いいですね。順調に理解が進んでいる模様。
田中さん:
> さっきの「いうまでもなく」とかだけ、スルスルと打てる感じ。あ、いまの「するするとうてる」も。
> 薙刀式で打つ「あいすること」の気持ちよさたるや。
こうした特定の字の流れ(フレーズ、フレーズより大きな単位も)
が線になって繋がるのが、
薙刀式が線である、ということなのです。
こんな例は無限にあるのだが、
数学的には有限だと思う。
ちなみにそれぞれの運指。
【】はセンターシフト、()は同時打鍵。
いうまでもなく KL【F】(EJ)【K】MH
いう、まて、゛もなく
がアルペジオの流れになっている。
するするとうてる OIOIDLEI
するするがアルペジオ。
そのあとは中央部分の左右交互。
あいすること JKOIVD
あいする、ことがアルペジオ。
当然、
あいするということ JKOIDKLVD
も同様に打ちやすくなる。
これらのうち、
いう までも なく
と てる
する こと
あたりのつながりを「つなぎの語」と呼んでいる。
「いうまでもなく」なんかはワンフレーズで使うので、
1個でつなぎの語扱いしても良い。
名詞や形容詞などを繋いでいく、
日本語の構造を支える語であり、
それらを打ちやすく、繋がりやすく配置されているわけだ。
こうして、
薙刀式で打っていくと線が現れる。
さらに慣れていけば慣れていくほど、
その線は長くなっていく。
「いう」「までも」「なく」という3つの線は、
「いうまでもなく」という1つの線になり、
「このことは、」という別の線とつながって、
「いうまでもなくこのことは、」
なんて長い1本の線になったりする。
こうして、
文章が、途切れ途切れの線と、点と、
長い線で書かれるようになっていって、
長い線はそのうち5文字7文字の、
日本語の基本文字数に到達する。
(もちろん全てではない。原理上悪運指は必ずある)
そうなるとしめたもので、
思考という線を、
指という線で書いていけるようになっていく。
これは手書きの感覚に近いと僕は思っていて、
この「線で書いていく感覚」がないqwerty
(なくはないが少ないし、日本語の代表的なところでそれは現れない)
は、線的思考を阻害しているとすら思うわけだ。
字単位、音単位ではなく、
言葉単位、文節単位で書くのは、
日本語として、自然言語として当然だと思うけど、
それをqwertyは阻害している。
(滑らかに文節単位で打てるためには、
秒8〜10打の、競技者レベルが必要になる。
それは道具としては難易度が高すぎる)
新配列習得中の人のツイートを見ると、
「文字の位置を覚えた」
「qwertyのTとこの配列のTを混同する」
とか、
文字という点の単位で認識してることがとても多い。
それは、qwertyが植え付けた点で書く意識なんじゃね?
と思っている。
手書きで「あ」を忘れたらどうする?
まず適当なごにゃごにゃ文字で置き換えて、
あとで書き直すでしょ。
「今書こうとした文節」を止めることはないと思う。
思考の線の方が優先であり、
手先なんかどうでもいいじゃないか、本来。
にも関わらず、点で書く意識ってのは変だと思うのだ。
幼児までならわかるけど、大人でしょうに。
いや、手書きでそこまで到達出来なかった人が、
タイピングに逃げたのかもしれない。
IQの高い人の文字は、たいてい読みにくいことで知られる。
思考の線が速く、手が追いついていないから、
悪筆にならざるを得ないわけだ。
先日亡くなった加藤一二三の直筆原稿を見たけど、
汚えのなんの。俺より汚くてねえ。
でもそれだけ思考の回転が速かったんだろうな、
と脳内を想像するに足る肉筆であった。
なぜ筆記体や草書行書ができたか、
考えればわかる。
「思考の線の軌跡」なんだよな、字や文というものは。
そして草書や行書は、字体から100%読み取るのではなくて、
前後の文脈という線から補って読み取る仕組みになっている。
それを、
タイピングで再現したいというのが薙刀式だね。
アルペジオとか打鍵理論を振りかざしているが、
結局「思考は線でしょ、それが手に写像されたのが字で文でしょ」
といってるに過ぎない。
あと、
この先の話ではあるが、
つなぎの語の中核部の助詞や句読点が、
シフト部や同時打鍵部によく現れることにも着目されたい。
ブロックの繋ぎ目が最後に来るわけだから、
そこで半拍遅らせて、
その隙に変換したりその先を考える時間をつくろう、
という狙いだ。
実際には狙ったわけじゃなくてw、
無意識にそうしてたことに、
あとで気づいたんだけどね。
(このへんはラクダエンさんが、
ブレーキ打鍵、サイクル打鍵などと命名して、
詳しい解説をしてくれている)
別にこの辺は最初から狙って作ったわけではなくて、
qwertyのムカつくところを一つ一つ訂正していったら、
最終的にこうなった感じだ。
つまりqwertyの何一つとして僕は気に入っていない、
ってことだな。w
唯一が汎用性だけど、ターミナルでフリック使えるとか、
そんくらいの改造くらい、そのうちするでしょうに。
というわけで、
線の世界へようこそ。
線で考えない、たとえば面や立体で考える?人には、
別の配列が合うかもしれない。
2026年01月24日
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