三幕構成理論は尺に関しての制限であるが、
これを守れば名作になるわけでもない。
字足らずや字余りにだって名作はある。
歌の例を。
僕が最も好きな字余りは、
「仮面ライダーブラックRX」のOP二番のサビ。
一番の、
「仮面ライダー 黒いボディ」に対して、
二番は、
「仮面ライダー 煌めく稲妻」。
一番の5音節に対して、
8音節と、3音節字余り。
まだ7音節に収めるならば75調で納得がいくのに、
8音節という恐るべき字余り。
これがね、カッコいいんだよね。
ざっくり言えば、外しの美学だろう。
しかしただ外しただけでは単なる外れたものになるだろう。
この外しが成立するには、
音節を守っている一番の存在が大きい。
宮内タカユキの特撮ソングライブなどがYouTubeに転がっているので、
知らない人は必見だ。
原則に忠実な一番。
わざと外した二番。
この関係を知ることで、
外しの美学を勉強できる。
字余りは特に個性を放つ。
教科書通りが出来たら、次は外しの美学だな。
逆に外しをやりたければ、
どうやって王道と組み合わせるかを考えればいいのだ。
2022年07月28日
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