2025年03月23日

日常に潜むクソデザインシリーズと改善案

昨日の帰りに写真撮ってて忘れてた。
都営三田線駅、浅草線から三田線への乗り換え導線の、
誘導が糞。
BDF9BE1A-2DAB-4DFC-BE4B-6FABACAE0636.jpeg

僕は何も考えず階段を上がり、別の出口へ出てしまい、
8番出口よろしく異変を感じて階段を降りてきて振り返って、
この写真を撮った。

正解は、階段の脇を抜けてホーム奥へ行くこと。
それ初見で気付ける人いなくない?

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一覧表に書いて吐き出す

わりと大事なテクニック。
沢山のことを抱えすぎて、
頭の中でややこしくなったら、
紙に全部一覧表の形として書き出すとよい。

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posted by おおおかとしひこ at 10:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月22日

三幕八場がわかりやすかったので

三幕構成よりも細かく割っててわかりやすかった。
でもあくまで尺の構造、順番の構造でであり、
事件や人物関係やツイストを規定するものではないことに注意されたい。
https://monokaki.ink/n/n8cef2a9a8d69

これらを全部作ってから書き始めろ、には同意。
中盤が薄くなっちゃうからね。
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設定はあとで変えてもよい

ストーリーの都合上、最初に設定したことを変更してもよい。
あとで全体が首尾一貫するように書き直せばいいだけのことだ。

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2025年03月21日

何も始まってないし、何も終わってない(「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」評)

毒を食らわば皿まで。
アムロとシャアの物語の完結編、
リアタイ以来の再見。

そのときと同じことを思った。
これ、「脱出」の剣バトルの続きを、
15分やっただけでしょ?

以下ネタバレ。

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posted by おおおかとしひこ at 22:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画に自分を書いてはいけない(新訳Z-3「機動戦士Zガンダム 星の鼓動は愛」評2)

僕は常々、主人公を他人にせよ、自分に重ね合わせるな、
と警告している。
独白体の使える一人称形式の小説などと異なり、
三人称は「他人の目から見た形」しか使えないからだ。
「自分から見た周囲と自分」を描くと、
三人称では失敗する。

Zガンダムの物語的失敗は、
それが原因なのではないかと、俯瞰して思う。
ネタバレで。

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2025年03月20日

終わってあとに残るもの(新訳Z-3「機動戦士Zガンダム 星の鼓動は愛」評)

終わってしまえば何も残らない。

人類の無理解を、
ニュータイプという「認識の拡大」で、
理解に持っていけるのではないか、
と進化の希望を持たせた、
大きな物語のファーストに比べて、
何も残らない珍シナリオ。

それがZだと、終わってやっと理解した。

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場当たり((新訳Z-2「機動戦士Zガンダム 恋人たち」評)

サラの爆弾テロの話をカットしてでも、
大事なことがあったのでは?

以下ネタバレ。

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posted by おおおかとしひこ at 20:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

語るべき物語などなかったのでは?(新訳Z-1「機動戦士Zガンダム 星空を継ぐ者」評2)

やたらセリフが難解であった。
何かを言おうとして途中で止めてるとか、
暗示的なことを言おうとしてるとか。

これ、知ってるよ。
中身のない時に、ありげなふりをするときの技法だ。
高校生の小論文でもよく使われる手だろ。

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posted by おおおかとしひこ at 03:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

出オチ祭りやん(新訳Z-1「機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者」評)

先日の鳥籠の少年を見てしまったからには、見るしかあるまい。
新訳Z。1985年のリアタイ以来、40年ぶりにZの世界を再訪することにした。
Zガンダムは何が失敗だったのか。青春に決着をつけなければ。

…でこの映画。全体は三部作だろうけど、
脚本に問題があったことが、今ならわかるわ。

出オチばっかやんけ!

