Twitterから。
> 親指シフトに移行して実感したのは、ローマ字変換のオーバーヘッドが意外と大きい事。40年もローマ字入力やっててまだオーバーヘッドがあるんだから、思考を書きおこす作業にはローマ字入力は不適なのよ。 試験を問題文や規範の写経と捉えるとローマ字入力。思考の提示と捉えるなら、かな入力。
久しぶりにこの話を見た。
「ローマ字は脳内でローマ字変換しなきゃいけないから、よくない」
vs
「そんなものはない、同時押しみたいなものだ」
という論争は、
実のところ打鍵速度と関係している気がする。
ビジネスマンの平均打鍵速度が、
秒1.9打≒秒1カナというのに衝撃を受けたのだけど、
これだとたしかに、
脳内ローマ字変換してる感覚になると思う。
カナなら1秒1打で打てるし、
1.5打くらい打てそうなものだ。
それに比べて、ローマ字1.9打の指で2回打って、
ようやく1カナになるんだから、
ローマ字の2打がわずらわしいというのはよくわかる。
脳内ローマ字変換などない、
自動的にいくのだ派は、
おそらく秒5打程度の中級者以降であろう。
秒3カナは打てるわけだ。
これくらいまで行けば、
秒3カナで何が起こってるか意識せずに、
内容に集中できそうだ。
そもそも反論している人たちは、
タイピング上級者であり、
秒7〜10打≒秒4〜6カナ以上打てる人たちだったりするし。
そんな人たちは、秒1カナの世界を、
忘れてる/知らないのではなかろうか。
杖をついてゆっくり歩く老人が、
「一歩一歩歩くのに杖が必要でつらくてねえ」
と言ってるのに、
「は?フルマラソン走るのは無意識でしょ」
ってマウント取ってるに過ぎないと思う。
日本のビジネスマンは、
たかが秒1〜3カナの世界でコトコトやっている。
そしたら、1.7〜5.1打よりも、
1〜3打の方が楽だよな、
という話に過ぎないと思う。
秒10打の話ではないのだ。
打鍵がロロロロロロと流れになってなくて、
カタ、カタ、カタ……という段階では、
1打でカナが打てる方が負荷が少なく、
2打もかかるのは負荷がデカいのだ。
そのローマ字の負荷の大きさを、
脳内ローマ字変換とか、
脳のオーバーヘッドとか、
呼んでるにすぎない。
脳内ローマ字変換などない、
という人は、その負荷を乗り越えるだけの速度の人なのだろう。
秒何打か申告してから議論すると、
話が見えてきやすいと思う。
さて、
というわけで、
qwertyローマ字は思考に良くない。
だから日本の生産性は下がったのだ。
FAX手書き時代のほうが日本優位だったじゃん。
DXは日本に不利なんだよ。
もし本格的にデジタル日本語をやるなら、
カナ系新配列をやるか、
秒5打以上でローマ字を打つしかない。
ローマ字系新配列は、
qwertyよりは動線が整理されているので、
覚えやすく運用しやすいので代替手段かもしれない。
いずれにせよ、
qwertyは国の敵として窓から捨てるべきなのには同意する。
2025年11月07日
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配列のお話や創作論など、いつも興味深く読ませて頂いています。
>ビシネスマンの平均打鍵速度が秒1.9打
先日の記事を読んだときから思っていましたが、このデータの出典が気になりますね……
e-typingの全国平均が大体220〜250で、秒3.5〜4打ぐらい。
実際の平均速度はこれに近いのかな、と個人的には思っています。
(中央値も平均とそんなに変わらないので、上位帯のタイパ―が平均を引き上げているということもなさそう)
職場で周りを見ていてもこの水準と同等かもっと速い人がほとんどで、秒1〜2打ぐらいの人はほぼいないので、平均1.9というのは正直ちょっと信じがたいですね……
eタイピングのスコアは、
タイピングを真面目にやろうという人たちが母集団なので、
結構高めに出るんじゃないかなーと思います。
弊社は映像制作系の会社ですが、
事務方でもない限りは秒1.9打は現実に見えますね。
また、とくにスマホ世代だと、
スマホでのチャットでの返信は、
PCベースのメールより明らかに速いです。
今はスマホでなんとかなるので、
わざわざキーボードを鍛えようと思わないのでは、
と予測しています。
たぶん弊社のブラインドタッチ率は、
肌感で10%切ると思います。
なので1.9はリアルさを感じますねー。
カフェとかで見てると、
秒3打切るくらいが平均に感じます。