2020年11月29日

主人公は半歩先にいる

ストーリーというのは、
ごちゃごちゃした状況ほど面白い。
切羽詰まった状況ほど面白い。
我々観客は、そのピンチを、右往左往しながら楽しむのだ。
その時主人公はどこにいるべきか?
観客と同じ目線でよいだろうか?

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2020年11月28日

鬼滅に感じる違和感の正体

・敵は鬼畜米英でなく、人間で、
それぞれの事情があり戦争している(視点の複眼性、多様性)
・悪は斬り殺してよいのか?
冤罪の可能性もあるし、悪であれ法に則って裁くべきだ(近代法治主義)
・仮に鬼や妖怪や女や黒人や黄色い人種でも、
生きる権利があり、彼らの生活を等しく尊重するべきである(多様性)
・人工知能や宇宙人は、その「彼ら」に入れるべきか?(多様性のSF、思考実験)

という、近代の「人」や「敵」や「法」や「人権」や、
現代の「多様性」という、人類のたどり着いた「考え方」に反して、
「鬼は切ったろ!」
という、前近代チャンバラに、世界を戻してしまったところ。

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後世の歴史家3

前記事の続き。

あなたはWikipedia編纂者だと想像する。
主人公が実在の人物と仮定した上で、
実際にその記事を書くと想像してみよう。

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2020年11月27日

#全日本失敗写真協会が面白い

Twitterで流行ってるタグ。

世の中にはダメな瞬間がたくさんある
(いい瞬間は、ダメな瞬間たちの氷山の一角)、
写真には表現意図があり、技術がともなってはじめて意図を実現できる
(失敗から、どの技術をどう間違えたか、
どうするべきだったかは学べる)、
の例が山ほどあって面白い。
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後世の歴史家2

そもそもこのやり方は、
「語り部」というもっとも古い物語形式でもあるわけだ。

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2020年11月26日

頭のいい人と馬鹿のちがい

世の中には極端な相反する要素、AとBがある。

頭のいい人:
「A70%B30%のものと、A40%B60%の、二人が対立している」
のように、成分分析して世の中を見る

馬鹿な人:
「A100%B0%と、A0%とB100%の二人が対立している」
のように、極論に縮約して世の中を見る


例: 「映画鬼滅のヒットは特典商売のおかげ」
→内容0、特典100に見えている。
「いや、内容の良さもあっただろ」と反論すると、
内容100、特典0の映画と比較してくる。

内容70、特典95がヒットの原因、のように見えていない。
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風呂敷を広げる覚悟、畳む覚悟

第一ターニングポイント、第二ターニングポイントは、
作者にとってこうではないか、
と最近考えている。

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2020年11月25日

後世の歴史家になったつもりで考察する

主人公が、仮に実在の人物で、
50年前にこの活躍があったとする。
(あなたが50年未来の設定でもいい)

リアルタイムで体験してないとして、
はじめて主人公たちの成したことを見た時、
歴史家としてどう考察するだろう?

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2020年11月24日

スケジューリング

期限ギリギリで低品質な物を作る人と期限内に高品質な物を作れる人のスケジュールの違い
https://jmatsuzaki.com/archives/27107/amp?__twitter_impression=true

なかなか面白かったので引用。
自分は右型だなあ、と思いきや、
そうでもないことに気づく。

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2020年11月23日

悪役は、世界を良くしようとしたもう一人の俺

と考えると、ドラマを盛り込める。

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2020年11月22日

なぜ英語は動詞といい、日本語は述語というのか

が面白かった。
http://dupler.co.jp/eng_school/ここが変だよ学校英語/ここが変だよ学校英語(002):「述語」vs「動詞」/

結論から言うと、
日本語では述語(文の結論になる語)は、動詞以外の品詞もありえるが、
英語では述語になる語は動詞しかないため、
述語と動詞が混同されている、という話。

