「タイピングを覚える」ことを、
「ランダムな1点を、○個覚える」ことと、
勘違いさせる全てのツールに反駁したい。
キーボード配列を覚えるツール
https://tateita.com/typingposition.html
これはおそらく勉強を、
「ランダムなものを丸暗記してこなしてきた」
タイプの、頭の悪い勉強法だ。
頭のいい方法を伝授しよう。
勉強のコツは、
ランダムの一対一対応の棚を、頭の中につくることではない。
もちろん、
基礎中の基礎はそれをせざるを得ないパターンもある。
化学でいえば周期表だ。
英語で言えば基礎単語だ。
古文でいえば活用形だ。
その段階を超えると、
知識というのは連関を始める。
exportが輸出する、importが輸入する、
と1個1個覚えるのではなく、
ex-は外に、in-は中に、を指す接頭語なのだから、
これは、ex/im-portということだな?と分かることを言う。
inとimはどう違うのか?を考えて、
pの前はmになることを知るわけだ。
npを発音できないので、mpになると、
口を動かして初めて知るわけ。
あー、inpressionじゃなくてimpressionだよな。
inpotenzじゃなくてimpotentzだ。
じゃあportは?港だよな。portlandは港町。
teleportationはtele-phoneのように、
非常に遠いところを一瞬にex/im-portすることだから、
瞬間移動。
同様にtelegram、televisionも理解できる。
こんなふうにして、
知的な何かというのは必ず関連しあい、
ネットワークを築いているものだ。
そのネットワークの基礎パーツ、
ex、in、portなんかはランダム丸暗記しかないけれど、
これを越えたときの、
「組み合わせ」に真髄があるわけだ。
ことばはこの連関を持つ。
日本語でも、
「言葉」は「言の葉」のことで、
「一言」「戯言」「うわ言」「言霊」
「木の葉」「手紙の一葉」「枝葉」「若葉」「枯葉」
なんかの集合の中のものであることがわかるわけ。
これらを紡ぐのがキーボードだ。
だから、文字たちは単独で存在するのではなく、
ネットワークという連関をもって存在している。
そのネットワークの連関をすべて断ち切り、
単なるランダムツイスターゲームにしているこのやり方は、
最もIQの低い、
最も勉強のできない、
最も脳筋の、
すなわち最も非人間的な学習法である。
このやり方で、人類の最初の道具であり、
最終の道具でもある言葉を、
学ぼうとするなど、
何も理解してないに等しい。
入口を間違えて屋根から入ろうとしている客人である。
どうしてこんな学習ツールをつくってしまうのか?
プログラムが簡単だからだ。
1. ランダムで文字を出す
2. 入力と合ってるか合ってないか判定する
3. 集計する
ができたら大体できるからで、
つまりは初歩的プログラミングの課題になるからだ。
プログラミングの易題だからといって、
正しい学習ツールにはなっていない。
むしろ、
「誤った学習ツールなのに、
プログラムでは最も簡単にできる」ことが問題なのだ。
これはつまり、「同様のツールの乱造」が、
簡単なことになってしまうことを意味する。
トカレフが普及したことと同じだ。
トカレフは人を殺せたが、
こうしたランダム問題ツールは、
学ぼうとする人を殺す。
あなたが勉強ができる人なら、
このツールを見てふたつのことを思うだろう。
1. これは間違った勉強法なのでは?
ネットワーク的に学ぶべきではないだろうか?
2. いや、ここは基礎なのかもしれないから、
丸暗記法するべき部分なのかな?
2を信じて体育会系をやる人の方が多いと思う。
こうして、キー配列はいつまで経っても記憶されない。
ではネットワーク的に学ぶ方法とはなんだろうか?
