2026年01月10日

【薙刀式】習熟期によって答えが異なると思う

僕個人は日英共用配列にはあまり肯定的ではない。
専門の配列を別々に使えばいいじゃんと思うのみだ。

仮に関西弁専用配列があれば、
薙刀式は標準語ベースだから、
二刀流になるかもって思う。
(今のところ関西弁でバリバリ打つ予定がないので自重)

でもなぜ日英共用配列が良さげに見えるか、
というのは、
「未経験の人が良さげに見えるから」
なんじゃないか。

つまり、配列というものの習熟度によって、
意見が異なるのではないかと考えている。


Twitterから。
> バスケットボールとバレーボールでは同じボールを扱うけれど(全然違うけど、大きさが同じ位なので便宜的に同じものとして扱います)、持ち方も叩き方も試合のルールも違うから別物だよね、みたいな話ですね。しかし同じものを扱うという時点でシナジーが発生するのではと言う点は気になります。

仮に同じボールを使って、
バスケとバレーを始めると想像する。

まだボールそのもの、
球技そのものに慣れてないから、
初期の頃は同じボールを使うことは、
クロストレーニング効果が高いだろう。

子供の頃、どんな球技でもドッジボールで遊んでたことに近い。
同じボールでも、
「こういうルールで戦おうぜ」というローカルな思いつきが、
別々の競技へと分化していったのだろう。

中学や高校の部活で、
それぞれの競技に特化した公式ボールに触れる事になる。
バスケのボールは結構重いから、
バレーみたいにスパイクやトスができない。
バレーのボールは軽いから、
バスケではドリブルで思った事ができず、
シュートも安定しなさそうだ。

つまり、特化したボールは、
それぞれのプレイがやりやすいように進化している。

これを仮にドッジボールでプレイすると、
帯に短し襷に長しになると思う。
ドリブルには軽すぎ、トスには重すぎるみたいなことだ。
どちらの競技にも半径が小さすぎてやりにくくなるだろう。

また、「同じ道具を使う混濁」もあると思う。
バスケをドッジボールでやってるときに、
無意識でバレーの動きが出てしまうこともあると思う。
「道具を変えることで無意識にこっちだと思わせること」は、
たとえば服をフォーマルとカジュアルでわけて、
振る舞いが自然に変わることに似ている。
女子は化粧の仕方でしぐさまで変わるよね。
ハイヒールとスニーカーで同じ歩き方をする人はいない。
それぞれのTPOで靴を履き替えるのだ。


社会人くらいベテランになれば逆になる。
「どんなボールでもいいよ。あればそれに合わせる」
になるだろう。
「ただ、専門のボールだと本気出せるんだけど」
くらいには思ってるだろう。


ほとんどこれが、
日英共用に当てはまると考える。

配列習得初期は、
「同じ配列を使った方がそれに慣れてるから」
と思うに違いない。
違う事をするのに違う道具だと混乱するだろう。

配列習得中期は、
「それぞれの専門の道具が使えれば使いたい」
となると思う。
もちろん、バスケとバレーを兼部し続けるならだ。
大体は1本に絞ってしまうからなあ。

英語日本語を同等に使う事を考えると、
兼部ってことだからね。

どこを目指すかにもよる。
どちらも全国大会出たいなら専門のボールでやればいいし、
どっちかに絞るならそっちは専門ボールで、
他方はドッジボールでもいいだろう。腰掛けだ。
どっちもドッジボールでエンジョイ勢になってもよい。

ただ、本気でやるなら、
専門の道具を試すのはいいことだと思う。


配列習得後期は、
いいよなんでも、ってなるんじゃないか。
色々触ってくると、
ボールだったらなんでもいいよ、くらいにはなるだろう。
バレーボールでバスケもできるし、
バスケボールでバレーもできると思う。
そもそもスペックが高いから、
どうにでもなるってなると思う。

ただし、本気を出すなら専門の配列使わせて、
になるだろう。


たとえばフリックがドッジボールだと思っても良い。
今この記事はフリックで書いていて、
日本語も英語もフリックだ(まだ英語打ってないけど)。
でも、
本気の記事書くなら、ノートPC開いて、
薙刀式を使うだろうね。

もし僕が本気で英文を書くような、
海外とのやり取りをしてる仕事だったら、
英語専用配列を使うと思う。

まあ、フリックでもできないことはない、
くらいのイメージだね。


フリックで僕は7〜800字(変換後)/10分
くらいは書けちゃうので、
僕の手書きにやや劣り、
僕のqwertyローマ字よりは速く、
僕の薙刀式には劣るあたりだ。

