時々原作風魔の感想で、
学ラン忍者で聖剣でぶっ飛んでるなんてのを見るけど、
リアタイで見てる時はごく自然な展開だったけどなあ。
たぶん、「りんかけ」から見てたからだろう。
パワーリスト→パワーアンクル→カイザーナックル
アポロエクササイザー→発電所?
の流れを見れば、
「特別アイテムによる修行→パワーアップイベント」
は、当時の基本展開だったと思う。
とくにパワーリストやアンクルは、
「日常でつけているだけで、
日常の動作がそのまま修行になっている」
というのがポイントで、
「まさかそれが修行になるの!?」
という驚きがいいんだよね。
同時期の「ベストキッド」でも、
ペンキ塗りが空手の動きの修行になってる、
ってやつがあった。
ああいうのに男子は弱いのだ。
パワーリストやアポロエクササイザーは、
しょっちゅう本誌の背表紙に広告が出てた。
これが先行でアイデアをもらったのか、
その逆かまではわからない。
オーソンウェルズの「家出のドリッピー」だっけ。
睡眠学習みたいなやつ。
「わざわざ修行しなくても、
日常の動作だけで強くなる」のは、
ものぐさな我々の何かを突くんだな。
だけど、
その後のカイザーナックルはちょっと魔法アイテム的であった。
最強の拳というのは分かりやすいけど、
なんであの医院にあったんや。
(まあ風林火山をなんで蘭子がもってたんや、も同じ問いだけど)
この延長線上に立てば、
学ラン番長もので、喧嘩に使う武器の中に、
伝説のカイザーナックル的な木刀がまざってても、
なんら不思議ではない。
なんなら、
伝説の学帽、
伝説の長ラン、
伝説の応援旗、
伝説のカミソリ(スケバン用)、
伝説のチェーン、
伝説のカバン(不良のは鉄板入ってたしな)、
なんてのが登場した可能性は、
僕は全然あると思っている。
聖剣編がぶっ飛んでいるのは、
ここからだと僕は思う。
神がいて、コスモとカオスに分かれて、
四千年闘っているという、
めちゃくちゃな設定だ。
だけど、カイザーナックルのめちゃくちゃさと、
よく似ているため、
僕はそれほど驚くこともなく、
シームレスに読んでいた記憶がある。
カイザーナックルの元ネタってなんだろう。
オリハルコン的な何かだよね。
僕の一番古い記憶は「海のトリトン」だと思うけど、
もっと昔から物語ではある考え方だろう。
おそらくここまでは、
あの当時を生きてれば誰でも思いつく発想だと思う。
宮下あきらが男塾でやってても不思議ではない。
ただ車田ロマンが一味違ったのは、
風林火山、黄金剣…というネーミングセンスと、
死牙馬やカオスの面々の造形だと思う。
これに武蔵と竜魔のサイキック2人がいて、
聖剣戦争が始まる前は、
ほんとにワクワクしたものだ。
しかも月って。
このへんのぶっ飛び加減は、
世界一だと思うんだな。
このへんの駆け上がりは、
うまく実写化できるのかなあ。
そして聖剣戦争はじまってしまったら、
ずっとバトルになるから、
人間ドラマをどう入れるか、悩ましいよね。
ドラマ→n番目のバトル→…
ってループだと退屈しそうだしな…
5週連続聖剣戦争バトルとしても、
そのうち前半20分は人間ドラマにせざるを得ないとすると、
ちょっとつまらん5週になりそうなんだよな。
なんの心配をしてるんだ。
風魔でいきなり聖剣を見た人はびっくりしたかも知れない。
りんかけを前提とするかしないかで、
反応が違うんだろうなあ。
聖衣も、伝説の武具だからいいんだよね。
「昔からアテナを守る」と、セオリーにのっとって、
「昔からある」を踏襲している。
男坂やザジには伝説の武具がなかったから、
ヒットしなかった説?
仁義はステゴロだとしても、
後半伝説の武具をめぐったバトルなら、
話を転がせたのだろうか?
(再開版は未読)
2022年04月09日
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