2025年07月08日

構成とはなにかを考える

構成さえできれば脚本は書けると勘違いしている人は多いが、
そもそも構成すらできていないものは、
そもそも脚本にはならない、というだけの話だ。

なので、その構成とはどのようなものか、
逆にダメな構成とはどのようなものかについて議論する。

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2025年07月07日

時系列を入れ替えても、何も生まれなかった(「去年マリエンバートで」評)

アランレネの毒を食らわば皿まで。
未見なので潰しておくかーというモチベで拝見。

やっぱね、時系列を崩しても何も生まれないわ。

意味のない話なので、ネタバレありまくりで進行。

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変化と時制

Twitterから。
> 「変化」を説明せよと言われたら、変化の前後の状況を説明するのは必須だと思うのだが、変化の後の状態を単に記述して満足する人が割と多い

ああ、興味深いね。

変化に時制がないから、
変化edのものを説明して満足しちゃうのね。

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2025年07月06日

予算なき故に存在しないカットが、わかりにくくさせている(「惑星ソラリス」評3)

1971年ソ連なので、
ミニチュアや光学合成を駆使してつくるべき、
いくつかのカットが、
予算の関係か、削られている。

だから分かりにくいだけなのでは。

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ほな、このお話の意味とは(「惑星ソラリス」評2)

ちまたでは難解といわれるソラリス。
僕はちっともそうは思わなかった。
「間がたるいだけ」で、
やってることは90分映画に収まるレベル。

セリフがわかりにくいだけで、
セリフは嘘をついてて、
行動だけが真実と考えれば、
たいしたことをしていない。

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800字のあらすじを書け

あらすじのトレーニングをしておこう。

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2025年07月05日

エヴァの元ネタがちらほら(「惑星ソラリス」評)

なんだもっと早く見とけばよかった。
どこが傑作やねん。
思わせぶりな演出ばかりで大したことないやんけ。

配信にないのでずっと探してたのだが、
早稲田松竹のカルトSF特集で見れたので。

以下ネタバレ。
要はエヴァの元ネタなのね。

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すごい実験失敗作(「ジュテーム、ジュテーム」評)

早稲田松竹に「惑星ソラリス」を見に行って、
カルトSF特集で併映されてたこれを見た。
アランレネだからフランス映画のシャレた画風で、
タイムリープものって、って興味を持つ。

が、しかし。
ものすごいすべりっぷり。

これは映画監督を目指す者は全員見ておくべき、
最高の失敗作の一本だ。

ネタバレしといた方がむしろ覚悟できると思うので、
親切のためにネタバレしながら議論する。


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たつき諒は7/5.4:18とは言ってない

これは夢を見た日時。
それがなぜ地震が起きる時刻とされたんやろ?

中国人がこの日の日本旅行を避けている、
というところが発信源だったのだが、
誰がその数字を言い出したのだろう?
特定班はいないのか。
噂の伝播の研究になるのに。

トカラの地震がヤバすぎて7/5説が加速したのはある。
トカラの群発、新燃岳噴火、阿蘇が警戒レベル2と、
リーチ目に入ってることはたしかなので、
備えるしかない。水と食糧と現金と避難ルート確認くらいかなー。

311を当ててしまったがゆえにたつき諒は有名になったが、
不安があると幻影に振り回される、
人間の心理がよくわかるよね。
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複数種類の反応を描く

あることがどのような価値があるかは、
登場人物のリアクションで決まる。
だけど、同じ反応を複数の人がする場合は少ない。
それぞれの人の立場や性格や哲学が違うからだ。

そのようなものを描き分けることが大事だ。

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2025年07月04日

良いデザインはほめるに限る

日々ダメデザインをさらしているが、
たまにはいいデザインに出会うものだ。
https://x.com/8rIh_q2w/status/1940789201798418494
IMG_5933.jpeg


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同格のor

って受験用語を突然思い出した。
orを「または」ではなく「すなわち」と訳した方がすっきりするやつ。
,orとカンマでひっぱると大体同格だけど、
そうじゃない場合もあるのだった。

具体例は以下にある。
https://blog.goo.ne.jp/advanenglish/e/a8f8cfb7aee850a93afb202ed257372b

