2025年12月10日

【薙刀式】論理配列を変えるときに、数個変える可能性がある

怖いことを言っておきましょ。
一発で幸せの青い鳥を捕まえられるとは限らない、
という話。

でもオチがあるので安心してくれ。


いやー、楽しかったねATC 2025。
あれだけいろいろ見ると、どれかに変えてみたくなるよなー。
きっと夢のような生活が待っているんだろうなあ。
大岡さんは毎日極楽みたいなこと言ってるしなー。
よし、〇〇配列に決めた!
やるぞ!

と新配列を始める人が増えることを僕は期待している。

しかしそこにはいくつかの落とし穴がある。
練習方法が間違っていて遠回りしてしまったり、
大体マスターしても、
qwertyとの併用に悩むことになったりだ。

だけど、より深刻(に見える)のは、
「せっかくマスターしかかった配列が、
実は自分に合わないとき」ではないだろうか。

このリスクを想像すると、
「まだ分かりもしない練習コスト」+
「それをアンラーンするコスト」+
「また別の配列を探すコスト」+
「それを練習するコスト」+
「qwertyを併用するコスト」+
「もしまた間違ってたら次の配列にかかるコスト」……
などが、天井知らずに襲ってくるように思えてしまう。

つまり、
「配列を決める失敗は許されない」
ような気がしてしまうことだ。

つまりは、
「これだけのコストをかけてしまったのだ、
今更元には戻れない」
というコンコルド効果を、
まだはじめもしない頃からプレッシャーとして感じてしまうから、
恐怖してしまうんじゃないか。

「家を買う恐怖」「結婚する」みたいなことかしら。

家や結婚はやり直せないかもしれないが、
「配列は簡単にやり直せる」ことを布教しておきたい。


やり直せる?そんな何回も配列をマスターするなんて、
めっちゃ大変じゃん、だからやんないんだよ、
と思い込んでいる人はちょっと待ってほしい。
実はほとんどの人が知らないことがあるんだよ。

「二回目の配列習得は半分くらい楽になる」
という法則が。

ある配列をマスターするのに100労力かかるとしよう。
qwertyのマスターに100かかったとしよう。
そしたら、
新配列はそれより簡単なので50くらいしかかからない。
(50は極論だけどそんなに遠くないよ)

それが合わなかったので別の新配列Bに変更しようとしたときに、
50またかかるんじゃないんだよね。
体感25くらいで済むんだよ。

どういうこと?

「配列をマスターするスキルがついた」からなのさ。
そんなスキルが人類にあるとは分からなかった。
だけど、
スキルを身に着けるスキルみたいなのが人間にはあって、
配列の場合、
それが向上することがかなりあるんだよな。

100+50+25+……は収束するね。
公式によれば200だ。
つまり、
どんなに新配列をとっかえひっかえしたって、
qwertyの2回分までしか苦労しないぜ。
やったー。

もちろん半分というのは暴論なのだが、
大体似た傾向にあることはたしかだ。

qwertyというのはブラインドタッチ習得が異常に難しい。
法則性がなく、しんどい指使いばかりだからだ。
それに比べれば新配列の方が遥かにマシだ。
つまり、qwertyを習得するよりも遥かに楽に習得できる。



複数の配列を経験した人はあまり多くないのだが、
それでも証言を沢山のこしていて、
配列のマスター自体はどんどん簡単になっていっているんだよね。

同じ難易度の配列なら、
ほんとうに半分くらいの労力でマスターしてしまうことが知られている。
だからたいてい、どんどん難易度の高い配列をやったりする人もいるくらいだ。
(薙刀式から新下駄配列にコンバートする人がたまに現れる。
薙刀式くらい簡単な配列でまず基礎をつくっておき、
その経験を生かして新下駄に移れば、
いきなり難しい新下駄をやるより簡単かもしれないね。
踏み台としての薙刀式だ。笑)


引っ越しに慣れる、みたいな感覚かしら。
旅行のパッキングに慣れる、みたいな感覚かしら。
大体やることが決まっているから、
段取りが見えやすくなるのかしら。
予想がつきやすいから、最初は霧の中でしかない、
配列習得が俯瞰しやすくなるのかしら。


だから、
あなたがどんな配列に手を出しても構わない。
最初の配列Aが合わなくても、
配列変更自体の経験は積めるので、
次の配列B、Cに手を出すことが簡単になる。

格ゲーもそう。
最初のキャラ変えより、
2回、3回目のキャラ変えのほうが楽だ。
それは、経験値が貯まってきたからだよね。


最初に決めた配列ではない配列を、
常用することになるかもしれない。
しかしそれは正解にたどり着くための近道だったのだ。

青い鳥には一発で会えると限らない。
でも何回も探索するコストは、
×nよりはるかに小さいので、
結果論、数配列かかること自体は、
イメージに入れておくといいよ。

どうせqwertyの2倍までがマックスだと思うと、
だいぶ気が楽だと思うね。

(あ、漢直は別な。ふつうの文字配列ね)
posted by おおおかとしひこ at 20:52| Comment(2) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
薙刀式をやっていてフィジカルが負けるという予想していないところでつまずき、泣く泣く乗り換えました。(踏み台とかは考えてませんでした)
 今はproverなしでメジロ式を実装したいなーとうろうろしてます(笑)
 編集モードなど、配列ののいいところは経験しないとわからないのでたくさん触れる時間が欲しいですね。
 他人のキーボードを触るようにQwertyなる配列を覚えないといけないと思いつつも、一度も覚えられて試しがありません(滝汗)
Posted by @PTclown at 2025年12月11日 23:18
>@PTclownさん

新配列を触っていると、
なぜかブラインドタッチ出来なかったqwertyが、
できるようになっている、
という話があります。
指の速度がそこそこあるようになるからかしら。

社会的にはqwertyで秒2カナ打てれば十分なので、
普通の人のふりはそれくらいでいいと思いますよ。
Posted by おおおかとしひこ at 2025年12月12日 07:49
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