最新の親指キーの設計思想についてまとめておく。
大きな基本的考え方は、
「平面上の格子配列で、
横についてる親指の、
指紋部分で打鍵できるような、
ななめについた親指キー」
である。
これは初代木工親指キーの時代から、
大目標で、まだ完璧とは言えない。
初代は親指の形に凹んだコンケイブであったが、
いつからか凸のコンベックスになるべきと思い、
色々なものを試して現在に至る。
今回の考え方の新しい部分は以下だ。
・直径4センチの球の一部を使用
オーコンベックスの球だとRが小さく、
太い親指よりも細い指の感触がしていたので、
思い切って「親指のRの球ならいいのでは?」
と思い、目測で直径4センチ以上5以下とした。
実際に直径のセンチ違いの球はないので、
そこらへんの手すりやポールをさわり、
具合の良かった4で確定。
親指の指紋部が優しく当たり、
点で当たってやや痛かったものから、改良されたと思う。
・側面部をこするような打鍵法
球の一部をどう打つか?
仰角45度以下だと、
どうしても指は無意識に「上から下を叩く」ような軌道を取ってしまう。
これでは横から掴むような形にはならない。
なので、60度くらいに立てて、
側面をこするように打つタイプだ。
つまり、4指が水平なキーを打つ時、
親指の指紋部は何度になってるか?
という問題だ。
実際のところ、手のひらはテントしているため、
0度が手のひらの面ではないので、
話は相対的になってくるが。
僕のATC打鍵動画を見ると、
上から下にこするのと、手前から奥にこするのとが、
半々くらいで出てくる。
理想は手前→奥なんだけど、非直感的な運動なので、
まあ負荷分散でいろんな運動をするのはヨシ、
という評価かな。
・スイカの皮型の曲面
球を横にスライスするだけの形だと、
親指キーの奥が高くなり、BNへの人差し指の動線の邪魔になる。
なので、スイカを上から16分割くらいして、
一切れを横に置いたような形になっている。
実際には、横にスライスした球の一部に、
円でプロジェクションナイフを入れて切り欠いている。
手前は広げてもよかった、
つまり三角にしてもよかったけど、
幾何学的に美しいのでこの形はお気に入り。
(追記)
スイカとしたが、みかんの房でもよかった。
そっちのほうが大きさにリアリティがあるな。
・指の触れる部分は、内側、かつ手前側
ステムを中心にコンベックスキーを傾けた前のバージョンだと、
ステムの中心よりも外側に触れることになり、
親指をガバッと開くことになり、
自然な位置にならない。
なので、親指の触れる位置をできるだけ内側にずらして、
ステムギリギリになっている。
また、手前奥の関係で言うと、
やや手前に持ってきている。
親指の触れる部分は、思ったより手前であることがわかったので。
・とりあえず#1000まで磨き、蜜蝋仕上げ
いつもの仕上げだけど、今#1000仕上げを試しているので、
滑りすぎない、ちょっと止まる感じの滑らかさになっている。
ZENAIMのキーキャップの触り心地に近い。
つや消しマットなやつね。
#2000だと碁石みたいになるのだが、
そこまで行かない感じの触り心地だね。
飽きたら#2000にするかもしれない。
(たぶんもう一回#1000で磨いたら戻るやろ)
ツルツルまでいかない、さわさわした感じ、とでもいうべきか。
僕の関心ごとは、
スピードと疲労しないことの両立だ。
前の「立てた1Uコンベックス」は楽なんだけど、
スピードが出ない。
3度くらい微妙に傾けた1Uコンベックスは、
スピードは出るが親指側面で叩くだけなので、
親指が痛くなってしまう。
まあATCで195出せたから、
スピードは問題あるまい。
あとは疲労度だな。
こればかりは長期間打たないと分からないので、
しばらく使ってみるしかないなー。
2025年10月06日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック