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緊張と緩和、デカイ山

緊張と緩和をコントロールしよう。
何をコントロールすればそうなるか。

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2025年07月03日

トカラ地震を時刻表にしてる人がいた

これオモロイ感覚やな。
https://x.com/Kirishima_1255/status/1940316811448434841
1時間あたりに何回かあるものは、
全部時刻表にできるわけだ。

こういう例えばなしが出来るようになりたいね。
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それは感情移入ではなく共感である

物語の感情移入は、共感と混同されている節がある。
僕はここの脚本理論において、
それを区別している。

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人並みの幸せか、大逆転か

人生の話ではなくて、物語の中の話。

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2025年07月02日

自分より10歳年下に人生のコツを教えるとしたら

何を教える?
テーマのつくり方について。

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一休のとんちみたいだけど、大事なこと

Twitterから。
> 「敵が攻めてきたらすぐに降伏すればいい」と言ってる哲学者の人…
多くの人が反論してるのに自説を曲げずに反論してる…
> すぐに降伏しないのね(´・ω・`)

いい視点だ。子供のように全体をみている。
これが大事なのよ。

我々の作るものは「すべての者に開かれたもの」だ。
我々の都合で細かいところで言い訳しても、それは通じない。
子供のような目線で、全体を俯瞰しなければならない。

本気で「敵が攻めてきたらすぐに降伏すればいい」をやりたいなら、
反論に対して「ハイ降伏!」「その通り!」「まいりました!」
と言わなければならない。
そしてその全体に価値があるのかを、
さらに引いた目で観察する。

価値があるものだけを、出しなさい。
それが大衆芸術である。
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2025年07月01日

言葉は嘘をつく

とくに映画においては、
セリフの言葉は嘘をつくためにある。
ほんとのことをいうことはあまりない。
(共有すべきことはほんとであるが、
全部を共有するとは言ってない、みたいなことはよくある)

その代わり、行動が真実を語る、
というやり方をする。

何を言うかよりも、何をするかが、その人を語る、
みたいなことだ。

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ドラマは群像劇、映画は1人中心

ドラマと映画の違いはなにか?
というのはよく問題になる。

尺が違う、毎週習慣的になるのと一気見の違い、
などはすぐにわかるけど、
脚本論的な議論はあまり書かれてない。

語るのがドラマで見せるのが映画、
なんてたまに言われるけどピンと来ない。

で、「恋はデジャブ」を見て、
群像劇と主人公中心と分けると、
わかりやすいのではと感じた。(ネタバレ無しでつづけます)

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posted by おおおかとしひこ at 10:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

なぜ若者に元気がないのか、ちょっとわかった

Twitterから。
> 幼稚園の先生が言ってたけど高齢出産の影響で発達障害だらけになってて 10代めちゃくちゃ病んでる率高い

ほんとかどうか分からないけど、信憑性はある。

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ループものの傑作(「恋はデジャブ」評)

タイトルは聞いたことあったが、
全く見てなかったので見てみた。

なんだ傑作じゃないか。
なんで知らなかったんだろ。
ひさしぶりに「映画見て良かった」って思える傑作。

というか、「オールユーニードイズキル」って、
ほぼこれのパクリやん、ということに気づく。

ネタバレなしでしばらく進行。

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2025年06月30日

幼なじみがライバルにならない理由

長編なんかでたまにあるんだけど、
最初は幼馴染であったキャラクターが、
途中でライバルになるパターンね。

あれ、あんまり面白くならないと僕は思っている。
なんでやろ。

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2025年06月29日

ロバート・マッキー「ストーリー」の逆引きをつくった

フィルムアート社「ストーリー」には数々の映画が言及されている。
巻末に映画タイトルのリストはあるが、どこで言及されて立っけ、と逆引きできないので、
ページ数が分るように逆引きをつくった。

巻末に書き込んでしまわれたい。
(それくらいやっとけや。仕事が雑だなあ)

なお、初版、第3刷でつくったので、版によっては異なることがあるやも。

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妄想は誰にでもできる

妄想の話、つづき。
だけどプロの妄想は、お金を取れる妄想だったりする。
何が違うのだろう?

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2025年06月28日

なんでこんなに金がかけられるんだ……(「翔んで埼玉」評)

資料がてら見る必要があったので見てみた。
面白いと噂は聞いてたので、
そのうち見ようかリストには入ってたし。

笑ったけど何も残らない系の映画でした。
ただ金の掛け方がすごい。

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歴史に残るとはどういうことか

それ以前とそれ以後で、まったく人々の認識が変わること。

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2025年06月27日

期待させて、回収する

ストーリーとは何か、事件と解決のことである。

だけど、それを「話すとき」の作法として、
「期待させて、回収する」と気持ちよい、
と思う。

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公共工事

北斗の拳アニメ化ですってよ。
うる星やつらの時も思ったけど、
「アニメ会社のスタッフを食わせて維持するために、
仕事を回すだけの仕事」を、
公共工事と呼んだ人のセンスはすごいと思う。

どうせならオリジナルで冒険させてやればいいのに。
それで、原作無視の何かをやるなら原作に最悪だし、
原作遵守ならオリジナリティは育たない。
最悪の公共工事だ。
工事は機能すればよいが、作品は更新することが使命だからな。


東映ヒーローでたまに時代劇が挟まるのは、
時代劇スタッフを食わせるための公共工事だと、
大人になって知ったことだ。

スタッフを食わせるための手段としては理解するが、
新作をプロデュースできないプロデューサーに、
問題がある。
そういう会社はいずれ潰れる。
3ヶ月魂を売った職人は、
次厳しい仕事をできなくなると思う。
職人の魂が死ぬんだよね。

なんだか延命措置をしてる老人みたいだ。
まあ、原作ものとシリーズしかやらない業界も、
もはやそうかもしれないが。

もっと気軽に作って気軽に回収できるビジネスに、
ならないもんかねえ。
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2025年06月26日

何回別の世界線でやり直しても○○になってしまう

タイムリープものではもはや定番のこのネタ、
初出はなんなんだろう。
僕は「バタフライエフェクト」が最初なのだが、
これ以前にあったのかを知りたい。

Twitterから。
> ジークマンモス西「あかん、何回やり直してもジョーにうどん食うてるとこ見つかってまう」

これくらいポピュラーになってきて、
ふと思ったのだ。

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妄想は誰にでもできる

妄想を書き連ねれば、
それなりの面白いものになるはずだ。

だけど、プロの妄想は素人の妄想と一味違う。
何が違うのだろう?

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2025年06月25日

平成が少しずつ終わってゆく

TOKIOもロンブーも解散かー。
ジャニーズを無理やり使った漫画の実写化ビジネスも、
(たぶん)終わったし、
まあ、そもそもテレビが終わりかけている。
松本人志も中居もいなくなった。まあ紳助もか。

令和っておもしろい?
まだおもしろくない気がする。
石の裏でジメジメしてる虫みたいな時代になった。
ある石っころをひっくり返したら、裏にいっぱい虫がいる、
みたいな感じ。
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名邦題シリーズ99選

名邦題でググったらいろいろ出て来たので、まとめておく。

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逆に、いい邦題

わかりやすくてよい邦題は、
当たり前なので、なかなか記録することがむずかしい。
以下のTwitterで見たやつはよかったので拡散。

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ジークアクスたぶん見ないと思う

サプライズガンダムからの最終回を迎えたそうだ。
アムロの魂やらララァやシャアやらが、
何故令和のTLを賑わすのだ?


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世の中で最も偉大なものは物語である

と、僕は考えているのだが、
今の時代はほんとうにそうだろうか?

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2025年06月24日

キャスティング

何をどうやっても、我々の書くシナリオは、
日本の、今の役者によって演じられる。
これは事実だ。
三船敏郎や原田芳雄に演じてほしくてももういないのだ。

だから、想定キャストを考えておくことは、
とても大事だ。

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2025年06月23日

やはり車田は出オチなのだろうか

てめえいい加減にしろ。最高だ。
https://x.com/kyoheitatsumi/status/1936914852053909854

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自分を書いてはいけない(「メガロポリス」評4)

