2022年07月28日

字余りでも作品である

三幕構成理論は尺に関しての制限であるが、
これを守れば名作になるわけでもない。

字足らずや字余りにだって名作はある。
歌の例を。


僕が最も好きな字余りは、
「仮面ライダーブラックRX」のOP二番のサビ。

一番の、
「仮面ライダー 黒いボディ」に対して、
二番は、
「仮面ライダー 煌めく稲妻」。
一番の5音節に対して、
8音節と、3音節字余り。

まだ7音節に収めるならば75調で納得がいくのに、
8音節という恐るべき字余り。

これがね、カッコいいんだよね。


ざっくり言えば、外しの美学だろう。
しかしただ外しただけでは単なる外れたものになるだろう。
この外しが成立するには、
音節を守っている一番の存在が大きい。

宮内タカユキの特撮ソングライブなどがYouTubeに転がっているので、
知らない人は必見だ。


原則に忠実な一番。
わざと外した二番。

この関係を知ることで、
外しの美学を勉強できる。

字余りは特に個性を放つ。
教科書通りが出来たら、次は外しの美学だな。

逆に外しをやりたければ、
どうやって王道と組み合わせるかを考えればいいのだ。
posted by おおおかとしひこ at 01:01| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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