2025年01月26日

地味な絵が続いたら、派手な絵を挿入せよ

会話劇、行動するにしても普通にやるレベルのこと、
などの場面が続いたら、
いかにストーリー展開がおもしろくても、
地味なものに見える。

ここらでいっちょ派手にやれ。


とくにストーリーが動く重要な場面は、
絵的に派手にしたほうがいい。
「〇〇、力強くうなづく。」とか、
ちっとも映画的にはおもしろくない。
「爆炎の中返事をすると炎が消える」
くらいが映画というものだろう。

予算のことは置いといて、
派手になることに反対する人はいるまい。
最悪地味な場面に書き換えることもできるのだから、
派手な絵にして、記憶に残りやすくするほうがいいに決まっている。

ただし、ただ派手にすればいいというものではなくて、
意味と連動しているべきなんだよね。
上の例は適当に爆炎を出したが、
ヒーローものじゃない限り、
爆炎は必然じゃないと思う。
だから、また別のものに変えることもできてしまう。
必然性があるなら、ほかに変えることが出来ないものなんだけど、
他に変えられるなら、じゃあなんでもいいのかよ、
ってなってしまうね。


今書いてる話では、
地味な場面が続くので、
火事の場面を入れ込むことにした。
多少絵が派手になるからだ。
でも必然性がないと面白くならないので、
「恨みに思ったやつが脅しで火をちらつかせたら、
大惨事になる」というギャグ的な場面にすることにした。
まあ、ギャグは必然性がなくても成立する。

絵は面白いに越したことはない。
絵が直接的にない、小説であってもそうだと僕は思っている。
それは、「人生の記憶」の多くは絵で記憶されるからだと、
経験的に考えている。


というわけで、
部屋や喫茶店で話しているだけの脚本になったら、
たまには火事を起こしたり、車が横転したりしよう。
銀行強盗が来たり、選挙カーが来てもいい。
ボクシングの試合が始まってもいいし、
観客に囲まれてもいい。
「映画にある派手な場面は何か?」と適当に100個くらい書いてみて、
その中で使えそうなものを利用しよう。
派手と理由があれば、それは場面になる。
posted by おおおかとしひこ at 08:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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