2019年10月11日

カテゴリー6

「この台風は、5までしかないアメリカのハリケーンカテゴリーには存在しない、
最大のカテゴリー6である」
というのは、どうやらスポニチの誤訳らしい。

でもこれで凄いワクワクしたもんなあ。
物語の力だ。



大元のアメリカの記事は、
「温暖化とともに災害の規模が大きくなっていて、
このままハリケーンの規模が大きくなっていけば、
いずれカテゴリー6の増設が必要になる」
程度の文脈だったそうな。

それを、
「今回のは、存在しないカテゴリー6」
と捻じ曲げるのが、
僕は物語の力だと思う。

「なにい?巨大台風だと?
カテゴリーいくつだ?」
「これまでの分類には入りません。
無理やりいうなら…」
「いうなら?」
「カテゴリー6かと」
(タイトル「カテゴリー6」カットイン。OPスタート)

なんて観測基地でのやり取りを、
簡単に想像できてしまうものね。


昭和のプロレスや水曜スペシャルには、
こういった「物語」がたくさんあった。
オカルトやUFOもその一部だろう。

今はネットや情報が発達し過ぎていて、
「すごい」物語が存在し得なくなっている。
ただ「すごい」ことをやっても、嘘っぽいだけ。

今回の件は、先の大阪台風や千葉台風の伏線があった上での、
本当に巨大な台風があるリアル下での、
物語的体験であった。


僕なんかはフー子(ドラえもん)を思い出すな。
posted by おおおかとしひこ at 19:04| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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