もともとギャンブル用語だと思うが、
一般でも使うようになっている。
ランダムな要素のうち、
すごくラッキーな場合が上振れ、不幸な場合が下振れ。
上振れを引いた、なんて言い方をする。
1/2の丁半博打をやるときに、
10回連続丁が出ることはめったにない。
しかし1/1024だから、
まあまああるケースではある。
確率が偶然偏ったときに、
それを引いてしまう事はままある。
10回半に賭けてたら、全負けよね。
こういうとき、下振れを引いたー、
などというわけだ。
さて、本題である。
僕らの執筆は、毎日同じ調子ではない。
調子のいい時もあれば、悪いときもある。
スイスイ進むときもあれば、
1文字も良くないときがある。
よく「それでも毎日書け」とアドバイスする人がいる。
やめてしまうと書けなくなるから、
というのが理由だけど、
僕は、下振れの日にも進めておいて、
上振れの日に書き直せばいいじゃん、
という意味で、
毎日書け、ということを奨励したい。
どうせ我々の実力は、ランダムに上下するのだ。
上振れの時だけしか書かないなら、
名作もできるかもしれないが、
それはめったにないので完成までいかないだろう。
それよりも、上振れの日も下振れの日も進んでおけば、
大体平均したものではあるが、
完成はする。
あとは、上振れの日にリライトしていくと良い。
そうすれば、上振れの所だけを蓄積できるだろう、
という考え方だ。
最初から上振れの日しか書かない方法だと、
いつまでたっても完成しないので、
多分飽きちゃうと思うんだよね。
「ずっとできないからできない」という悪循環に陥ると思う。
それよりも、
「とりあえず大体できているのがあるので、
これに筆を入れていけば完成するぞ」
というテンプレじゃないけど、
たたき台みたいなのがあったほうが、
自分的には書きやすいと思うんだよね。
下書きは全部あったほうがいい。
あとは筆を重ねて、
上振れを重ねていけばいい。
そしたら、どんどん良くなるから気分がいいよ。
リライトのときの下振れの日は、
誤字脱字チェックとか、
固有名詞を整理するとか、
プロットとページの関係を書き出していくとか、
わりといろんなことがある。
だからなんだかんだいって、
上振れの日まで待てると思う。
全然できてないけど閃き待ちか、
それともたたき台はできていて、
閃いたらもっとよくなる状態のものか。
精神的にどっちが楽で楽しいかは、
想像の通りだ。
ちなみに薙刀式カテゴリでも公開したけど、
僕がどれだけ直すかの最近の原稿例。
これだけ上振れの日の僕が直してくれるので、
下層民であるところの下振れの僕は、
ベースを書いときゃいいんです。
2025年12月08日
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