2025年10月11日

【薙刀式】タイピングゲームと現実の乖離の臨界点

タイピングゲームは、よちよち歩きのときは歩行器として役に立つ。
タイピングゲームは、ある程度の速さまでは、
現実に役立つ速度を手に入れることができる。
だが○○のあたりから、
それを超える特別なゲームになっている。

○○の値が、人によってだいぶ違うね。


僕はタイプウェルしか経験がないので、
以下それを基準とする。

僕の遅いqwertyはB(86秒)だ。

僕はSS(55秒弱、秒5カナ)でいいと思った。

X前半(40秒あたり)という人もいる。
僕よりだいぶ速い人だな。

ちなみに競技タイパーは、20秒あたりで戦っている。


まずこの数字だけを見れば、
qwertyが競技では最速である。
だが僕は、
その競技が、現実と乖離したものを競ってると感じたので、
この歩行器から降りて自分で歩くことにした。

あとは勝手に実戦、つまり創作文で鍛えればいいやと。


そして毎回出すが、
日常文で、僕の1500に対してタイパーは1700くらい。
55対20とは思えないほど差が詰まる。

脳の速度がボトルネックだからだろうか?

日本一を競う競技者よりも、
僕の方が脳が速くて、
結果詰まったのかしら?

それとも、薙刀式が実戦では強いのかしら?

ここを分離できないので、
これ以上はよくわからない。

少なくとも、
実戦速度とタイピングゲームの関係は、
上のほうになればなるほど乖離する。


タイピングゲームの功罪がある。
功は、多くの人のブラインドタッチを鍛えたり、
数字にすることでモチベになり、
客観的測定器として、自分の成長の客観化に役立つことだ。
罪は、唯一絶対の指標になってしまったことと、
現実離れしてるのに、
それを現実と比例すると誤解してる人がいることだ。
(やらない人ほどそう)


いや、競技タイパーが、
4500字(変換後)/10分で、
自分の思うことを綴ってくれさえすれば、
タイピングゲームは測定器として優秀だと思うよ。

でもそうではない。
1分の無呼吸競技と、
10分も30分も何時間もかけて考えることは、
やはり全然異なる。


タイピングゲームをしないで、
ブラインドタッチを学び、
書くことが速くなる方法はあるだろうか?

薙刀式のマニュアルがひとつの答えだ。

本質的なホームポジションのアルペジオから入り、
それが日本語の中核であることを確認し、
徐々に運指と段階的に打てる言葉を増やし、
最終的には全範囲をコンプリートし、
それらの運指を鍛える補講のようなものをやれば、
大体指が動くようになるマニュアルだ。

一週間もやれば指が動くようになる。
あとのおすすめは、
自分が暗記してる文、俳句や歌詞を打つこと。
原稿をコピーするのではなくて、
頭の中から溢れ出るそれを書くようにすること。

あとは、いよいよ自分の思うことを書くこと。

間にタイピングゲームを挟まずとも、
これで僕は薙刀式で700〜1000はいくようになると思う。


日本語をどうやって学んできたのか?

ぼく、おれ、おとうさん、おかあさん、
といった「基本的な単語」からはじまり、
さくら、にほん、ごはん、うち、そと、
などを小学校で学び、
それらのつながりをまなんで、
物語文、日記文(エッセイ)、説明文、
などを読んできたはずだ。
そしてそのうち本一冊読んだりするようになるわけだ。

単語→つながり→短期的注意で読める分量
→長期的注意で読める分量

のような発展度合いだろう。


この順でブラインドタッチを学べばいいと思う。
基本的な単語、基本的なつながり、
短期的注意で書ける分量、
長期的注意で書ける分量。

短期的とは、1分、5分、10分と刻み、
長期的とは、1時間、4時間、1日、
数日かけて、くらいと、
段階を踏めばいいと思う。


僕のタイプウェルへの批判はつまり、
単語しかなくてつながりをやってなくて、
高々数十秒のごく短期的注意しかやってないからだ。

言語習得で言えば、
幼稚園で止まってるわけ。
これは寿司打もおなじだね。

もう少し文になってるe-typingでも、
まあ小学校3年くらいか。
e-typing長文でも、国語の教科書に比べればずいぶん短い。
オイ大岡読んでみろ、と立って読まされる量よりは、
ずいぶん短い。

せいぜい小学校3年レベルの書き物しかしてない。
もちろん文章の内容は大人用だけど、
言語習得段階としての小学校3年ってことね。

幼児期の歩行器は、
SJ(76秒)くらいで外していいんじゃないか。
SS(55秒)は、外すのには遅すぎたと僕は考えている。
SC(62秒)で卒業でいいでしょ。

あとは勝手に書きまくった方が、
実戦には早道であるように思えるね。


もっとも、
薙刀式のような教科書が揃っている配列は、
いまのところ他にひとつもない。

新下駄の練習メニュー(作者が作っていないが)は、
「本質的な言葉とその連接」をやらずに、
ひたすら指の動きだけを、
狭い範囲から広い範囲に段階的に叩き込む方法論だ。

飛鳥、親指シフトの練習メニューもそうだ。

つまり、
おそらくは薙刀式が、
「本質的な言葉を本質的な運指に込めて、
その中核から練習する」を、
初めてやった配列なのではなかろうか。

(その練習方法は、薙刀式のページからDLできる、
マニュアル内にかなり詳しく書かれている。
意外と「薙刀式はじめました!」という人でも、
それを読んでない人がいるんよなー。
あとで気づいて「最初からこれ読んどきゃよかった」
というのは何回か見た)


幼稚園、小学校で言語習得したように。
小学校高学年、中学高校で、
作文を書いてきたように。

そんなふうに練習すればいいものを。

そんなふうになってないタイピングゲームは、
僕は言語習得としては信用してなくて、
方便として利用するだけして、
あとは捨てるのみだ。


もちろん、レースゲームとしてやる人は、
死ぬまでやってください。
僕より3倍速く打てるんだからマジですごい。
EVOとかに出ればいいのにな。
EVOは格ゲーやFPSのイメージしかないけど、
レースゲーとかないのかな。
マリオカート世界チャンピオンみたいのがあればいいのに。



タイピングの速度をあげたい人は、
2倍速くなったら生産量も2倍になるから、
速くなりたいんだよね?

配列を変えたい人は、
今のままじゃ遅いから、
今のままじゃ腱鞘炎になるから、
ある速さに到達したいんだよね?

その目的をまずはっきりさせれば、
生産量アップのための手段として、
タイピングゲームが100%カバーしてると思うのは、
言語をなめてるんじゃなかろうか。

まあそんな馬鹿はいないので、
程度問題になると思う。

僕はSJ(76秒)〜SC(62秒)で卒業でいいと思うよ。
SS(55秒)もいらなかった。
無駄な時間を過ごしたと思う。
posted by おおおかとしひこ at 10:43| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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