2024年05月09日

【薙刀式】打ってて楽しい配列

一体どういうこと?

Twitterより。薙刀式→月林檎練習中の感想より。
> 打ってて引っかかる場面が割と多くて、いまいちこの先速くなってくイメージが沸かない
> ただまぁ、薙刀式の方が圧倒的に打ってて楽しかったのはそう

薙刀式を使った人は、わりと言うのよね。
「打ってて楽しい」と。


いくつかの要因に分けられるかな。

・拗音が一発でズバッと打てて気持ちいい
・濁音や半濁音も同置なので覚える必要がなく、
 人差し指同時押しなのでやりやすい
・ミスタイプしてもBSがU位置なので、
 気軽にぶん回せる
・編集モードで便利なやつを覚えた
 (これは初学者的にはまだ早いかもだが)

あたりだろうか。

あとはやはり、

・よく使うフレーズ単位で運指がひとつづきになる

はあげられよう。
少なくとも2〜3連接はうまく繋がるはず。
アルペジオが大抵出てくるからね。
(逆によく使わない連接は打ちづらい。
ここはトレードオフで、
よく打つ言葉に合わせた方がいいのは理解できるし)


これらが複合的に効いてきて、
気持ちよく打てることへ繋がるのだろう。


ただ、月林檎もそれを意識してないわけはないから、
「体系がちがう」のだとは思う。
まああとは好みで選べばいいのかもな。
嗜好品みたいなことかもしれない。


飛鳥配列が出てきた時、
先行する配列(親指シフト、JISカナ、月はあったのかな)に比べて、
指の繋がりがよく、
それが気持ちよかったはずである。

「指が繋がると気持ち良い」は、
極論、飛鳥配列の発見であったわけだ。

なぜなら他の配列は、
指の繋がりまで見てなくて、
どんな譜面でも打てるピアニストのような指が、
理想とされたからだ。

指の繋がりが気持ちいいのは、
むしろピアニスト指ではない、
訓練していない指のいうことである。
(強い指同士が楽で気持ちよく、
弱い指が絡むと苦痛なため。
理想のピアニスト指は、10本指がすべて等価に動くこと)


だけどほとんどの人はピアニストのような訓練をしていない。
現状の貧弱な指を使って、
繋がる指だけでものを書いていくほうが、
現実に即した合理性というわけだ。


飛鳥の指の繋がりは、
連続シフトと中段アルペジオによるところが大きい。
新下駄は連続シフトを持たないが、
シフトキーと斜め方向のアルペジオも含むことで、
アルペジオ多用配列の気持ち良さへと到達した。

薙刀式は、アルペジオ運指を、
統計的頻出連接ではなく、
「日本語の中核になる言葉(これは僕の主観で選んだ)」
に当てているところ。

このへんが、書いてて気持ちいい、
という理由かもしれない。


まあ、ただ、
月林檎には月林檎の気持ちよさがあるに違いない。
そういうのが分かってくると、
相性が分かってくるだろう。
posted by おおおかとしひこ at 20:20| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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