2025年10月09日

グッドウィルハンティングとの類似点(「普通の人々」評)

レッドフォードの追悼のため、やっと観れた。

ものすごく昔に見てたのを思い出した。
そしてその時と同じ感想を抱いた。
所々いいんだけど、全体として、
それがやりたかったの?って感じ。

アメリカの父は大変なのかもしれないなー、
と80年代から遠くなった今、思える。

ネタバレなしで。


この頃アメリカ映画ではよくあったパターンに見える。

自分より優秀な兄がいたが事故で失い、
家族がぎくしゃくする。
(何で見たかな、スタンドバイミーにはあったな)

その事故のフラッシュバックばかり見て、
眠れない。
(大抵水難な気がする)

精神科医に通い、
自分の言葉が出るまで待つことになる。
そしてなぜか「君の友達だから」がある。


ラストは特に「グッドウィルハンティング」と、
ものすごく似てる気がした。
なんでどっちの精神科医も鼻がデカい、
ユダヤっぽい感じなんだ。
(そしてどっちもホモっぽいんよな)


この映画の場合は、
父と母と次男の、三角関係というのを、
上のふりかけにかけたらできそうな気がする。

シーン単位ではいいところも沢山ある。
だけどなんか惜しい。

合唱部のヒロインがめっちゃかわいい。
とくにデートに誘う時のシーンは最高に良い。


主人公を変えるのは女、
というのも少々ビッグマザー的だなー。
女を知ったら男子は変わる、
というのもまあベタベタな気がしなくもない。


しかしアメリカ映画の主人公は、
日本の男子にくらべて積極的よね。
そうじゃなきゃ話が進まないのもあるけど。




しかしロバート・レッドフォードは、
ずいぶん繊細な人だったんだなー、
とこれを見て思ってしまった。

あまり自分の活躍を喜んでなかったタイプなのかもしれない。
サンダンスキッドの姿しか記憶にないけれど、
こんな映画を作った人、
という記憶にとどめておきたい。


以下、下世話な話。









彼はゲイだったのではないか、
と感じて調べたのだけど出てこなかった。
この映画における母親の描き方が、
ちょっとそんな感じがしたんだよね。
女が嫌いで理解を拒んでる感じ。
一方、合唱部の彼女はゲイにとっての女友達っぽいんだよな。

サンダンスキッドの遠い目がどこか異人っぽいんだけど、
それがこの世界になじんでないゲイと、
すごく似てると思ったので。

まあ、ストレートでもゲイ的な感性を持つ人はいる。
どちらでもよい。
少なくとも、際立った感覚をもってたことはたしか。
posted by おおおかとしひこ at 22:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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