2025年12月13日

どこを切っても面白いように

プロットを書いているとき、
これはなかなかに難しい。

でもこうなっていないという基準が一つあって、
「どうにかなって次がある」という風に、
自分の中で省略している場合だ。


Aで終わる、次がBから始まる。
そこが直結していない、というポイントは、
プロット状態だとよくある。
考えてなくてごまかしてるときと、
つながっていないと気付いていないときだ。

どちらも、実際の執筆段階で苦労するところだろう。
「あれ? 次どうすればいいんだっけ?」
と、道に迷うこと必至だ。


まあ、なんやかんやあってこうなるのさ、
と適当に考えているところを、
なるべくなくそう。

それは適当でもいいのだ。
つながっていることが大事だからだ。

ない状態ではなく、ある状態にしてから執筆に入るべきだ。
なぜなら、ないものを書くのはかなり大変だが、
すでにあるものをアレンジして書くのは結構簡単だからだ。

「そうか、プロット段階ではこう考えていたが、
これだとつまらないので〇〇にアレンジしよう」と出来るわけだね。
これが、「あとで考えよう」などと甘い考えでいると、
「なんなんだよ、プロット段階の俺、
未来の俺に丸投げじゃねえか!」と憤慨することになるだろう。


どの場面も輪切りにしてみよう。
どこででも面白いようにしよう。

それは「焦点がはっきりして、感情移入が保たれていて、
新しい情報が入って認識が変わったり、
立場が変わったり、
変化したり、
驚きや予定外があったり、
危険がマックスになったりすること」
だ。

このパートは休みなんですよ、という場所はない。
安らぎが劇中にある場合は、
展開が止まっているパターンだ。
本当に面白い話は、安心の中に油断できない緊張があるものだ。


というわけで、
プロット段階でぬるいところはないか?

手を抜いたなあ、と無意識に思っているところを、
まず潰してみよう。
そこが苦手だから逃げていることを認めよう。

そしてそこをじっくり考える。
何かアイデアがいると思う。
いい考えが思いつかなかったから、
そこが面白くないんだからね。

面白くなるアイデアは、プロット段階で、
どんどん試すことが出来るんだよ。
それを使うべきか、使わないべきかは、
実際の執筆で改めて考えればいい。
posted by おおおかとしひこ at 12:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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