口酸っぱくこのことをここで書いているような気がする。
この糞映画も、この禁忌を犯していた。

以下ネタバレで。

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執筆は上澄みをつなげたもの

調子のいい時と悪い時がある。
結局、出来上がったものは、
調子のいい時のものを全部つなげたものだ。

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足裏のモールド、甘いだろ

こういうところでリアリティなくすのよ。

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映画の惨敗をキャストに背負わせる習慣をやめよ

映画「フロントライン」の興行的惨敗が、
小栗旬のせいになってて首を傾げる。

小栗旬主演「フロントライン」を襲った田中圭の"不倫騒動"…プレーイングマネジャーの限界露呈
https://news.livedoor.com/article/detail/29013996/

見てはないのでアレだけど、
僕がおもしろそうな企画だと思ったのにスルーした理由は、
「フロントライン」という意味不のタイトルゆえだ。

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2025年06月22日

これがフィルムだったら佳作に見えたかもね(「メガロポリス」評3)

デジタルの功罪。
ネタバレ無しでつづけます。

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これは、なんの話なのか(「メガロポリス」評2)

マジでわからん。
予告を見た段階では、
「メトロポリス」「未来世紀ブラジル」
「マトリックス」のような、
未来都市を舞台にしたSFかと思っていた。

でもそうじゃないみたいだ。
天才都市設計家と、市長と、銀行の、
跡目争い?の話?

以下ネタバレ。

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アメリカが老いた(「メガロポリス」評)

コッポラが老いた。
まあそれはしょうがない。
老いは誰にでも訪れる。
タリアシャイアもローレンスフィッシュバーンも、
ダスティホフマンも老いる。

だけどね、189億使って、
ここまでしかできないのか?
189人の若手監督に1億ずつ配ったらどうだ?

アメリカそのものの老いを、
感じてしまった。
老人がデジタルを始めてつくったオモチャだ。
こんなん今どきAIでもできるわ。

これから必要なものは、AIみたいなカオスではなく、
まっとうにつくった秩序のはずだ。

あんたの作品は、
「地獄の黙示録」と「ゴッドファーザー」で、
終わったんだな。
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"」評"で検索してください

たくさん映画評を書いてると思うけど、
映画タイトルが正確じゃない場合もあるし、
別記事で単に言及しているだけの場合があります。

ウッディ・アレンとか、ウッディーアレンとか、
表記揺れもありそうだし。
あと「・」を打つのがスマホでは面倒なので、
省いてることも多いです。

○○の映画評を大岡が書いてないかなー、
と探す時は、
記事タイトルに「○○○○」評、で書いてると思うので、
そこが検索トリガーになりそうかな。
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映画からガワが失われた時(「ハンナとその姉妹」評)

ウッディアレンの未見のやつを潰してこうかな、
などと思ってみてみた。

半径5mの話。
(半径2mが、個人ともう1人のセカイ系だとしたら、
もうちょっと大きな、肉親と前夫妻くらいの半径)

たしか公開当時、80年代は、
「オシャレな都会のニューヨークで、
オシャレなジャズに囲まれながら、
軽妙洒脱な都会の恋愛劇」
なんて捉え方をされていたような気がする。
都会的恋愛トレンディードラマの、
元ネタ的な扱いだったような。

そのガワが今や剥がれたものとしてみると、
単なるオトナの(年のいった)恋愛もの、
という中身が見えてくる。

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これ、俺だけが気づいたんじゃね?

と思わせられる人はシナリオがうまい人だ。

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2025年06月21日

「12人の怒れる男」の戯曲を手に入れたのだが

古本で、
構想社、1979、「12人の怒れる男」
レジナルド・ローズ/額田やえ子訳

を6800円でゲットしたのだが、
戯曲版、テレビ版をベースに、
編集部が勝手に映画版の流れに沿うように改変入れてたやつだった…

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This is movieっていえるものとは

たまたまYouTubeで見た、外人が日本のいい曲を聞くやつ。
ブルーハーツ「青空」を黒人が聞く回で、
そりゃ日本人より響くだろうと思って見ていた。
おそらくこの人は音楽関係者だろう。ほかの回もたまたま見てたので。

「無言は最良のセリフである」という、
ハリウッドの格言がそのままわかるリアクションを見てほしい。
https://m.youtube.com/watch?v=-LuYuFzaqxY

でね、
「This is music.」という感想にはすごく同意で、
こんなふうにしか言えないんだけど、
もし、
「This is movie.」って感想を得るには、
何が必要だろう?って思ったんだよね。

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