以下ネタバレ。
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2025年03月19日

陰謀論と物語

物語作家たるもの、面白い陰謀論のひとつやふたつ、
創作できるようになるべきだ。

Twitterから、また面白いものを仕入れてしまった。
> 私が陰謀論デモの現場で聞いた「氣」が「気」となった理由は、「GHQが米を大切にする日本人を弱体化させるためにメリケン粉のメに変えてしまったんですよ!」という珍説。なんかもう物語としては完成されていて、陰謀論にハマる人がいるのもちょっとだけ分かるよね。

少し解説を。

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posted by おおおかとしひこ at 22:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

現実は想像を上回る

普段トンチを効かせて生きてるつもりだが、
これを考えつけなくてくやしい。

クレーマー「爪楊枝から木の匂いがする」
https://x.com/yominokuni140/status/1902191767887474744

「面白いクレームを考えろ」という問題が出ても、
これは出せない。ヤバい。
posted by おおおかとしひこ at 22:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

各社AIの比較をするべき

ついに何十年も封印されて来た、
ケネディ暗殺のレポートが解禁された。
8万ページってなんやねん。
今こそAIの出番でしょ。
Chat GPT、Gemini、Grok、Copilot、
あとなんかあるんだっけ、
これらに2000字程度に要約させて、
比較するべきなんじゃねえの?

と思って調べたら誰もやってないぞ?
はよやれ。一番乗りをめざせ!

AIの便利なところは「100字で要約して」「一行で要約して」
もすぐにできるところ。
これで4社勝負とかもおもしろいぞ。
posted by おおおかとしひこ at 13:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

分かりやすい物語の中に入りたい欲求

Twitter哲学者から。
> tanu@tanukiponkich
> 「彼氏が欲しい」は往々にして「(自分が)彼女という役割が欲しい。そのために彼氏役を演じてくれる人が欲しい」だし「子供が欲しい」は「(自分が)親という役割が欲しい。そのために子供役を演じてくれる人が欲しい」なんだと思う。わかりやすい物語の中に入りたいという欲求がある。

なるほど。
昔の言い方でいうと「役割を見つける」だな。

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posted by おおおかとしひこ at 12:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

七転び八起き

物語には主人公の目的がある。
その目的を叶えるまでが物語だ。
しかし一発で解消しない。
そこに至るまでの七転八倒、七転び八起きが、
物語なのだ。

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posted by おおおかとしひこ at 09:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月18日

今のリアリティラインからは考えられない

いやー全盛期の斉藤由貴ほんとに可愛いなー、
これスケバン刑事で乗ったバイクやん、
と写真を眺めていたら。
EF9CE37D-ADA7-4EF4-AAB5-7192282B590E.jpeg

> このツナギをバッと脱いだら、下にはセーラー服着てたのには度肝を抜かれた記憶があります

のリプで吹く。
そうだったそうだった。40年ぶりの記憶だわ。
スケバン刑事はセーラー服が正装だ。
だからこれを脱いだら正装が中にあるのさ。
なんでか聞くなよ。
リアリティラインがだいぶ明後日の方にある。

それでもスケバン刑事は猛烈に面白かった。
木曜19:30から堂々とオンエアしてたのが、
今のテレビのつまらなさからは考えられんわ。
細けえことはいいんだよ。おもしろけりゃ。
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最大のXファイルついに公開だと?

ケネディ暗殺のレポートがずっと封印されている。
なぜケネディは暗殺されたのか?
誰が暗殺したのか? 黒幕は誰なのか?
その謎がついにわかる時が来た。明日公開ですってよ。

トランプがずっと前から公約してきたことだけど、
有言実行トランプすげえぜ。

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回数を重ねると、言葉を難しくしたがる

これはよくない傾向だ。

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posted by おおおかとしひこ at 08:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月17日

日本人の略し方よ…

Twitterから得た無駄知識。

> 20世紀になるとサンセリフと言う書体が開発され、これが太さ が一様なセリフ(ウロコ)の無い文字なのです。アメリカのベ ントンは創作したサンセリフ体に「オルタネート・ゴシック」 (ゴシックに替わる書体の意味)と命名しました。この活字が 日本に輸入され、長い書体名をして「ゴシック」と呼ばれ
て、いつのまにか「ゴシック」として日本に定着してしまった

外人はみんなセリフっていうし、
日本人はみんなゴシックっていうし、
ゴシック調のデザインフォント(ヴァンパイアものとか、ゴスロリとか)
ってトゲトゲしてるし、と昔から謎だったものがひとつ解けた。

「オルトゴシック」または「オルト」で略すべきだったのに…

こういう例、もっとありそう。
キャッチーな言葉の方で略してしまって、
本来と逆の意味になってる言葉、全然ありそうだ。

最近だと邦題「トライライトウォリアーズ」か。
原題は「トワイライト・オブ・ザ・ウォーリアーズ」。逆や逆!
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4-4-5調という言葉を知ったので

普段75調はたまに意識したりする。
なんか語呂やリズムが合わねえなあと思う時、
削ったり足したりすることはある。

なるほど、75調とは別のリズムも世の中にはあるな。

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2025年03月16日

総力戦

クライマックスは全員に活躍の場があるとよい。
ということは、
良いクライマックスは必ず総力戦になるということだ。
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2025年03月15日

日本型の話は序破急、アメリカ型の話は三幕構成

前記事から独立して考える。

序破急は日本型の話に向いてる気がして、
アメリカ型の三幕構成と喧嘩するかもなと思った。

つまり、メアリースーの原因が、
三幕構成で書くべきシナリオスタイルなのに、
序破急構造で書いてしまってるから、
というのは一つ言えるなと。

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posted by おおおかとしひこ at 11:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

非三幕構成の良さ(「アルプススタンドのはしの方」評2)

この映画が面白いのは75分しかないこと。
え、今時90分でもない75分ですって?

だからか、普段見慣れない構成をしていて、
いわゆる三幕構成に従ってないことが、
結構新鮮だった。

90分は分からないけど、
少なくとも75分までなら、非三幕構成でも成立することを証明している。

以下ネタバレで分析。

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posted by おおおかとしひこ at 10:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月14日

声の限りきみの名前を呼ぶ(「アルプススタンドのはしの方」評)

以前評判を聞いてたのだが、ようやく見る機会が訪れた。

(野球好きの)糸井重里が言ってたんだけど、
応援の仕方がわからない時は、
とにかくそいつの名前を叫べばいいんだって。
そりゃみんな「矢野ーっ!」って叫びたくなるよ。
そんな映画だった。

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チームの中で脚本を書けるのは自分だけ

という自覚が、プロの場合必要。
(もちろん脚本家が一人の場合に限る)

逆から見ると、
「脚本が書けない人全員が、
注文を脚本家に解決してもらう」が、
脚本打ち合わせだ、といえる。

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2025年03月13日

悪貨が良貨を駆逐する瞬間を見た

Twitterから。
> 「陰謀論系の記事は最後まで読めるのに、正しい情報発信は途中までしか読めない」という非対称性は、後々に大きな禍根を残すと思う。

あ。
無料だったインターネットがマネタイズとかいって、
課金し始めたら、
こういうことになるんだな。

日本の文化レベルが高かったのは、
無料のテレビでいいものがちゃんと流れてたからだ。
それが壊れて無料のネットに流れて、
いいものが有料化されたら、悪貨ばかりになるわな。
教育は無料化するべきといえるが、
文化資本は平等になりにくい。
posted by おおおかとしひこ at 17:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

このZガンダムを見たかった

ファンが作ったOPEDが出回ってきて、
思わず泣いてしまったので。

鳥籠の少年 / 水の星へ愛をこめて #Zガンダム RE:0087
https://m.youtube.com/watch?v=KukouBlw-lI

Zガンダムがこんな面白いアニメだったらよかったのに。

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脚本「理論」ってそういうことよね

Twitterから。
> 私が音楽理論を勉強しているのは音楽理論が嫌いだからで、最終的に
「こんなクソみたいなもん一切いらねーよバーカバーカ」と言うためである。

https://x.com/mio20200701/status/1899627361089569095

理論を100使ったからといって、
素晴らしいものを「新しくつくれる」わけではない。
理論は、すでにある素晴らしいものを、
「分解して理解する」ための方法にすぎない。

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posted by おおおかとしひこ at 12:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

あなたはどこで輝くのか

スポットライトを浴びて活躍する人がいる。

スタアというのは、観衆を集めて、
そこだけで輝ける人のことを言う。
逆にいうと、日常生活ではあんまり輝けない。
あなたは多分地味で陽キャではなくて、
グループの中で輝く存在にはなっていないが、
「ものを書く瞬間」だけは輝ける人だろう。

そんな風に、人によって、
輝ける場所や場面は違うよ、
という話。

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2025年03月12日

Who are you

そのキャラクターがどういう人物か、
どうやって表現するべきか?

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2025年03月11日

「ODするよりSDしよう」って厚労省のCM見たんだけど

あまりにも酷い表現なのでボコボコにしておく。
典型的な「表現側のオナニー」で、
何一つ伝わらない表現だ。

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銃をクルクル回すのって

単なるカッコつけではなくて、
撃ったあとに銃身が熱くて、
すぐにしまえないのを冷やす役割があるのでは、
とふと思ったなど。
特にリボルバーを連続で撃った時とか。

日本刀の血振りは作法として美しくてカッコいいのだが、
いつも「血残ってんじゃねえの?」って心配してしまう。
一回袖や袴とかで拭ってから納刀したくなる。
鞘の内側で血固まったら抜けなくならねーかな。
そういうのも込みで「普段の手入れ」なのかしら。

どんぐらい熱くなるのかとか、
どんぐらいヌルヌルになるのかとか、
使った人じゃないとわからない感覚ってあるよなー。
ハンダゴテほど熱くはならないだろうが、
肉切ったあとの包丁くらいはヌルヌルしそう。
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人生をゲーム化する

人生をゲームのように設定することは可能だろうか。

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2025年03月10日

フィクションが詰まらなくなった理由

「昔はOKだったかもしれないが、
今ならアウト」ばかりになってきたから。

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換骨奪胎(映画「東京島」評4)

映画と原作は違う。
原作の何を映画は変えて、
結果良くなったかが、クリエイターの誉である。

チェックしてみようか。

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2025年03月09日

なぜ退屈だったか(映画「東京島」評3)

僕の回答例を示す。以下ネタバレで。

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出来事が同じなら映画化したと言えるわけではない(映画「東京島」評2)

この映画、起こってるイベントだけ見たら、
原作とかなり一致しててびっくりする。
外面だけは「忠実な映画化」なんよな。
そこに二倍腹が立つ。

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なんで「ここ笑えます」って音楽を流すの?(映画「東京島」評)

一人称形式の物語を三人称で作ると、
その身勝手な言い訳をしなくなるため、
単なる勝手な女が勝手なことをする、
むかつく話になるだろうと予想していた。
一人称と三人称の違いについて議論しようと。

だが予想の斜め上をこえて、
「ほらここ面白いでしょ?コミカルな音楽を流すよ?」
というよくわからない判断があった。

汚くも生命力があること(ナウシカのテーマと同じ)の原作。
シュールな島コントの映画版。
なにこれ?子供の遊び?

毒をくらわば皿まで。映画版を改めて見た。

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勝負あった

コンフリクトを描くのが物語である。
つまり、なんらかの勝負をするのが物語である。
主人公と敵、主人公とライバルなど、
競合したり競争したりするのが物語である。

で、その勝負のついた瞬間とは、
どのようなものか?

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この傑作があんなうんこ映画になったのか(小説「東京島」評)

ドラマ「風魔の小次郎」や特撮番組「セイザーX」を生んだ、
ゼネラルエンタテインメントという会社があった。
映画「東京島」の興行的失敗を機に解散して、
「風魔2」のチャンスは永遠に消えた。

その映画版「東京島」の脚本家が、
悪名高き、ドラマ「セクシー田中さん」の件で、
原作者を自殺に(結果的に)追い込んだ相沢友子。

映画版の出来はうんこだった。
長年映画化の夢を持って、ついに成し遂げたプロデューサーに、
試写会でどうだった?と感想を聞かれて、
「つまらなかった」と正直に答えた。

なぜプロデューサーが熱意を持ってあんなうんこ映画を作ってしまったのか、
意味がわからなかった。
そこで、その原点の小説を読んでみたいと思って、
ようやく仕事が一段落したので一気読みした。
傑作やん。

なんでこの傑作からあんなうんこ映画が出来上がるの?

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2025年03月08日

comeではなくgo

プロットの全体を見渡したときに、
comeとgoどっちが多いだろうか?

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2025年03月07日

手紙(漫画「かくかくしかじか」評)

映画化で知った(未見)のだが原作至高派の意見を見て、
まずは原作を読んでみた。

なるほど、自伝を、恩師への手紙形式にしたわけだ。
(「かあさん、東京は辛いとです」みたいな形式で進行するの、
最近見ないよな)
モチーフはヘンテコな絵の先生。
彼との出会いから、現在に至るまで。

結構泣いた。読んでる時はなんだか泣けてしょうがない。
でも、我に帰ったとき、おや?って思うのよな。
その話をしたい。

以下ネタバレ。

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彼らのやっていることは、社会的にどう評価されるのか

主人公でもいいし、脇役でもいいし、悪役でもよい。
彼らのやっていることが、
世間に知られた場合、
どういう反応になるだろうか?を想像しよう。

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2025年03月06日

人生は必然である

そのように考えるのがフィクションだ。

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2025年03月05日

デジタルは人を幸せにしない: AIは人を幸せにするのか

このツイートが全てなんじゃね。
> NISHIO Hirokazu@nishio
> 簡単な話で、今までは「やさしい仕事」をこなしてたまに「難しい仕事」が混ざってる感じだったが、「やさしい仕事」をAIが全部やってくれたら「難しい仕事」だけが残る。これを普通の労働スケジュールで実行すると多くの人には過労になると言うことだと思う。

インターネットが世界の速度を変えたけど、
ゆっくりやる暇がなくなって、
全員が忙しくなって、
単価が減って、ゆとりがなくなった、
その次がやってくるだけだ。

そんな時にホワイトカラーになる意味ってあるのかね。
ブルーカラーが得意な人もたくさんいるだろうに。
手足は機械やAIに、頭脳は人間に、ってやってきたら、
人間そんなに頭脳が良くなかったし、
判断力も大したことないと、
デジタルが暴いてしまったのだな。

そんな人類の中で頭のいい人が数学をつくり、
そんな数学者の中で頭のいいチューリングがチューリングマシンをつくり、
それが改良されてここまで来た。
人類はチューリング並みじゃあなかったからねえ。

弊社、結構メンタル崩す人がいる。
システム的に限界なんじゃないかな。
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if

物語とはifである。
もし〇〇が〇〇だったらなー、
という妄想によって成り立つ。
それをまずは50個とか、100個書いてみよう。

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2025年03月04日

北斎の観察力

「北斎はすごい。富嶽三十六景の馬鹿馬鹿しい波は、
実はハイスピードカメラで捉えた波と同じなのだ」
なんていう言説を、
最近よく見かけるようになった。
https://x.com/NoMarcy1225/status/1896688731941425316

そうかな。
波を「正しく」観察すればわりとすぐ辿り着けると思ったけど。
もちろん、日がな一日ぼーっと見てたり、
何回か試して書くことは必要だとは思うけど。

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人間は考えすぎる必要はない

と、どぶろっくの歌を聞きながら反省している。
これくらいで笑って生きていくのが人間ちょうどいいのでは。

浅川さんという名曲を知らなかったのでググったらヒット。
最高です。
https://m.youtube.com/watch?v=pry6vs7DpJE&pp=ygUe44Gp44G244KN44Gj44GP44CA5rWF5bed44GV44KT
途中までは書けるとしても、
ラストの一行の頭の悪さはやられたわ。
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若者はものを調べない

昨日バイトの大学生と話してて驚いたこと。
Googleとインターネットがなかったときの、
調べ物を想像できてないこと。

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そういう人がいるとして

フィクションとは嘘なので、
そういう人がいるとして、で話をつくる。

だけど、そういう人がいるとして、
というのが何回も重なると「?」となる。

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