なぜフリックを使うかというと、
布団の中でTwitterを見てて、
すぐ書きたいときに使うわけ。
ノートPC開くより早いじゃんというだけだ。


つまり、
「何をしたいか」で道具を決める段階に、
ベテランはいる。

だから別にqwerty使えよと言われれば使うけど、
作業効率下がるし質も下がるよ、
というだけのことで、
質を下げたくない場合は黙って薙刀式を使うだろうね。
英文をガンガン書くときは専門配列使うだろうし。

兼部しなかった人は、
片方は専門配列、片方はqwertyを選ぶと思うよ。
仮に英語の方が多い人がいたら、
日本語はqwertyローマ字、
英語は専用配列という人がいてもいいとすら思う。


だからこれって、
自分がどの辺にいるかで意見が変わると思っている。
僕はこう思う、は俯瞰視点に立ってないと思う。

配列習得初期の人は、
「慣れたドッジボールで両方やりたい、
別々のボールに慣れるのは嫌、めんどう、こわい」
だろうし、
中期の人は、
「そろそろ専門の道具を使いたい」になるだろうし、
ベテランの人は、
「まあなんでもいいよ、ただし本気のときは本気を使わせろ」
になるだろう、
ということ。

あるいは、
「部活より勉強が大事になった。
でも兼部は続けるので、
ドッジボールで両方やって負荷を下げて、
勉強メインにします」
という人もいると思う。

たとえばびあっこさんはずっとEucalyn改で、
日英共用を使っているし、
大西さんも大西配列で日英共用だ。
本業に注力するときに、
瑣末なことに肩入れできないという気持ちもわかる。

だから何をしたいかで、
ボールとの付き合い方が変わるよね、にすぎない。


「何をしてもいいので究極の効率を得たい」
という人は、実はあまりいないだろう。
キーボードが人生ではない。
キーボードは手段であり目的ではないからね。

これは武術でもよくあることで、
武術は人殺しの手段なのに、
修行が目的化しちゃってることがよくある。
まあ人殺しが合法化されてない世界だからゆえかもだが。

僕が武器の名前を配列名に冠してるのはその戒めなのよね。
薙刀は人を斬るためにあり、
薙刀道を極めるためにはない。
毎日何文字切ったかが大事なわけさ。


ただ、毎日何目的でキーボードを使うかは人によるので、
日英共用、
日本語専用+qwerty英語、
qwertyローマ字+英語専用、
日本語専用+英語専用、
を使い分ければいいんじゃね?と思う。

そもそもその前に、スマホPCの使い分けもあるわな。

僕は、
スマホ→寝っ転がり専用
PC→腰を据えて本格的に書く時
手書き→仕事で創作する時
と分けている。

これだって競技が違うんだ、といえばそうだよな。


さて、
ドッジボールによるシナジー効果はあるか?

あるよ。
配列習得初期はね。
まだボールの跳ね方や取り方に慣れてない初期段階なら、
効果はたくさんあると思う。

でも中期になって、
本格的にやろうとすればするほど、
足を引っ張ると思うよ。


このことを考える人って、
「配列習得において自分は変化しない」
って勝手に思ってるんじゃないかしら。

配列をやることで、
どんどん自分は変化していく。
指も手も脳もだ。
うまくいけば、ことばと指の直結がどんどん増えていって、
ネットワークを形成する。

その、ネットワークの次第によって、
結論が変わるという想像を、
まだできないのではないかと想像した。



というわけで、
日英共用使ってもいいし、
専用配列使ってもいいし、
音声入力使ってもいいんだよ。

コンバートが大変だと思っちゃうとそれと心中するしかないが、
コンバートは1か月あればできるので、
別に何回やってもいいんだよ。
(コンバートはやればやるほど短期間でできるようになる)

長い一生、何回か夏休み取るのは悪くない。

1回の夏休みで免許取りたい学生さんか、
10年位かけていろんな免許取るベテランおじさんか、
の違いかもしれない。

僕は後者の立ち位置にいるので、ふむふむとうなづくのみだ。
まあ普通免許取っときゃ潰しが効くよね。
posted by おおおかとしひこ at 12:11| Comment(8) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
自分は薙刀式(カナ配列)を習得してから、
カナ配列と英語用の配列を分けた方が良いと思いました。

自分は脳内発声があり、
共用だと英語を入力する時に、一部日本語と似ている発音があって、
普通に間違うときがありました。

日本語を書くたびに、
英語の綴り規則を経由。
英語を書くたびに、
日本語的な音感覚が割り込む。
みたいな感じで、共用はどちらにとっても効率が悪く感じますね。

ローマ字配列オンリーだと英語を入力する時に、
かなモードで入力してF10とかで半角英数に変換するか、
英数モードに切り替えて半角英数を入力するので、
日英混合の文章を書くときに、
配列切り替えが必要な別々の配列を使っていても、
速度面やスムーズさにおいて、ほとんど日英共用と違いはありません。

じゃあ、より専門的な配列を使い分けた方がよくない?
と思っています。
Posted by やましぃ at 2026年01月10日 12:48
>やましぃさん

経験談をありがとうございます。

たまに聞く、
「ローマ字と英語で綴りが混同する」
というのは、そうか元が脳内発声だからなのか。

僕はこの問題に引っかかったことがほとんどなくて、
脳内発声がなくて、
カナ文字と英語の綴りとして分けて認識してるからだな。
つまり僕は、
もともと2つの言語として認識を分けてると。

脳内発声があると、2つの言語として分化してない部分があるかもですね。
「ブックとbookは間違える事がある、
英語でbukkuと書いてしまう」なんて話は、
そんなわけないやろと思ってましたが、
脳内発声が基準ならありえる話。
Posted by おおおかとしひこ at 2026年01月10日 12:59
>大岡さん

加えて、日英共用は先割れスプーンみたいなもので、
スプーンとフォーク両方の機能があるから、
大げさに言うと、使う時に掬うのか刺すのかの判断が毎回いる。

カナ配列と英語用配列を使い分けることは、
スプーンとフォークを使い分けるように、
スプーンを持ったら掬う以外の事を考える必要がなく、
フォークを持ったら刺す以外の事を考える必要がない。
このように、配列を使い分けることによって、
どちらかを持った瞬間に脳が切り替わる感覚があります。

キーボード入力においては、
道具一つと常駐のプログラムでこの環境が整うので、
カナ新配列と英語用配列を使い分けるのを強く推したいです(笑)
Posted by やましぃ at 2026年01月10日 13:16
>やましぃさん

なるほど、
プロの道具もそれ専用だから、
余計な事を考えなくていい、というのはそうかもですね。

そういう意味では僕にとって今qwertyは英語専用配列なので、
自動的にそういう状態になってますねw

まあ両方使いたい人はちゃんとやれ、
ということでしょうか。
ただ……英語配列も沼なんじゃないの……?
Posted by おおおかとしひこ at 2026年01月10日 13:31
>大岡さん

英語配列は沼ですね。

結局、ローマ字入力で使っていた大西配列を英語専用にしちゃってます。
英単語とか英文をそんなに書かないので、今のところ困ってないですが、
いつかは自分に合った英語に特化した配列をちゃんと見つけたいですね。
Posted by やましぃ at 2026年01月10日 16:59
ポストした者です。ローマ字配列だけを渡り歩いてきたので、一つの配列で複数の入力に耐えるといるというに魅力に強く影響されたのかなと思います。小学生が万能(十徳)ナイフに憧れるみたいな感じで。かぷ配列の魅力にも似たものですね。料理やるにしろ彫刻やるにしろ、本腰いれるためにはサバイバルナイフじゃあ限界があって、彫刻刀や包丁を使ったほうが良いというのは、気付かされるものがありました。サバイバルナイフで仏像を彫ると飾り切りも上手くなるよね、みたいな素朴な発想が根本にある気もします。
Posted by 宮野渉 at 2026年01月10日 20:14
>宮野渉さん

気持ちはわかるんですが
(初期装備でラスボスを倒したいとか)、
日本語と英語の違いを過小評価しすぎでは?
などと心配してしまいますね。
しかも初期装備のqwertyはかなり良くないほうの道具なのがね……

ギターを始めるならいいギターを最初に買え、
という派閥です。

まあどれだけタイピングに執心するかにもよるので、
個々に試すしかないという感じですかね。
Posted by おおおかとしひこ at 2026年01月10日 20:50
>やましぃさん

まだ誰もやってない英語配列:

・レイヤー
・記号込みで最適化
 's、n'tや"?!も含めて
・頻出2gram(th、st、ed、wh)
 を省打鍵入力
 (たとえばtのレイヤーにthでもよい)

なんかは日本語配列のアイデアから借用できるかもです。

こういうアイデアを外人は知らないだろうし。
Posted by おおおかとしひこ at 2026年01月10日 20:54
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