歌にはこの二種類がある。
曲が気持ちいいとき、
ぶっちゃけ歌詞はどうでもいい。
破綻があってもいいし、無理や矛盾があってもいい。
「うっせえわ」が流行った時、
歌詞よりもリズムの繰り返しのほうが優ってるなあ、
なんて思ってた。
なんならインストでもいいよね。
YMOはそういう「新しい音」という、
曲を作っていたわけで。
ジャズはそれにアドリブを入れて、
ジェネレート音楽という概念をつくったわけだ。
逆に歌詞がよいときは、
あんまり曲は聞いてないかもしれない。
でも名曲というのは、
いい歌詞をいいメロディで歌うことだ。
もちろん、歌詞に矛盾があったり、
意味不明であれば歌詞がよい、とはならない。
さて、映画である。
曲がよくて歌詞がダメな映画がある。
いい場面、気持ちいい場面、
泣けたり笑えたりする場面があり、
魅力的なキャラや演技合戦があり、
そそるシチュエーションもたくさんある。
しかし矛盾があったり、
変だったりするところがあるわけだ。
「細けえところはいいんだよ」と、
バーフバリに振り切るまで面白ければ、
まいっかと思うけど、
そうなってないと、
「なんかいいのに不満が残る」になる。
典型的なのはシンゴジラだね。
部分はとても面白いが、
ストーリー全体がとても変で、
テーマと部分が合ってなくて、
おかしな脚本であった。
そのことに関しては繰り返さないので過去記事参照。
歌詞が良くて曲がダメなのは?
地味映画だろうか。
ストーリーが身につまされたり、
真実に迫ったいいものなんだろうが、
いかんせん地味で、目立たず、
そして演出も下手で調子が外れている。
どちらが売れるか?
曲が良くて歌詞がダメなやつだろうね。
勢いがある方が売れる。
音楽というのはそういう求められ方をしている。
今この気分を変える何かが、
音楽に手を伸ばすときだ。
歌詞だけ良くて曲がダメなやつは、
好きな人は好きかもしれないが、
万人には受けない。
もちろん、
最高なのは、
歌詞が良くて曲もいいやつだ。
しかし次点は、曲優先になるだろう。
もしいい歌詞を思いついたなら、
いい曲をつけなさい。
歌詞だけでは売れない。
曲とセットではじめて歌になる。
人は「曲と歌詞の奇跡のカップリング」を求めている。
どちらかしかないものはいらなくて、
曲だけのものも一定数売れるんだよな。
シナリオだけやってると、
歌詞のことしか考えなくなってしまうことが、
稀に良くある。
いいメロディになってるか?
ジャズだけでも売れるんだぞ。
そのことをシナリオライターは真面目に考えた方がいい。
2023年08月15日
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