2025年05月20日

主人公は平均的であるべきか

なるべくヘンテコな仲間や敵をつくるには、
どこかでニュートラルな人を入れるとよい。
ボケに対するツッコミと同じで、
ニュートラルな位置が分かってはじめて、
尖っている、変な場所が分るからだ。

さて。そのニュートラルを、主人公にするべきか?
という問題がある。

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2025年05月19日

乱暴な愛

逆を組み合わせると、何か新しいものが生まれる可能性がある。

愛は優しいものである、という先入観を逆にすれば、
乱暴な愛という概念をつくれる。
そしてそれは、しばしば物語に現れるよね。

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2025年05月18日

そのラストシーンが最適解だったのか(短編「ラストシーン」是枝裕和×iPhone 16 評)

30分の短編映画。
https://m.youtube.com/watch?v=1nP45TNIIKM&pp=0gcJCdgAo7VqN5tD
iPhoneで撮ってるとはいえ、
リリーフランキー出てるし、
カメラマン瀧本幹也だし、
照明ちゃんとしてるしカラコレしっかりしてるし、
万引き家族並の総力戦じゃないですか。
若いキャストと音楽が変わっただけの、
いつもの是枝映画でした。

自主映画にありがちな設定ながら、
ひとつのポイントで、
ギリギリプロの作品に仕上がっている。

その脚本的解説。

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デジタルは人を幸せにしない: インフラを支えられない

インターネット黎明期、
アナログにあったインフラはデジタルにもありますよ、
と無料サービス化して、
アナログが壊滅したら、
広告を入れ始めたりサービス終了させたりして、
インフラが結果的に全壊滅することがある。

goo辞書、お前もか。

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2025年05月17日

仕事とプライベートは別だろ

不倫したからって、清純な役を見れないってのは、
映画としてレベルが低いのでは?

永野がいかにイケメン妻子持ちと不倫してようと
(本人は否定している)、
漫画家を目指す、美術の先生に嘘をついた女子に見えてないなら、
映画のレベルが低いと思う。

「プライベート関係ないでしょ、
永野はこの映画の中で誠実な漫画家で、
それを僕がいいと思ったので」
と監督が言えないってことは、
それまでの映画なんじゃないかな。


CMを外されるのはわかるよ。
イメージガールとして出てるから。

でも映画女優はイメージガールじゃないよね?
その役の人だよね?
人間には善もあり悪もあり、それらを演じる人としているんだよね?
映画配給側の対応は、
天使としてのイメージガールとして永野を使いました、
って言ってるように見える。

あいつ不倫して嫌いだけど、
映画は抜群やったわー、ってならない映画なんだね。
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さらに、アミラーゼ構文というものも知った

アレクサンドラ構文よりさらに間違うやつらしい。

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人は関心のあるものしか読まない

かなり本気出して書いてる脚本添削スペシャル、
マックスでも150人程度しか読んでないのに、
反射で適当に書いたアレクサンドラ構文の記事は、
なぜか8000人が11000回読んでいる。

そりゃみんな「バズる話題にぶら下がる」
になるわな。

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【脚本添削SP2025】8(終) 解説

赤ペン解説.pdf
書き込み型解説です。参考にしてください。
(なお鉄仮面を鉄下面と誤変換しています。痛恨。
前の完成原稿はそれを直してあります)

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2025年05月16日

【脚本添削SP2025】7 どこを省略して、どこを詳細に描くか

15ページという分量でも、情報を出す順番や種類を変えたり、
省略を駆使することで、
いかようにでも密度をコントロールすることが出来ます。

ふたつの稿を一覧してみましょう。
119403D0-C19A-4D7B-B8BC-C75F82492DC7.jpeg


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2025年05月15日

【脚本添削SP2025】6 完成原稿

リライト版「サンダーシープ」です。
サンダーシープ.pdf

元原稿「ウールマン」も貼っておきます。
比較してみてください。
ウールマン.pdf

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2025年05月14日

【脚本添削SP2025】5 テーマ

さてと、プロットを見直すかー、
と作業にかかろうとして、不安になってきました。

このストーリーにはテーマがない。
B級アクション映画にテーマを求めるのは、
そもそもヤボともいえるんだけど、
テーマが本当になくていい?
という不安です。

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2025年05月13日

【脚本添削SP2025】4 プロットや設定の問題

少し気になる点を詰めていきます。

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2025年05月12日

【脚本添削SP2025】3 作品の方向性とジャンル

映画にはジャンルがあります。

こういうジャンルでは、こういうタイプの事件が起こりがちで、
こういうタイプの展開が好まれ、
鉄板のこういうものが入ってて、
みんなこれを楽しみにしてて、
解決の仕方にはこういうパターンがよくある、
みたいに、
似通った話はジャンルを形成します。

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2025年05月11日

【脚本添削SP2025】2 調べ物の解像度

「ウールマン」というタイトルに疑問を僕は持ちました。
「シープマン」では?と。
まずはGoogle先生に聞くとよいです。

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2025年05月10日

【脚本添削SP2025】1 まずは作品を読もう

さて、始まりました。今年の応募作は、たった1本。
今年も対戦よろしくおねがいします。

れおさんの「ウールマン」です。
ウールマン.pdf

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2025年05月09日

人類はすでにAIの奴隷になっている

ターミネーターのように、
ある日AIが決断して核戦争を仕掛けるのではなかった。
マトリックスのように、
人類から電源を取る代わりに、
楽しい夢を見させてあげるのでもなかった。

バカがAIが生成した記事のケツを拭き、
それをバカが読んで、
アフィリエイトないし広告を稼ぐという、
バカのループの釜の蓋をあけたのだ。

詳しく検証していく。

DVORAKキーボードと QWERTY配列 の違いとは?
https://aqlier.com/2025/03/07/qwerty_dvorak/?utm_source=ReviveOldPost&utm_medium=social&utm_campaign=ReviveOldPost

まずURLが色々貼り付いてる。アフィ系だね。
そして記事内容は、あきらかにAIによるまとめで、
人間の知性が足りていない。

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説明のコツは感情を伴うこと

説明の下手な人は、説明は説明、ストーリーはストーリー、
と分けてしまう事だ。

本当はストーリーを進行させながら説明して、
説明しながらストーリーを進行させるべきだ。
だけど、
どうしても説明だけのパートが出ることがある。

そこで、ただ説明しているだけでは詰まらない。
面白くする工夫は、感情を伴うことだ。

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2025年05月08日

大沢たかお祭りが盛んですが

爆笑しながら色々な感情が渦巻いている。

・お母さんご苦労様です
・やっぱり女さんって「私」しか興味ないの…?
・大沢たかおの表情は豊かで、
 そういう表情を引き出す物語が必要よね
・これ「少女漫画っぽく愚痴る」と同じよね
・ということは本性大沢たかお、
 仮面をかぶった自意識として少女漫画があるのか
・この本性-自意識ラインを研究するとおもしろそう
 (男さんにはあまりないのでね。それが「趣味」という外部になるのよな。
 だから「帰宅したら妻がフィギュアを全部捨ててた」は、
 自意識が崩壊するんだよなー)

あ、ちなみに好きなやつは、
「残り一分の脱水を洗濯機前で待つ私」です。
その一分の無の時間、良し。
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説明を恐れるな

説明が下手な人がやりがちなこと。
説明をなるべく避けて、省略してしてまって、
余計に分からなくなるパターン。

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2025年05月07日

(告知)脚本添削SP2025、週末より開始予定

今年の応募本数は全1本!
究極の1on1をこの目で見ろ!

うーん、どっち方向にリライトするかなー。
迷い中。
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「しっかりしてるストーリー」とはなにか

強固なストーリーとか、
盤石のストーリーとか、
言い方は色々ある。

逆を考えれば良い。
「あやふやなストーリー」だ。

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【告知】脚本添削スペシャル2025開催【〆切5/6】

今年もやりますよ脚本添削スペシャル。
GW中を〆切とします。

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2025年05月06日

世界をよくしよう

このブログは脚本論からはじまったんだけど、
ずっとキーボードのことが多く増えてしまっている。
その魅力を一言に集約しておきたい。

キー配列や自作キーボードは、
「世界をよくしよう」としている。

今映像の世界はそうだろうか?
物語はなんのために書くのだろう?
もちろん、その場を楽しませることも、
世界を一瞬よくすることだけれど、
一生心に残る、世界のよくしかたもあるのではないかと思う。

今その魅力が、物語から失われつつある
(もしくは紛い物が幅を利かせている)ことが、
結構気になっている。
映画祭に今行こうとは思わないが、
自作キーボードイベントには行きたい。

それくらい、「映画は今世界をどうしたいのか」が、
見えてきにくくなっているよね。
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アレクサンドラ構文というのを知ったので

文字は読めても文章が読めない。
日々誤解がすれ違うツイッターランドを見てれば、
そのことは理解できる。

人は相互理解のためにことばを作ったのに、
ほとんどのことばは鳴き声であり、
自分の都合のいい言葉を拾ったり、
自分の気に食わない言葉を拾うための道具に成り下がっている。

さて、アレクサンドラ構文というのを知ったので、
興味深いので議論しよう。

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2025年05月05日

説明のコツ2

説明にはいくつかのコツがある。

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2025年05月04日

説明のコツ

説明が下手な人がいる。
上手くなろう。

序盤にどういうことが起こっているのか引き込むことや、
中盤や終盤の流れをうまくつくるには、
説明が上手であったり、説明を上手に省略していかないといけない。

だが、そもそも説明を下手な人が、
それらをコントロールできるはずがない。

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2025年05月03日

アイデアの芽から大樹の育て方

アイデアというのは芽のようなものだ。
とても小さいものだ。
これを最終的に大樹に育てる方法を俯瞰してみよう。

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2025年05月02日

すごい、だがしかし

ドローンでマジキングコング再現がすごくておもしろい。
https://x.com/HorrorHammer1/status/1909013028432970038

でも僕らがやるべきことは、
「エンパイアステートメントビル(当時世界一の高さのビル)に、
巨大ゴリラが登る」
に匹敵する「新しい絵」を考えること。

そしたらドローンで再現してくれるぜ。
後追いさせるんだ。後を追うな。
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まだその時ではない、という状況

たとえば殺しあいたい二人がいるとしよう。
出会えばすぐに殺しあうだろうか?
それがクライマックスに期待されるならば、
最後まで取っておくことだ。
つまり、「行きそうになるが行かない」を使うことになる。

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2025年05月01日

オーディションに受かる方法

noteでフラフラしてたら、
映画監督が俳優向けにオーディションのコツを書いてて、
書類審査までは無料なのに、
実際の演技のところで1980円取ってて、
高杉なので僕の例を無料でさらす。

参考にされたい。

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万博と間違えて元万博会場に行く人がいるらしい

ワロタ。
https://news.line.me/detail/oa-yorozoonews/se6f92hdhat9

気持ちはわかる。
太陽の塔のほうが、ミャクミャクより強い感じするもの。
前回万博の方がキャラが立ってたもの。
今万博はキャラ負けしてるのよ。
イタリアがガチで来てて助かったくらい。

デジタルイラストの線って、
アナログの線に負けてると思うの俺だけ?
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80%は、名セリフじゃない

脚本を名セリフで埋めたい、うまいこと言う言葉で埋めたい、
というのは人情だ。
じゃあ、何%が名セリフだったらいいかな?
どういうイメージをしている?
僕は、80%くらいは名セリフではない部分で占められていると考える。

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posted by おおおかとしひこ at 10:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年04月30日

鑑賞する価値

あなたの作品は鑑賞する価値があるだろうか?
そもそも何を鑑賞するのだろう?

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posted by おおおかとしひこ at 08:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年04月29日

なんで理系のオタクってコミュ力が無いんだろうな

という煽りをTwitterで見た。
とても簡単だよ。

人間たちの住む世界に馴染めなかったから、
人間以外の「世界」に馴染んだからだ。
理系のオタクがコミュ力がないのではなく、
コミュ力のない人が理系のオタクになっただけだ。

コミュ力があったら、人間たちの住む世界に興味を持って、
その中で泳いでいたよ。
それ以外の世界に興味を持ったり研究してる暇なんかないさ。

作家もおなじだ。膨大に一人の時間がなければ、
創作や研究に時間を割けない。
一人でずっと世界と対話してるんだから、
人と対話するの苦手に決まってんじゃん。
posted by おおおかとしひこ at 22:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

もう面白い

笑いというのは一種の才能だと思う。

何かを構築して、積み上げ、ついに笑いに至るのではない。
面白いコメディアンというものは、
出てくるだけでおもしろかったりする。
まだネタをやってないのに、
もう面白い、ができていることがある。

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2025年04月28日

答え合わせ

最近よく聞く言葉。

なんか変だなー、と引っ掛かることがあって、
あとで何かが発覚したときに、
あー、あれはあれの伏線回収だったのかー、
答え合わせができたわー、
というやつ。

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2025年04月27日

ファンタジーと嘘

ドイツの鍛冶屋たち、最高だよ。
まじでベルセルクの「ドラゴンころし」を作ったやつらがいる。
https://m.youtube.com/shorts/hrU4D7c1fbw
オール金属一体型、重量50kg。
ほんとうのドラゴンころしは中空なのだろうか?

これを振り回すのは嘘だろうか?
それともこれを振り回せる「魔力」だろうか?
こうしたリアルと対峙して、
それを超えることをファンタジーでやるべきだ。

ホストが大剣振り回してるのは、
この世界と関係ない、「頭でつくった」ファンタジーになるわけだ。

物語とは「世界とどう噛み合うか」を表現する。
ホスト大剣世界はこの世界と関係ない世界すぎて、
ファンタジー足り得ないと思う。
ガッツは物理剣だからカッコいいし、
力が湧いてくる。
それはどこか「この世界と繋がってる感覚」があるからだ。
posted by おおおかとしひこ at 10:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

90分シナリオを考えよう

80年代くらいまでは、90分台の映画とか、
結構あったと思う。
いつから120分弱が映画の基本になってしまったんだろう。
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2025年04月26日

新しく思いついたものをよいと思ってしまう法則

あると思います。

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2025年04月25日

アンヌがアマゾンと結婚??

こんな未来が来るなんて、
「ぼくはウルトラセブンだ」
のシーンを見た時に想像できただろうか?
お二人とも70越えでの結婚。
なんだかとても幸福になるニュースだ。

アンヌはセブンにフラれて、
その後半裸でコンクリートジャングルに来た男と結婚するんだぜ、
ってタイムマシンで言いに行っても誰も信じまい。
人生ってわからんもんだね。

あ、ちなみに僕がブランカ使ってたのは、
アマゾンが大好きだからです。
結婚指輪はギギの腕輪な。
posted by おおおかとしひこ at 17:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

メンツとイコン

遊ぼう。何して遊ぶ? 誰と遊ぶ?

実際の遊びでは、誰が来るかが大事で、
何して遊ぶかはほとんど重要ではない。

飲みに行こうぜ、でもカラオケでも、
ディズニーでも、喫茶店行こうぜ、
でも成立する。

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2025年04月24日

「おもしろい」の中には「たのしい」があるかも知れない

おもしろい話とはなんだろう。
一つのことではなくて、
複数のことを「おもしろい」と言っている可能性がある、
ということまでしかわかっていない。

で、その成分には、「たのしい」がある可能性はある。
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2025年04月23日

何度タイムリープしても○○にならない…

って最初に考えたのはなんなんだろ。
バックトゥザフューチャー2は、
ちょっと違うかな。2回目だしな。
僕が初めてみたのは「バタフライエフェクト」だったかなあ。

Twitterから。
> 江頭2:50 4/23 「クソっ、何度タイムリープしても永野芽郁が不倫で文春砲喰らってまう。もう本人に直接伝えるしか、、、」 ↓ 江頭18:30 3/29

永野芽郁が田中圭と不倫してたと文春砲が打たれて、
先日のエガちゃん騒動の世界線が上書きされてしまった。
こういうの考える人、たのしいよな。
posted by おおおかとしひこ at 14:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

80年代は良かったが良くなかった

よく行く飯屋の有線がピンポイントで80年代なので、
ちょいちょい良かったなー80年代、とか思うんだけど、
よく考えてみたらうんこみたいなものもたくさんあった。

the alfee「風曜日、君と」のあとに流れたのは、
薬師丸ひろ子「紳士同盟」。
あーこんな音楽も流れてたよなー。
もう角川三人娘の威光がなくなりつつあったころ。
楽曲的にはクソみたいな曲だ。
そのあとには渡辺美奈代(たぶん)のマイナー曲。

当たりの裏の激しいハズレ。
これも80年代さ。
posted by おおおかとしひこ at 14:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

話とはつねに部分集合である

2時間ちょうどのリアルタイム映画でない以上、
事態のスタートから終結までの、
どこかが必ず省略されている。

つまり、話とは、つねに全体集合の部分集合をもって語られる。

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2025年04月22日

世界は、整理整頓を待っている

なぜ物語にはテーマが必要なのか、
という理由は、これのような気がする。

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2025年04月21日

断片、ぼんやりとした記憶

「第三の男」は2回みたはずなんだけど、
全然記憶に残ってない。
どんな話だっけ?

ラストシーンの、並木道で女と別れる
(なんでか覚えてない)のと、
遊園地の観覧車と、
恵比寿ちょっと贅沢なビールの音楽と。

この三つしか記憶にない。

つまり、因果関係は全然記憶に残らない、
という話をしよう。

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バーラト共和国

インドは英国支配の時の名前。
東インド会社の時からの歴史だ。
ガンジー以来自立した今自分の名前は自分で決める。
「RRR」を見た自分には胸熱の展開だ。

だが…バーラトは浸透しにくそうだ…
インドカレーのほうがおいしそうだし、
インド人のほうが謎っぽくて好きだし。
バーラトカレー、バーラト人はキャラが立ってないよな…
通称インド、本名バーラトくらいが現実的か。

ネーミングはむずかしい。
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脚本力があるということは、全勝するということ

僕は昔脚本力があるとは、
ものすごい芸術的に価値のある、
120点をつくる力だと思っていた。
これまでの常識を覆す、新作としての価値をつくる力だと。

最近思うのは、そういうことじゃないと。
「どんな状況からでも、おもしろい話をひりだすこと」
の力が脚本力なんじゃないか。

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2025年04月20日

設定を過剰にしても物語は生まれない

「俺のクラス」と称してTwitterで出回ってたもの。
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もうお腹いっぱいになって、
ストーリーにはならないだろう。

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posted by おおおかとしひこ at 17:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする