2019年04月03日

一番面白いところから始めよう

オープニングはどうすればいいか。
とても迷うところだ。

ひとつのパターンとしてあるのは、
一番インパクトがあるところから始める方法だ。


静かに始めて、
少しずつ説明をしてから事件を起こすやり方もあるが、
その説明が長く下手だと、その世界に入ることが困難になることがある。

だから、その世界に入ったところから始めてしまうのである。

なんだか普通と違う興味深いところから始めて、
それをイントロにすれば、
心が掴まれた分、しばらくは観客の興味は持続する。

そのあとに困難な説明や状況設定が待っているから、
それ自体を面白く書く実力は必要だ。
テンションを下げずにうまく続けられるようになれば、
そこは問題なく行くだろう。
説明するべき情報を絞り、
美味しいところだけ情報を与えて行く、
などのコントロール力が必要になってくる。


なにも主人公の日常から始める必要はない。
電車に乗って会社に行ったり、
学校に詰まらなそうに登校する所から始めなくていい。

面白そうな事件に巻き込まれる所から、
いきなり始めてもいいのだ。

これからやらなければいけないことを示した上で、
物語の矢を先に生んでしまい、
そもそもなぜこういう顛末になったのか、
と過去を遡って語っても良いのである。

そうすれば、物語の矢が生まれたまま、
その矢を後押しする伏線が張られるに違いない。


イントロをこのように作ることは、
それなりに力がないと難しい。
初心者だと説明部で減速してしまう。

まあ、やってみればいい。

失敗したら、普通の始め方にリライトしてみればいい。
それでも最初の設定が下手だとしたら、
あなたはオープニングが下手なのではなく、
設定すること自体が下手なのかも知れない。
posted by おおおかとしひこ at 12:13| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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