伏線とは、あとで使用するリストのことである。
設定したら使いたまえ。
使わないなら設定から外すことだ。
その原則は分っていても、
時々、
壁にかけた銃が、かけたまま終わることがとても多い。
長編を書くときは、とくに何が使われて、
何が使われないかは不明なことがある。
だから多めに設定したろ、ということもある。
それゆえに、「あれ出てきたけど意味なかったな」というデブリが残ることはまれによくある。
しかし映画はそれは許されないように思う。
シビアに「使っていないものは出さない」くらいにしないと、
「あれなんやったんや」という謎だけが残ってしまう。
なんなら、「いらなかったのでは?」と思われてしまうわけだ。
「これは時間経過を表す表現なんです」
みたいな言い方で、せっかくよいものを二度と使わないことがある。
時間経過をしめしているだけ?
伏線に使わないの?という聞き方なら、
そうか、これを伏線に使う手もあるのか、
と気づけるかも知れないね。
「〇〇を表している」は分った。
しかし一回だけしか使わないのが分らない。
二回目は「それが伏線だったのかー!」と驚くような、
使い方をしてみてはどうだろう。
三回使っても、もちろん構わないわけだ。
つまり、殆どの要素は天丼であるべきだ、ということだ。
一度使ったものが、今回どう使われるか?
という観点から、後半を考えてもよいということだ。
前半戦に出てきたあれを、
いつ使うのか?
使わないなら、その前半戦ごと削除だ。
そうするとセットアップがすっきりするかもしれない。
そのことで事件をじっくり描き、感情移入をじっくり描けるならば、
セットアップは少ないほうがよい。
あとで使う伏線だらけならば、
それを綿密にやればよい。
2023年02月06日
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