電車で見かけたDNPの広告が酷かったので、
添削の練習課題にしよう。
まずその広告から。
イノベーションは、このような形で突如現れる。
今やあたりまえと思われているクラウチングスタートの姿勢は、
第1回オリンピック競技会(1986/アテネ)で、ある一人の選手が登場させました。
彼は、その革新的な走法によって、金メダルを獲得しました。
このようにイノベーションは世の中に突如現れ、最初は奇異に見えることがあります。
しかし、それが新たな常識へと変わり、世の中のあたりまえになっていくのです。
DNPは、まだ見ぬ「未来のあたりまえ」をつくるために、
印刷と情報の力でイノベーションを目指し、今日も挑戦を積み重ねています。
未来のあたりまえをつくる。DNP大日本印刷
(第1回アテネでのみんながスタンディングスタートの中、
一人だけクラウチングしてる写真と、
現代のクラウチングの、二枚組写真が添付)
はいシンキングタイム。
キャッチコピーと本文を、意図を損なわないように、
もっとわかりやすく、イケてる文章に直しなさい。
僕の回答例。
イノベーションは、突如出る。
みんな、立った状態からのスタートでした。
一人だけが突如、しゃがんだ状態から走りました。
笑われたでしょう。走り方を知らないのか田舎者?と馬鹿にもされたでしょう。
ところが金メダルを取ってしまったんだからしょうがない。
その後みんなが真似したクラウチングスタート。
第1回オリンピック競技会(1986/アテネ)での出来事です。
イノベーションは、突如出る。
DNPは、笑われるかもしれませんが、奇妙なことをします。
突如、します。
それがイノベーションになっているかは、真似してみればわかります。
それが私たちの、あたりまえです。
未来のあたりまえをつくる。DNP大日本印刷
添削のポイント:
まず言ってることがダサい。
「今日も挑戦を積み重ねています」ってなに?
態度を認めてくださいってこと?
具体物もないくせに。
こんな自信のなさそうな企業を素敵とは思えない。
もっと僕らをワクワクさせなさいよ。
成果物がないんなら、
語りをワクワクさせるしかない。
それは、アテネのクラウチングのワクワクに、
重ね合わせるしかない。(これをぶらしたら台無しなので)
最初は変で笑われるかもしれないこと、
でもそれが有効だとしたら、みんなが認め、真似し、
次代のスタンダードになること。
これをうまくワクワクするように言わなければ意味がない。
キャッチコピーに、
イノベーションや突如みたいな言葉が入ってるので、
それを中心に生かした。
また、
「未来のあたりまえをつくる。」が企業スローガンなので、
ここに落とすように持っていった。
アテネの描写が詰まらないので、もっと迫真にする。
(量を増やせばもっと行けるが、全体量を考えてこの程度)
この迫真が、結局DNPの迫真と重なるわけだし。
テーマもモチーフもロジックも変えていない。
これがリライトだ。
参考にされたい。
2020年02月04日
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