2026年01月22日

【薙刀式】内ロールか、外ロールか

同手連続の打ち方で、
対立するこの二つがあると思う。
僕は外ロール派なのだが、
伝統的に内ロール派が多かった。

これって、打鍵法の違いなんじゃないか、
と思っている。
伸筋で打つのが外ロール、屈筋で打つのが内ロールでは?と。


伸筋で打つとは、
指を曲げた状態から全伸ばしするときに使う力だ。
下に向かって打つと突き指するので、
自然と前に向かった撫で打ちになる。

縮めた状態からすっと伸ばす感じで、
奥に向かって撫で打ちするわけだ。
「伸ばし打ち」といってもよい。

これだと内ロールは大変になる。
小指から中指まではできても、
指が急に人差し指で短くなるので、
中指から人差し指が伸ばしづらくなる。
もし人類の人差し指が中指より長かったら、
伸筋の内ロールはもっとうまくいくだろう。

外ロールは手首の回転を自然に使えるので、
手首を浮かしている打法も適していると思う。
つまり、手首のベタ付け、浮かしている、
伸筋、屈筋の4パターンがあり得ると思う。


屈筋を使って打つのは、
大きくは下に向かって打つ運動になると思う。
指先で打つ突き刺し打ちが代表的だが、
そうじゃないやり方もある。
僕は昔手前にひっかくように打っていたこともあった。
なんかいてえなあと思って調べたら、
一番疲れる打ち方で腱鞘炎になるからやめとけという鍼灸院のHPを見て、
打鍵法を変えたのであった。

空中で指を構えて、
自重で落とすように打つ打鍵法も、
最初に構えるときに屈筋を使ってると思う。
これはややこしくて、
構えから伸ばす方に力を使うと伸筋側に来る。
落とすのは自重で、
構える方に力を使うなら屈筋優位じゃないかしら。


内部の力の使い方、
構え方、手首の浮かし方、
どこで力を使うかによって、
打鍵法はいろいろなファクターがある。
あと物理配列や押下圧、
表面の形にも影響を受ける。

僕がいままで観察してきたのは大体こんな感じだけど、
結局伸筋を使うのか屈筋を使うのかで、
外ロールと内ロールの、
どっちが使いやすいかが決まるんじゃないか、
と考えている。

内ロールは指を丸めているほうがやりやすいよね。たぶん。
(指を伸ばしているときも、
結局手のひらを丸める力を使うから、
屈筋優位だろう)




内ロール派には、新下駄配列やインロールカナ配列がある。
外ロール派は、薙刀式、その派生形が多い気がする。
どちらが優秀かというよりも、
どちらが自分の打鍵法に合っているか、
で選んだほうが幸せになれそう。

あるいは、
自分の打鍵法が改造できたら、
もう一方の流派に転向できるかもしれないね。


(追記)
上中段伸筋、下段屈筋とか、
上段伸筋、中下段屈筋みたいな、
ミックスタイプもいると思う。
なのでこの議論、一筋縄ではいかないのだ……
posted by おおおかとしひこ at 18:47| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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