オープニングはどうすればいいか。
とても迷うところだ。
ひとつのパターンとしてあるのは、
一番インパクトがあるところから始める方法だ。
静かに始めて、
少しずつ説明をしてから事件を起こすやり方もあるが、
その説明が長く下手だと、その世界に入ることが困難になることがある。
だから、その世界に入ったところから始めてしまうのである。
なんだか普通と違う興味深いところから始めて、
それをイントロにすれば、
心が掴まれた分、しばらくは観客の興味は持続する。
そのあとに困難な説明や状況設定が待っているから、
それ自体を面白く書く実力は必要だ。
テンションを下げずにうまく続けられるようになれば、
そこは問題なく行くだろう。
説明するべき情報を絞り、
美味しいところだけ情報を与えて行く、
などのコントロール力が必要になってくる。
なにも主人公の日常から始める必要はない。
電車に乗って会社に行ったり、
学校に詰まらなそうに登校する所から始めなくていい。
面白そうな事件に巻き込まれる所から、
いきなり始めてもいいのだ。
これからやらなければいけないことを示した上で、
物語の矢を先に生んでしまい、
そもそもなぜこういう顛末になったのか、
と過去を遡って語っても良いのである。
そうすれば、物語の矢が生まれたまま、
その矢を後押しする伏線が張られるに違いない。
イントロをこのように作ることは、
それなりに力がないと難しい。
初心者だと説明部で減速してしまう。
まあ、やってみればいい。
失敗したら、普通の始め方にリライトしてみればいい。
それでも最初の設定が下手だとしたら、
あなたはオープニングが下手なのではなく、
設定すること自体が下手なのかも知れない。
2019年04月03日
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