だから英語のそれは、「述語動詞」と呼ぶべきだと。
(でも二熟語の複合語なので、省略されて動詞呼ばわりされるのがオチだろう。
せめて述詞などと一概念に畳み込むべきだ)

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posted by おおおかとしひこ at 20:43| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

完璧な人間はいない

わかっているが、それを表現として落としていくのは難しい。
逆に、
「限界が色々ある」を考えたほうが表現になるかもしれない。

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2020年11月21日

僕はこういうことを直接言ってしまう

プロがワナビーに対して面と向かって言えないけど実は思っていること
http://blog.esuteru.com/archives/9611307.html?ref=category6292_article_footer5_slider_&id=3959021

言われて拗ねたり腹立てたり嫌ったりするやつは、
プロになどなる資格はないし、どうせプロになってからもっとキツイ言葉を浴びる。
傷つき慣れてない奴はまずどろんこの中で転んでこい。
どうやったって立ち直れるやつしか、その先には進めん。

正直に言わない理由はただひとつで、
そういうお子様を騙して「プロが教える楽ちんデビュー!」と、
お金を取っているときだけだ。
つまり、優しい教師は搾取してるだけだぞ。
風俗嬢と同じで、あなたの欠点を直そうとはしない。
posted by おおおかとしひこ at 23:02| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2稿の役割

第一稿は、「なんとかして最後までたどり着いたもの」だ。
それを冷静に見れるまで冷却期間をおいたあとに、
2稿へ入ることになる。

2稿へリライトする目的をはっきりさせよう。
「ただ気になるから直す」だと、
部分に気を取られて失敗した整形みたいになる。

僕は2稿の目的とは、
「1稿で主観的にはなし得たと思ったが、
客観的には出来ていないことを、
客観的になすこと」
だと考えている。

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posted by おおおかとしひこ at 01:22| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

自分のまいた種は、全部刈り取る

終盤をどうまとめるか。

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2020年11月20日

同じ情報を二度伝えない

これ意外と難しいので。

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2020年11月19日

一方こっちはデザインの敗北

https://mobile.twitter.com/mm_fashiongram/status/1327907059237412864
> 地下鉄の出入り口にある、この路線マーク。改札までの距離が近い順に左側から並んでる
7265D7C2-45B6-4139-8FDE-8175F64B24FF.jpeg

視線は一番大きい「大手町駅」なんだから、
そこから一番近い路線を見るだろうに。
(あるいは一番目立つ赤を見る)
上段中央視点から、下段左端への移動は大変すぎる。

上下逆にすれば、
「ここが何駅か明示して、どの路線があり、
どの路線改札口が近いか」がわかる。
そもそもこの看板を見た段階で、「乗りたいのは線であり駅ではない」し。

情報の提示順で受け取る情報が整理される例。
posted by おおおかとしひこ at 08:06| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

これが表現だ

>【公式】マルちゃん正麺
>この度、弊社プロモーションである「親子正麺」に対して様々なご意見を頂戴いたしました。
>いただいたご意見を真摯に受け止め、次回以降の内容を精査したうえで本作品の公開を11月25日(水)に再開いたします。

なんでもかんでも封印という事なかれ主義。
それに対する毅然とした態度。
さあ火に油が注がれた。
これでイチャモンをつけられなければ、
その程度の敵だったということだ。

事なかれ主義と、どちらが好かれるか?
どちらがファンを増やすか?
どちらが嫌われるか?
どちらがお金を短期的に、長期的に稼ぐか?
どちらが愛されるか?

表現とは生きることだ。
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イベントを変えず、意味を変えるリライト

起こる事件やイベント、
重要な場面のビジュアルや小道具などを、
一切変えなくても、リライトはできるものだ。
台詞を変えていくことで、である。

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2020年11月18日

死亡フラグ50選

なかなか面白かったのでリンク。
https://omocoro.jp/kiji/112263/
まさかこんなパターン書いてないよね?
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人格分裂の過程を修正する

キャラクターに関するリライト。

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2020年11月17日

鬼滅がこれまでの作品と違うところ

「原作が既に完結してる」のはデカイのではないか?
アニメも「原作の欠点を補完しよう」として作られたのでは?

