2026年01月13日

【薙刀式】not qwerty but 薙刀式

カタナ式を含めて、僕は10年かけて、
「qwertyローマ字じゃない、
別の日本語入力法」をつくってきた。

なぜか。以下の点に批判があり、
改善するためだ。
そしてそれは改善できた。
僕はかつてより3倍速くなり、
「デジタルで自分の思うことを書く自由」を取り戻した。


暗いと不平を言うよりも、
進んで灯りをつけましょう。

灯りをつけようとするのは、暗いからだ。


以下、
×がqwertyローマ字×標準キーボード、
○が薙刀式×俺の自作キーボード。

まずはqwertyローマ字と薙刀式の比較をする。


【脳内発声】
×出る
○ない(僕は元々読み書きで脳内発声がない)

【第一の音「あ」】
×最弱の左小指
○利き手右手の人差し指ホーム

【言葉を紡ぐ指の流れ】
×あちこちにバラバラに飛ぶ
○滑らかに繋がっていく、とくにアルペジオ打鍵重視

【言葉を紡ぐリズム】
×日本語と関係ないところで加減速する
○膠着語である日本語の特徴をつかむ。
 膠着要素の助詞やつなぎの語で、
 減速加速することで思考をクリアにする

【モーラと打鍵数】
×1モーラの打鍵数は1〜3
 日本語の基本5文字7文字は、
 平均8.5〜11.9打鍵でランダム
○1モーラ1アクションなので、
 日本語の基本5文字7文字は、
 つねに5動作7動作ですっきりする

【左右の手の役割】
×無関係。右手に「、」「。」「ー」BSエンターが集中。
 とくにー(最上段)、BSエンターは右小指で負担が大きい
○左手で文字を繋ぎ(主に助詞)、
 右手で止め(主に終止形)。
 左手に「、」右手に「。」
 「ー」は右手小指ホーム、
 BSは右手人差し指上段、エンターは両人差し指下段同時。

【機能と文字】
×機能は文字からはるかに離れ、小指操作
○機能は文字の中に入り、動線が考えられている
 ほとんどが物を指す人差し指操作。
 ショートカットなどさらに細かい動作は編集モードに収録、
 30キーの範囲で使う。

【指の負荷分布】
×小指酷使(左12%、右はBSエンター(16%程度)、BSエンター込頻度)
○人差し指57%、中指26%で内側指使用8割
 小指は2%(BSエンター込頻度)

【スラスラ打てるのに必要な秒あたり打鍵数】
×8(小川謙三さんの説による)
○5(大岡の薙刀式打鍵動画)

【腱鞘炎の危険】
×小指、手首、指全般(軽いキーボード推奨)
△親指(軽いキーボード、大岡の提唱する斜めキーキャップ推奨)


以下、物理キーボードについて。


【キー押下圧】
×55〜60g(標準メンブレン、パンタグラフ)
○30g、親指12g

【打鍵法】
×指を垂直にして指先を落とす突き刺し打ち(力が必要)
○指を水平にして指の腹で撫でる撫で打ち(力が弱く済む)

【キートップ】
×凹んでいて突き刺し打ちを受け止める
○凸型で指の腹で滑りやすく撫で打ちに向く

【キーボードズレ】
×左手が左にねじられる左ロウスタッガード
○左右対称の格子配列

【左右分割】
×手首が外側に捻られる一体型
○手首を自然な角度にできる左右分割

【自由配置】
×どんなに疲れてても同じ位置を打つ必要のある一体型
○疲労に応じて左右距離、手前奥距離、角度を変えて、
 疲労を分散させる左右分割型

【モニタの視線】
×ノートPCは見下ろす角度なので一発で首を壊すよ
○モニタスタンドでなるべく水平視線に

【アームレスト】
×ないと重たい前腕を吊ることになるのでだるくなるよ
○あると負荷が分散するよ、
 ただし一つの姿勢に固定すると負荷が固定するので、
 分散できるようにいろんな姿勢を取れる形のアームレストにするべき




【打鍵と思考の関係】
×脳内バッファをためて、脳内発声を使い、
 一気に跳ねるように打鍵する、思考は途切れ途切れ
○脳内発声がなく、思考を指が言語化する。
 指はすり足のように繋がる、思考は連続する


すべてはこの最後のものを実現するためだ。
手を楽にして姿勢を楽にして打鍵を楽にすることは、
この思考法を手に入れるためにある。

qwertyローマ字でもそれができるかもしれないが、
それには秒間8打鍵という、
タイパーの入り口程度の修練が必要。
日本で数万人、多めに見積もって10万人のオーダーしかたどり着けない、
母数(1.2億)を考えると極めて難しい技術だ。

薙刀式は秒5なので、
比較的誰もが到達できる技術だと考える。




暗いと不平を言うよりも、
進んで灯りをつけましょう。

暗いと感じる人は、
こちらの灯りを見てほしい。

もちろん、この灯りが唯一絶対の正解とも思ってない。
灯りはいろんな種類があってよい。
賑やかに明るくしようではないか。



(今後の課題)

【カナ漢字変換の同音異義語】
×一意に決まらない、一々候補選択するたびに思考が分断される
○同音異義が特定しにくい100字に関しては、
 漢直で出せるようにする

漢直(常用漢字2100超、実用1000字程度)
なんて無理だと思ってたけど、
100字ぐらいならいけるんじゃね?
しかも熟語ごとあると楽じゃね?
というのが百式漢直。
たぶんいけるという感触があるので、
しばらくはここに軸足を置くと思う。

まだもうちょっと明るくなりそう。
posted by おおおかとしひこ at 14:10| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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