ジャンプ連載時期は夏だったらしい。
なのに何故雪。さすが車田先生。
で、この場面、
宮沢賢治の詩「永訣の朝」に影響を受けてると知ったので読んでみた。
あの有名なやつか。初めて全文読んだ。
青空文庫に「春の修羅」あったので引用しておきます。
https://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/1058_15403.html
一九二二、一一、二七
まあ、まんまですね。
なんで幼い妹なのか、
二人は年が離れすぎてやしないかと気になってたのだが、
幼い妹ありきなんだな。
そうか、このことを知ってたら、
「この雪をアイスクリームにかけて、
お前の熱を冷ませればいいのに」
なんていうセリフを書いたかもしれないなー。
まあ「あの病院のスープは熱すぎるんだ」は、
結構気に入ってるのでいいんだけど。
たぶん初めてあの病院に入院した時の最初のごはん、
スープが熱すぎてフーフー冷ましてあげたんですよ。
そしたら絵里奈が笑ってくれて、
絵里奈を笑わせるのなら、その持ちネタを使えるって武蔵は思ってて、
その後スープは熱くなくなったんだけど、
武蔵はずっとそのことを覚えてるんですよ。
絵里奈はとっくに忘れてるかもしれないのに。
武蔵にとって幸せな記憶が、混濁した意識をぎりぎり保ってるんですよ。
……なんてことまで想像したので、
誰かどこかで拾ってください。
しかし元ネタはみぞれなんだなー。
その方が寒そう。
撮影はびちゃびちゃになるのであの予算じゃ無理だけど。
原作連載時は、
東京でも雪が降ったような記憶があるけれど、
昨今全然降らないですねー。
ちなみに「死国」は途中で近所の本屋がつぶれて、
続きを読めてないんだけど、
死者の魂と再会したのかしら。
この詩の次のエピソードから、
絵里奈の魂は、林にいるのかもなあ、
なんて想像した。
あ、武蔵と絵里奈のあいだに、
別の兄弟姉妹がいたとしたら?
「この世で2人きりの兄妹」
に騙されてたけど、
死別しただけでいたとしたら?
つまり、この世に残ったたった2人きり、
の可能性もあるな……
2026年01月15日
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