2025年10月10日

【薙刀式】0.4%の重さ

出現率0.4%って、
どれくらいレアなイメージだろう?

直感的には「めったに出会わない」くらいだと思う。
でもそうじゃないんだよね。


ずっと迷っている、
さまよえるカナ「ね」。
これは出現率0.4%だ。

数字だけ見たら大したことないはずなのだが、
僕にとっては「結構悩ましくちょいちょい出る」、
くらいの感覚。

そうだな、1日数十回は打つ気がする。

計算してみよう。


薙刀式で1時間クルージング的に書くと、
大体5000字書ける。
ブログ記事3本ちょい。

漢字含有率20%として、
1漢字2カナとすれば、
6000カナ程度。
この中に「ね」は、6000×0.004=24字含まれる。

ですよねー。いいところだ。


1時間に24回会うのは、レアとは言うまい。
ちょいちょい出る、だろう。
2.5分に1回会う計算である。

直感の0.4%のレア度に比べて、
何千字も書くと感覚が変わってくるんよね。


おそらく、
この直感通りのレアリティは、
200字くらいじゃないかな?

今苦しんでるATCで1分あたりに書く文字だけど、
これで0.8文字。
1個「ね」があるかないか、くらい。
これなら0.4%という出現率の感覚とあっている。

そう、つまり、
%なんて所詮は「百」分率よ。
100文字くらいの単位でしか通用しないのだ。

「いやー、今日は書いたなー」
って時は、大体1万字。
ここに0.4%は48字くらい含まれる。

だいぶちょいちょい会う人で、
このペースなら明日もちょいちょい会うだろう。

0.4%というと何日かに1回くらい?
のイメージだけど、
全然そんなことなかった。

仮にもう一桁さげて、
0.04%だとしても、
1日数回は会う可能性があるね?
会社の受付のお姉さんくらいじゃん。

えー、全然レアじゃねえなー。



百分率で考えてるからあわないんだ。
カナの出現率は、万分率で考えないとだめだわ。
パーセントじゃなくて、
パーテンサウザンド?で考えないと。

たぶん、僕ら的にレアなのは、
0.1万分率=0.001%なんだろうなー。
ヴィくらい?そんな統計ないから知らんけど。

それでも、月に3回くらいバイト先で会える可愛い子、
くらいの確率で会えるんだな。
じゃヴィはもっと下かなー。(文体による)



そもそもなんで%で統計取ってるんだろ?
世間の習慣に合わせたんだろうけど、
「カナが100字しか書かないってことはないだろ」
って誰も気づかなかったのかしら?

昔kouyさんが「1万字のかなを入力する場合の打鍵数」
という表を作ってたのを見た時は、
「1万字かー、何日かかるんだろ?1か月かな?」
とか無邪気に思ってたが、
今や1日で書いてるわ。

ちなみにこれ。新下駄はまだなかった時代。
http://web1.nazca.co.jp/kouy/keycount.html


というわけで、0.4%は常用レベルに多い、
メジャーカナだ。
デスクのお姉さんよりもっとしゃべる人だ。
だから、
「ね」の位置は練らないとダメなのだ。
posted by おおおかとしひこ at 12:09| Comment(2) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
これは記事の内容とは関係が無いのですが、
どこに書けば良いのか判らなかったのでここに書かせて頂きます。

薙刀式に習熟して打鍵速度が上がって来ると、
打ち易い組み合わせで「文字化け」が気になります。
個人的にはシフトキーを同時に押す例外処理で回避していますが、
例外の数を増やすと記憶負担が増えるので困っていました。

最近は「はな」が「ぱ」に化けるのが気になり始め、
薙刀式の習熟者の定番(?)である
「TとYのレイヤー化」で試したのですが、
指が遠くて常用する文字で使う気にはなりませんでした。

それで苦肉の策として「BSをレイヤー化したら案外良かった」
という話です。

       ×− ゑぺ
 ヶ ざ   ××ゐヴぷ
ぽぴぱ    ××

薙刀式はVかMとの同時押しで外来語と半濁音を入力しますが、
そこから半濁音を分離したら個人的にスッキリしました。
旧字の「ゐ」と「ゑ」や「ヴ」がそのまま入るのも良かったです。

右手面のBSとの同手打鍵は癖が強いですが、
文字の使用頻度的に許容できる範囲かなという感じです。
ただしピャ、ピュ、ピョだけはVとの同手打鍵にしました。

BSのレイヤー化には違和感を持つ人が多いと思うので、
私家版としてしか通用しないでしょうが、
同好の士との話のネタくらいにはなるかもしれません。
Posted by ヨシアキ at 2025年10月10日 17:24
>ヨシアキさん

化け問題に関しては、
相互シフトを最大限利用して、
「ロールオーバーしないようにする組み合わせを覚える」
が最大限の対策かなーと思われます。

話す、離れる、華々しい、鼻の穴、母なら、
などをロールオーバーなしで練習すれば、
あまり化けることはなくなっていきます。


薙刀式のこの化け対策は、
もっと頻度の大きな2連接から始めてだいぶ組み合わせを減らしてきて、
今一番頻度の大きいのが「はな」です。
これをクリアすると次の頻度は「こな」です。

白い粉、来ない、名こそあれ、粉々、
などで練習してエンターに化けない、
などをある程度練習すると、
あとはほとんど大丈夫な気がします……
Posted by おおおかとしひこ at 2025年10月10日 17:30
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