これまでのジャンプ漫画は連載中にアニメ化され、
原作は引き伸ばされ、最後はグダグダ終了した。

ところが鬼滅は、「完結した作品をいかに料理する?」
で後付けのアニメ化、映画化だった。
ドラマ風魔とおなじように、再構成力がある人がついたのではないか?
未完結のアレンジと、完結もののアレンジでは、
大胆さに差が出ると思う。
posted by おおおかとしひこ at 22:03| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

見事な背理法を見たので

ネットには時々天才が現れる。

>100ワニってなんで失敗したんや?
>99日目まで完璧やったやん

補集合をこれほど的確に使った批評は見たことがない。
素晴らしい確信犯批評だ。


「100日目が更新されない」というオチだったらどう変わったかな。
たまに考えることがある。
ネットリテラシーが低い広告代理店は、通さなかったかな。
posted by おおおかとしひこ at 14:28| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

会社の問題は数学的でないこと

https://mobile.twitter.com/taketo1024/status/1328195604892114946
> 数学科は就職が困難という都市伝説、実際その学歴が障壁になるケースは恐らくなくて、むしろ数学科における価値観と営利企業における価値観が違いすぎて順応するのが難しいことが原因と思う。例えば背理法で相手の議論を即座に棄却するような話し方はとても嫌われる。これは矯正するのに苦労した。

議論の目的は数学的最適解を求めることにあって、
誰かが勝ったり負けたりを決めることではない。
「持説の間違いを正してくれて、この場に感謝したい」になるべきで、
「私に恥をかかせたな」になるべきではない。
あるいは、「めんどくさいのでお前と話すのは嫌だ」になるのはよくある回避心理だ。

そして、「偉い人の考えを、間違っていると指摘しない者」が出世する。
その集団は死ぬ。
posted by おおおかとしひこ at 12:36| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「たくさん書けない」のは筆記用具が悪いからかも知れない

印刷された原稿の束を見せると、
「よくこんなにかけるなあ。僕は無理だな」
なんて驚かれることがよくある。

CM(コンテ1枚)しかやったことのない人に脚本を見せたり、
ショートフィルム(1万字)しかやったことのない人に映画脚本原稿(5万字)を見せたり、
脚本しか書かない人に小説(10万字)を見せたりすると、
よくこの反応をされてきた。

説明するのも面倒だから「大変っすわ」なんてお茶を濁してきたが、
「そうでもないですよ。書けないのは筆記用具が悪いからです。
ちなみに何を使ってますか?」と話を続けてもいいと思った。

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posted by おおおかとしひこ at 11:00| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

1234を、1243とする方法

何も馬鹿正直に、時間順で起こったことを書く必要はない。
「一体全体どういうことが起こったのか」が、
面白く、最後に全体が見えればいいだけのことだと思う。

1234と順に起きた時に、
1243と並んだ方が面白ければ、そうすればいいのだ。

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2020年11月16日

雑か、丁寧かの密度を揃える

リライトで大事にするべきは、
こうした粒度をそろえることもあるだろう。

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2020年11月15日

文章力はどうやったらつくか

前記事の続き。

手書きで何文字書いたかに、ほぼ比例する。

というのも、
手書きだと成長するが、
タイピングでは成長しないと思うからだ。


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75P分のリライトを4時間半でこなす

昨日トランス状態でやり切る。
アナログならではの、
デジタルじゃ多分できない分量。

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posted by おおおかとしひこ at 09:13| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

対立する反対の要素を探す

話を分かりやすくするコツは、
対立する真反対のものを見つけることで、
それを何かに象徴してしまうことだ。

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posted by おおおかとしひこ at 00:37| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする