2015年02月02日

映画とは冒険である

今さら基本的なことを書いてみる。

映画とは冒険のことだ。


1. 冒険には目的がある。

具体的な目標や目的がある。
それを叶えれば冒険は終了だ。
また、家に帰るまでが遠足なので、
家に帰って来るまでが冒険だ。

2. 冒険には危険がある。

危険があるから冒険なのだ。
危険がないのは普通という。
危険を飛び越えること、クリアすることが冒険だ。
失敗すれば死だ。

3. 冒険には果実がある。

危険とワンセットである。
果実そのものが目的の場合もあるし、
そもそもの目的の派生で果実が出てくることもある。
危険を犯すのは、この果実や目的があるからである。

4. 冒険には準備がある。

危険だと分かってその橋を渡るのが冒険だ。
従って、下調べや準備という段階が必ずある。
冒険の状況設定(危険と果実)が必ずある。
一人で出来なさそうなら仲間を得る。
たった一人の冒険もある。

5. 冒険には敵がいる。

果実獲得競争の相手、冒険の妨害者、
あるいは自分の内面(恐怖心やナイーブな心)。
彼らとの具体的な闘争が冒険を盛り上げる。

6. つまり、冒険とは、

敵と闘いながら、
ある目的のために、
準備してもなお不確定な危険を、
どうにかして乗り越え、
果実を得、
目的を果たして帰還することである。



三幕構成で言えば、主に二幕のことである。
冒険の入口と、あとひとつの鍵までを、二幕で描くのである。
一幕は、目的のことと冒険へ出ざるを得ないまでを書く。
三幕は、ラストの一番危険な冒険と、
目的を果たすことと、帰還を書く。

映画とは冒険である。
物凄く基本だが、こうじゃなくちゃ、面白くない。
posted by おおおかとしひこ at 14:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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