2026年01月12日

【薙刀式】同時押しの練習法

ふーむ。こんな人もいるんだなあ。
同時押しを気軽にできるまでの練習法を考えてみるかー。

twitterから。
> 薙刀式で同時押し操作が苦手という件について。ちょっと意識して試してみましたが、私が同時打鍵に難を感じるのは、以下の理由だと思います。
まず、キーを押すとき、私は一瞬だけキーを押したら、すぐに指を浮かせてしまいたい。


1 スタンプによる意識づけ

手の形を決めます。
仮にFJ同時押しだとしたら、FJを両手で押す形をつくります。
で、ゆっくり押してゆっくり離すとできます。
あとはこれを高速化していくのみ。


2 ずらし押し

Fを押したあとJを押すときに、ロールオーバーを意識する。
別にまったく同時でやる必要はなく、
たらんとずらしを入れてもよいので。
このときに「Fを押しているときにJが押している」という、
ベン図における共通部分があるように意識する。

F押す、F離す、J押す、J離すだとずらし押しにならないので、
F押す、J押す、FJ離す(順番は問わない)
みたいな意識付けでやってみる。

逆順でもよいことを確認する。
当面はやりやすいほうの手が先でよい。


3 他の単打との調整

簡単な例。「とがい」を打つとしよう。
()を同時打鍵とすると、
 D(FJ)K
という運指。
これを3テンポでできるくらいに遅く打つ。
ワルツのリズムで打てることを想定する。

同時押し配列はかなり遅く打ってもローマ字並みに打てるので、
ローマ字ほど速く打つ必要はないのです。
僕は秒5打で打っていますが、
それってローマ字だと秒8打相当なので、
かなり遅くても大丈夫、という意識。
ローマ字の半分くらいのイメージで打ってみるのがいいかと。

3秒かけて3カナでもいいし、
さらに遅く5秒かけてもよい。
自分が確実に打てる速度で練習していくと、そのうち速くなるので。

まあ、太極拳と同じですわ。
(太極拳は知られていないだけで、
有名なゆっくりやる練習のあとに実戦速度で練習する段階があります。
慢練、快練という二段階。
いまは慢練の段階ということ)

型稽古のコツとしては、まずはゆっくりやること。
正確にできるようになって初めてスピードを追求するので、
これは別々にやらないとできない。
変な癖がついているとあとで矯正するのは大変なので、
初心者ほどゆっくり正確に動けるのを、
素直に練習したほうがいいと思われます。


肩に力が入るのは慣れていないだけで
(押下圧は関係ない。単打と同時で力が同じでないことが問題なので。
どうせ軽い押下圧を使っても軽いキーを力強く押すに終わってしまう。
慣れてきて、大量に打鍵するときに押下圧の軽いものを検討するのがよいです)、
まず慣れることから。

 と が い と が い と が い

をまず同じリズムで、ワルツで打ちましょう。
逆の、

 い が と い が と い が と

も打てるように。
そこまでできたら、

 いがいと

が実戦的かな。


> ポンッと軽くタッチだけしてキー入力を終わらせたい

最終的には何も意識せずに、ポンっとタッチして同時打鍵しているのが、
薙刀式動画や新下駄配列の動画を見てもわかると思います。
誰も力を込めて一生懸命やっていないです。
つまり、「力まずに同時押しする」ことが最終目標です。

1秒に1回のリズムで、

 か が か が か が
 て で て で て で

などをやってみて、
どれくらい自分が力んでいるかチェックしてもいいかもしれない。

 かかかかかか がががががが
 てててててて でででででで
 とととととと どどどどどど

くらいをやってみて、同じ程度の力で打てていたら、卒業。

また、心理的に「力みを取れ」というのは難しいので、
「全部力め」というのをやってみるといいかも。
(これはスポーツの指導でも時々やる方法)

「か」を「が」くらい思い切り力んで、

 か が か が か が

をやると、
この全体の力を減らしていけばいい、
と直観的に理解できるかもしれない。

楽器のコードや和音はつねに同時押しや複数の指の形を作るものだから、
人類に不可能なものではないはず。
(全員に可能かどうかはわからない)

新しい楽器を始めるようなものなので、
まあ、しばらくは練習ですな。


あとは、「同じ手の同時押し」と「違う手の同時押し」は、
また違うということがわかっているので、
「し」を押しながら右手「あ」「る」を同時押しで「じょ」になるので、
まず右手の同時押しをやってみるのも悪くないかと。

右手ができる、となったら、左手も(不器用ながら)できるはず。
(残念ながら薙刀式に左手の同時押しはないです)

格闘ゲームのスト4だと、
右手の弱中強の3ボタン同時押し(33ms以内に3ボタンを押す)で、
ウルコンという強力な技が出てたんだけど、
これ出せない人いなかったからななあ。
右手なら同時押しは結構できるはず。

これで「できる」という成功体験を積めば、
さらに難しい「異なる手の同時押し」もできるようになると思う。


色々な練習法を紹介してみた。
「同時押しは苦手で……」という人は参考にされたい。

お手本を見ると大体うまくいくので、
https://www.youtube.com/watch?v=ptRsNVqqJlw
あたりを参考にしてください。
この、濁音の同時押し、FJだけを注目すると分かりやすいかと。

歯車マークの再生設定から速度を落とせるので、
それをみればイメージはつくかなあ。


こういうのは逆上がりと同じで、
全然できないんだけど、ある程度練習して慣れていくと、
ある日突然「これか」と理解できるタイプのものだと思われる。
そこまで何日かけられるか、という感じかしら。

あと、寝るの大事。
寝ているときに神経回路がつながるので。
1日練習してもだめで、
2日、3日やると、間に「寝る」を挟んでいるので強いです。



あと、
> 一般的なキー入力方式では、文字キーを押しっぱなしにすると連打入力されてしまうので、それを避けたいという意識が働くからでしょう。

win11なら、
設定/Bluetoothとデバイス/キーボードのところに、
キーリピート(間隔)の設定があるので、
これをゆっくりめにしておくと、おびえなくて済むかも。


> 裏レイヤーキーや変換確定キーを押すときだけ、グっと押す感じになり

裏は同時押しではなく通常シフトなので、
スペースキーが特別なシフトキーになったと思ってください。
これのみ例外です。(親指なので)

確定キーEnterは相互シフトで実装しているので、
これは「が」と同様です。
posted by おおおかとしひこ at 11:54| Comment(6) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
入力が多くて速い必要のあるローマ字配列から来る人の方が多いでしょうし、
習得段階では特に、手(指)を意識して力が入ってしまいがちだと思います。

習得段階で諦めてしまうのは勿体ない配列ですし、
挙げられている練習法もすごく納得できるものなので、
マニュアルに同時押し関連の内容が少しでもあると良いかもしれないですね。

配列のマニュアルとしては少し冗長になってしまいますが…
Posted by やましぃ at 2026年01月12日 12:26
>やましぃさん

まだ今のところ「何が同時打鍵を苦手にしているか」「何がわかったら同時押しがわかったといえるか」がわからないので、
試しに書いている感じですかね。
何が有効か分かれば、
マニュアルに反映するかもしれないです。
すでに45ページで大ボリュームなんですが……(紙だったらぜったい渡せないやつ)
Posted by おおおかとしひこ at 2026年01月12日 12:44
>大岡さん

一応自分は、同時打鍵のときに同時を意識しすぎて力んでしまっていて、
それで同時打鍵が苦手と判断していました。

そこで、ローマ字入力(順次打鍵)の経験から、
方法2と同じことをやっていて、
気づいたら、
「力まずにポンッと軽くタッチだけしてキー入力」
できるようになっていました。

同時打鍵苦手勢の1サンプルとして…
Posted by やましぃ at 2026年01月12日 13:43
>やましぃさん

なるほどありがとうございます。
これ、その場にできる人がいて、
見せてもらうのが一番いいと思うんだけど、
まあテキストベースなのでしょうがないですね。

たとえば逆上がりをできない子供に、
テキストだけでできるようにさせられるか、
と考えるとだいぶ無理そう。
「逆上がりをできる人とできない人がいる」
で終わっちゃいそう。
Posted by おおおかとしひこ at 2026年01月12日 15:04
>大岡さん

全くキーボードを触ったことがないとか、
アクションゲームをしたことがない人でなければ、
順次打鍵法(仮)くらいは文字で分かってもらうしかないですね…

動きに慣れるという意味では、方法1と2も有効に見えます。

押しやすい方法くらい自分で見つけろよとは思うのですが、
現代人にはタイパを気にする人が多いようで、
合っていないと思ったら解決策を探さずにすぐやめてしまう人をよく見ます。

無理矢理引き留める必要はないと思いますが、
早い段階で諦めてしまう人のために、
あらかじめいくつか方法を提示するのは有効かもしれません。
Posted by やましぃ at 2026年01月12日 15:36
>やましぃさん

配列界隈では、
「同時打鍵が苦手な人とできる人がいるらしく、
それらはほとんど混じり合わない」
みたいなことが起きてて、
なんでやろとは思ってたんですよね。

今展開してる論も含めて、
まとまったらそのことを提示する方法もあると思いますね。
Posted by おおおかとしひこ at 2026年01月12日 15:50
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