オリジナルの薙刀式はDovorakJで実装しているけど、
QMKやその他に移植するときに、
どこからどこまでが薙刀式で、
どういう仕様なの?
が分からないとわからなくなると思ったので、
俯瞰して書いておきます。
移植の際に参考にしてください。
1. 使用キー範囲
2. IMEとの関係や、オンオフ、同時押し機能キー、SandS
3. 単打面、シフト面
4. その他同時押し面
5. 編集モード
6. 固有名詞モード
1. 使用キー範囲
qwertyの30キーとスペースキーの31キーのみ。
2. IMEとの関係や、オンオフ、同時押し機能キー、SandS
ctrl+shift+0で薙刀式をオフにして通常の入力へ戻る(サスペンド)、
ctrl+shift+1で再開。
IMEオフ(半角、英数直接入力モード)は、FG同時押し。
IMEオン(全角、カナ漢字変換モード)は、HJ同時押し。
Windows10, 11上で、
旧バージョンのIMEを利用しています。
(現行MS-IMEで実現可能かどうかを詳細にテストしていません)
IMEオンオフに関わらず、
・ctrl, win, altを押している時はqwerty配列に戻る。
・SandS(シフトキーとスペースキーを兼ねる)を使用。
・MV同時押しにエンター。
IMEオフ時はqwertyを使用(改造可)。
ただし、上の機能と編集モード(後述)は付随することとする。
IMEオンオフのキーコードなどは、
IMEによって異なるかもしれない。
たとえばヒラガナカタカナキーにIMEオンを設定して、
それを発行する可能性などもある。
実装次第。
3. 単打面、シフト面
以下、薙刀式のカナ配列が有効(IMEオン)時。
単打面(そのまま押すキー)には26カナ、
機能キー3(←→BS)、
特に何も起こらないキー(Q位置)。
シフト(スペースキー)を押している間に30キーを打つと、
別のカナが出る(シフト面)。
押している間有効なので、連続してシフト面のカナを出せる(連続シフト)。
4. その他同時押し面
FまたはJを押しながら逆手のキーで、
濁音になるカナが単打面またはシフト面にあるとき、濁音カナに。
MまたはVで、半濁音カナに。
Qと同時で、小書きカナに。
ただしこの「同時」とは、
「Aを押しながらB、またはBを押しながらA」
という、お互いをシフトキーのように思って押すとOKとる、
「相互シフト方式」とする。
(〇ミリ秒以内に同時にONされたら、といういわゆるタイムアウト方式でもよいが、
本式ではない)
以下の3キー同時押しでも、3キーの相互シフト方式とする。
左手のイ段カナ、右手の「や」「ゆ」「よ」の同時押しで拗音化。
左手のイ段カナ、右手の「や」「ゆ」「よ」、Jの同時押しで、濁音拗音化。
左手の「ひ」、右手の「や」「ゆ」「よ」、Mの同時押しで半濁音拗音化。
第一音のカナ、半濁音、「あ」「い」「う」「え」「お」「ゆ」の同時押しで、
清音外来音。(例: トゥ、ファ、ティ)
第一音のカナ、濁音、「あ」「い」「う」「え」「お」「ゆ」の同時押しで、
濁音外来音。(例: ヴァ、ジェ、デュなど。
クヮ、イェなどはあるが、ツィ、スィなどはない。
全てが実装されているわけではない)
例外処理として、F+「う」「ふ」=「ヴ」(ver. 16)
5. 編集モード
DFを押しながら右手15キーの3キー同時押し、
CVを押しながら右手15キーの3キー同時押し、
JKを押しながら左手15キーの3キー同時押し、
M,を押しながら左手15キーの3キー同時押し、
の計60に、
記号類、カーソル、ショートカット、マクロなどの、
拡張機能を定義する。
(一部記号、一部機能は、
実装形態によってできない場合がある)
6. 固有名詞モード
REを押しながら右手15キーの3キー同時押し、
UIを押しながら左手15キーの3キー同時押し、
の計30に、
よく使う単語を登録できる。
(よく使う単語だけでなく、編集モードの拡張として使っても良いし、
編集モードを単語登録に使っても良い)
物語を書く時には、その物語固有の固有名詞がたくさんでてくるので、
それを一々打鍵しなくてよくなる機能。
各物語ごとにファイルを変え、
たとえば「薙刀式_桃太郎.txt」のように保存して、
各物語を書く時に読み込ませる想定。
_桃太郎には、「桃太郎」「おじいさん」「おばあさん」
「猿」「犬」「雉」「鬼」「鬼ヶ島」
「きびだんご」「吉備団子」「日本一」
などが登録されているだろう。
※ キーボードファームウェア版では、
一々コンパイルして書き込まないといけないので、
固有名詞モードは省略されることが多い。
だがDvorakJは文字列をそのままIMEに送れるので、
漢字仮名交じりをそのまま出せるのがデカい。
薙刀式漢直(予定)もこれを使って実装するかもしれない。
2025年10月07日
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