である。
ほんとうのことはつらいことだ。
だから逆に夢がある。
詐欺師になるか、ストーリーテラーになるか、
陰謀論者になるか、もっと別の何かになるかは、
自分で決めてよい。
2025年11月18日
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