頻度順でネットワークを構築していくとよい。
qwertyでいうと、ローマ字の登場順は、
AOINUT KESRHM D,GYW. BJ-ZPF V
だ。(大西拓磨さんしらべ。僕が6文字おきに区切った)
ということは、よく使う文字だけでまず言葉を作る練習をすればよい。
AOINUTだけで言葉を作る。
これをそう読めるということで「青い夏」法と名付けよう。
あ あい あおい おい おあ
あん いん おん なお なに
あう のう いぬ いう
あった あっつい いた たい いたい いつ たつ
たち なつ あおいなつ
こんなふうにある程度無限につくれる。
ネットワーク的なつながりをつくっていくのだ。
これに次の6文字を加え、次の6文字を加え……
とやっていくのが、
「ネットワークを構築する」という、
真の勉強法に近いやり方である。
王道すぎて大変なのでやりたがらないだろうが、
それでも最も短いやり方だと思うね。
なお、この最初の6文字が、
・・・・T ・UIO・
A・・・・ ・・・・・
・・・・・ N・・・・
こんなふうにブラインドタッチするには歪な形をしていることが、
qwerty配列がインチキで日本語を打つのに適した形をしてない証拠なのだが、
まあそこは普段けちょんけちょんに言ってるのでスルーする。
せっかくなので大西配列のそれを示すと、
・・U・・ ・・・・・
・IAO・ ・TN・・
・・・・・ ・・・・・
と非常に美しいことがわかる。
そもそもqwertyがゆがんでいる事が、
「美しいネットワーク形式に運指がなるわけがない。
だったら脳筋でやったほうが早いのでは?」
という発想を生んでるのだとしたら、
あまりにも悲劇の再生産というものだ。
この、貧乏が貧乏を生む状況は、
僕は地獄だと思う。
人類の最初の最後の武器、言葉を、
放棄した世界であるように思う。
だから心ある者よ、
もっとまともな、キー配列を覚えるプログラムをつくって、
こういうゴミを駆逐するほど普及させてほしい。
そこで、
「正しい学び方とは」を広めてほしい。
「青い夏」法ではない、別のやり方でもよい。
もっと心ある者は、
こんなうんこ配列を使わずに、
言葉のネットワークについて熟慮された新配列を、
使うべきである。
薙刀式を使う者は、そのひとりであろう。
他の配列でも該当するだろう。
2025年12月09日
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脳内でカナに変換するプロセスを踏むやり方に、学習段階で無理矢理固定させている節があって、そのせいで多くの日本人はブラインドタッチが出来ないのではないかと思うことがあります。(諦めてしまう)
本来タイピングって運動記憶の積み重ねみたいな感じじゃないですか。
uiの簡素さとかを考えると、上手いやり方は思い付きませんが、最初からカナ(連接)に対応する動きで覚えさせるようなツールが、学習には適切だと思います。
ええ?!
知らなかった。
最近の子供かわいそうまである。
もっと根本的なところからタイピングおしえろや。
……となるとqwertyローマ字の見直しからになるので、
一配列に絞るなら、
暫定大西配列を標準化するところからで緊急合意かな。
ランダムじゃなくても、とりあえずホームポジションの「F」「J」を何回も押させたり、ローマ字単体で覚えさせようとしてくるんですよね(笑)
お勉強みたいに暗記するものって植え付けちゃったら、そりゃ楽しいと思うのって、所謂オタク気質の人だけになっちゃいますよね。
形式はゲームみたいに楽しそうでも、
やってる内容がクズという、
典型的な、見栄えに騙されてる中身のないバカです。
教える側がブラインドタッチできないのに、
なぜそれでマスターできると思っているのか、
1週間くらい聞き取り調査させてもらいましょうか。
とはいえ、中学校からでは指が動かなくて辛いので、
やらせるなら小学校からで、
とはいえ小学校で全員ブラインドタッチは無理だから、
「キーボードに親しもう!」がゴールになってるという、
日本のダメな玉虫色結論が見えてきますな。
『ぬふあうえおやゆよわ…たていすかんなに…QWERTY…』って、並び順の意味がわからないもんw
子供に教えるのは何がいいかは、
また揉めるので置いといてw、
「文字は左上から読む」
「タイピングは中段人差し指部から外側に向かって読む」
という読み方の違いがあること自体、
教師は誰も知らないかもですね。
qwerty配列ではなく、jkl;fdsa配列と呼ぶべきでしょう。