新しいリアルフォースに実装された、
リアルタイムでアクチュエーションとオフ位置が変化するDual-APC。
便利なのかどうか?
https://www.realforce.co.jp/products/series_gaming_gx1.html
技術自体は確かにすごい。
静電誘導電圧検知によって、
現在のステムの位置を検知できる、
静電容量方式ならではのリアルタイム制御技術。
(自作キーボードでも、
静電容量方式で、
浅く押した時と深く押した時で、
挙動を変えるファームが公開されている)
で、これがどれくらい役に立つ?
というのが僕の興味。
……ぶっちゃけ、
役に立つのはミスが軽減することくらい?
なぜなら、
・ほとんどは底打ちする
・まあまあ軽い打鍵のときは底まで行かず半ば打ち
・オンまで押せない時にミスになる
のうち、3番を救うことは出来ないから、
2番を主に扱うわけだ。
それも、アクチュエーションを過ぎて、
一番下からの戻り距離でオフを感知するわけで、
それって、
アクチュエーションから底打ちを深く設定してるときしか、
使えなくね?って思ったんだよね。
標準の2/4(アクチュエーション/底打ちをこう表記しよう)だと、
3まで押し込んでも2でオフになるし。
1/3のときに、3.5くらいまで押し込んだときに、
1でオフせずに1.5でオフになる、
くらいしか使えなくない?
これって、
フルストロークを4にしてるが故の、
欠点隠しのような気がした。
最初から1/2のような、パンタグラフやスピード軸にすればいいじゃん。
つまり、
パンタグラフやスピード軸に対抗するための、
4ミリストロークスイッチでの対応策、という文脈のような気がする。
いや、じゃあさ、
1/2のような静電容量方式のスピード軸を出せばよいのでは?
僕はぶっちゃけ1/2でいいと思ってる、元Mac勢である。
パンタグラフは2/2だろう。
2/4とか何のためにあるのか、誰か説明してくれ…
かつてはGateron Pro Silverを、
0.8/2.5くらいまで改造してたっけ。
だけど抵抗力が強くなり、
あんまり気持ちよくなくなったので、
今は滑り重視でWS quartz(2/3.8)を使っている。
滑りが良ければあまり距離感を感じなくなるので、
問題はアクチュエーションやトラベルではなくて、
軸の滑らかさと直進性じゃないか?
と現在は考えている。
そうなると、ゴムドーム変形の東プレスイッチは、
不利な気がするんだよね。
あんまりゲーミングに走らなくてもいいとは思うがね…
でもまあ静電誘導を利用した方式だと、
接点による導通じゃないから、
面白いことができそうだな。
4mmじゃなくて5cmくらいにすれば、
単純にスライダースイッチにもなりそうだ。
2023年03月08日
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・n2連打、3連打
・「っ」で子音2連打
することがまあまああるので、(xnの最適化をしていない人にとっては)ありがたいです。
現状、(とくにn連打で)2/4だとオフまで戻ってなくて抜けることがありますが、その抜けがほぼ無くなるでしょう。
じゃぁ1/2にすれば解決じゃんという意見が出てきますが、もちろん1/2 1.5/3 2/3 2/4など使った上で、やっぱり2/4の塩梅が使いやすいなと思うので、Dual-APCは良いとこ取りっぽくて、少なくともデメリットが思い当たらず良いんじゃないでしょうか。
APCの基準を0.8mmや1.5mmにしてる人にとっては、Dualじゃなかったらオフまで戻るのがもともと遠いので、よりメリットが大きくなりそうです。
あとタイピングとは関係ありませんが、ゲームでストッピング操作をするときに、オフまで短いほうが理論上有利にはなりますね。
ああ、もうすっかりローマ字打ってなくて、
nnとか促音とか忘れてましたね…
同鍵連打はなるべく追放したし、
単打での同鍵連打って「ああ」「良い」「母」くらいしか打ってない気がする…
トラベルの2や3は、現行のリアルフォースにOリングやシートを挟んで変える方式のやつですよね?
自作キーボードの経験上、距離を縮めるとハウジングから設計が変わってくるように思いますね。それぞれにベストの打鍵感が異なってきます。
なので現行のリアルフォースは、4での運用がベストになるように、
結果的にチューニングされてるでしょうね。
最初から2や3の静電容量スイッチをつくるとなると、
金型からになるのでやらないだろうなあ。
自作キーボードでは3まではスイッチごと変えることで実現できて、
さらにそれを改造すれば2ちょいまではいけます。
あとはバネの挙動やらとの兼ね合いで打鍵感が変わるので、
単純に距離だけではないよね、的なのが最近の流れです。
まああくまで理屈としての予想なので、
実際触ってみた人の「あんま変わらん」なのか、
「すっぽ抜けがなくなった!」なのかの感想を聞きたいところです。
情報を省きすぎていたので補足しておきます。
まず書き間違えとして、1/2は、ざっくりパンタグラフの感覚で大雑把に書きましたが、アクチュエーション1mmじゃないですよね。すみません。
1.5/3はロジクール K840(茶軸っぽい)
これは購入していてそれなりにがっつり使ったことがあり、悪くは無かったです。
あと店頭で触って文章入力したロジクールG913(1.5/2.7)
2/3は、Realforceのキースペーサーを敷いたやつです。これは特性を無理やり変えてるので、最初から3mmのキーボードより悪いのは当然かもしれませんね。
2/4はRealforceとリベルタッチと、その他一般的なキーボード。押下圧が重たすぎなければ、深さとしては一番馴染む感じ。
その理由として(感覚的なものですが)同時押し気味になると、4mmのほうが、高さの違う指を受け止めやすくなる可能性があります。
仮にトラベル2mmだと、先に底打ちした指がブレーキになって、短い指を打つために「指を下ろす」か「手を倒す」のような動作が追加されます。
これは上中下段どこを打つかによっても違いますが、たとえばJKを人中で下ろすと、中指のほうが若干深めになります。
トラベルが浅い静電容量無接点方式としてはキャパシティブ コンパクト キーボード(MD01B0)がありますが、今となっては入手するのが難しそう。一応押下圧40gですが、「強力すぎるクリック感」と書かれているとおり、打鍵感はかなり違うみたいです。
http://mineko.fc2web.com/box/kb-room/items/topre-dg03b0.html
すでに製品としてあるものが上記なので、浅い静電容量無接点方式で同じような打鍵感にするのがそもそも難しいのでは?と思ったりします。やっぱラバードームだからか。
詳しくありがとうございます。
結局ゴムドームの再設計からになるでしょうね。
変形の具合はバネとは違うから多分やんないだろうなあ…
やはりスピード軸を最初から目的として作ったものではないので、
「そのままでもちょっと便利」ぐらいの落とし所ですかね。