2026年01月20日

【薙刀式】百式漢直を運指重視に作り直している

はい100字を全とっかえー。(きつい)


これまで百式漢直は、
記憶重視の配置にしていた。

「あ」から始まる漢字は、
変換+「あ」のカナの位置(J)を先に打ち、
同音異義語は必ず縦に並んでいる、
という性質になっていた。
JJ=合、JM=会、などのようにだ。

これによって「同音異義は同じ指にあり、
その段違い」のように記憶できた。
忘れても最悪段を適当に打てば良い。

しかし名詞はいいかもだけど、
動詞になると送りがなの連接が悪くなる。
合う、会うはいけてるほうだけど、
たとえば「行く」だと、
KMHになってしまい、
MHはなー、なんて不満があった。


というわけで、
送りがなに関して薙刀式の滑らかな運指を使うには、
逆順に打つしかない。
「行く」だと、MKHならまだ打ちやすくなる。
「い」からの連接はかなり考えてあるので、
大体気持ちよく行けるのを利用できるわけ。

ただし「い」の位置、Kを後で打つことになる。
ここが不安だった。
100字をその仕組みで打てるのかと。

だが、そのカナを先に打つと、
結構脳内発声があったのよね。
「い」から始まるやつの、Mの位置だな、
という指差し確認が無意識に行われてる感じ。

まだ慣れてないからそうなってるのかもしれなくて、
いずれ消えるのかもしれないが、
そもそも漢直の無意識化って何ヶ月かかるのかも不明なので、
その間ずっとこれは嫌だなー、などと思っていた。


で、先にMを打ち、次にK(い)を打つように変えると、
脳内に「い」関係の「漢字の表」が思い出されて、
少なくとも「行」のほうを思い出すようになったのね。
あ、じゃあこっちかなと思ったわけだ。

なので逆順に踏み切る。
これなら脳内発声がなく、「行」の意味で打てて、
かつ送りがなの運指が良くなる、
2つのメリットが生まれる。

ひー、また定義ファイル全面書き直しかー。
(現在30版になった)


そしてさらに次のアイデア。

基本よく使う漢字を、JM、K,、L.のように、
格子状に並べていたんだけど、
「変換キーと同時に押すのは、
JよりMの方が楽なのでは?」と気づく。

これは飛鳥配列の設計理論で、
「中段より下段の方が親指に近いので優先」
というやつがあったなーと思い直す。
とくに変換キーなので、同手右手だから余計にそう。

じゃMを最一等地にするかー、とまた全面書き直しだ。

さらにMとJをペアにするか、
MとアルペジオしやすいKをペアにするかで悩む。
これはテストしないと実感できないので、
じゃあ両方作るかーと全面書き直し。


僕が「運指を考えた漢直ってあるの?」って思う時、
こんな工夫をちゃんとやってるの?ってことなんだけど、
T-codeはあまりその意志を読み取れないのよね。
JI、JK、MK、JOあたりに、
日とか本とか人とか一とか、
よく使うもの、あるいは何か本質的なものが、
入ってないもんなー。


というわけで、
運指しやすいのと覚えやすさの、
バランスを変えながら実験するしかないよなーと。



T-coderの前田薫さん:
> 漢直の気持ちよさは「変換しなくていい」「文節とか候補とか考えなくていい」から来ています。「アルペジオとか考えなくていい」もありそうですが、それは自分だけかな?

それに加えて、「指が気持ちよく繋がる」もやろうとしているのです……
脳が喜んでも指が喜ばないと、
書いてて気持ちよくないので。

そもそも百式漢直は部分漢直でしかないので、
流れのいい薙刀式のカナ漢字変換の流れの中で、
1000字あたり数回出現する程度だ。
そこで運指がつまづくようでは、
「やる価値がない」と無意識が判断してしまうっぽい。

あと、T-codeだと全文字が2打で統一されてるので、
あまり運指とか考えないのではないかと思われる。
全部同じテンポだからあまり気にならないのだと思う。

薙刀式は打鍵にムラがある。
センターシフトや同時押しや3キー同時などを使い分ける。
それがなめらかに繋がるように設計されている。
言葉には密度があり、それに直感的に合うようにしている。

つまり、
運指の流れをまるで考えてない漢字vs極限までなめらかなカナ
の対立が起こってしまう。

そんなにギクシャクするなら、
誤変換するかどうか分からないがなめらかギャンブルを、
無意識は選びがちなことが、
色々実験してわかったことかな。


高々100字とはいえ、
こうしたドラスティックに設計を変えるだけで、
ファイル全面書き直しの罰があるのは辛い……
もちろん「い」だけで実験テストするんだけど、
いけそう→全面書き直し→不満
のループがずっと起こっている……

2000字とか1回定義したら、
ほとんど動かすのを検討すらしないんじゃないかしら。


あと、漢字確定はやめてみた。
どうせカナ漢字変換の中でなめらかに接続するなら、
未確定文字の中に漢字が入ってる方がマシっぽい。


マニュアル書き始めたのだがストップだな。
まだ全然練れるわ……
posted by おおおかとしひこ at 14:12| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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